2012/02/03 理学系研究科シンポ“大震災復興へ向けての理学・理学者の役割”
升本順夫「“海域モニタリング観測”、3~4月は2日に一度、“I-131,Cs-134,Cs-137”、検出限界(Cs-134):10Bq/l。5~7月は1ヶ月に二度、“Cs-134,Cs-137”、検出限界(Cs-134):6Bq/l」
2012-02-04 07:07:29升本順夫「8月以降は8月・11月、“Cs-134,Cs-137”、検出限界(Cs-134):0.72mBq/l」 cf. 8月以降の採水ポイント http://t.co/7FLaTbzB
2012-02-04 07:10:18北西太平洋域の表層海水中Cs-137濃度(Bq/l)、研究船“みらい”による2011年4月14日~5月5日の航海より(Honda et al., Geochemical Journal 46, e1-e9, 2012.) http://t.co/M5ZHilTj
2012-02-04 07:39:44cf. 右上:北西太平洋域の大気中Cs-137濃度(mBq/㎢) 研究船“淡青丸”などによる4隻、2011年4月26日~6月19日、メイン:東大柏キャンパス(AORI)と洋上の大気中Cs-137濃度(東電福島原発から南南西200㎞)の比較 http://t.co/IoV7Mmgm
2012-02-04 07:57:24“セシウム134、137の海水中の鉛直分布”(啓風丸KF11-09: 航海2011年10月13日、北緯41.03度、東経165.01度) 升本順夫「400~500mくらいまではセシウムが流入、北大西洋域でも」 http://t.co/B7xDE6yt
2012-02-04 08:20:50“日本沿海海況予測システム Japan Coastal Ocean Prediction Experiment (JCOPE)” 升本順夫「予測の大切さ…予測があれば対応ができていたかもしれない」 http://t.co/D7KDaQC1
2012-02-04 08:28:35升本順夫「シュミレーションと観測値、沿岸15㎞の範囲までは一致、それ以降は一致せず。シュミレーションにはない値を観測、大気中の降下の影響と考えられる」
2012-02-04 08:41:59“JCOPE2(Cesiumu137) 2011/11/30” (10月3日までのデータを同化、その後予測) 升本順夫「本州南岸キレイ、黒潮が掃除していくれている形。これもまた経過によりわからないが」 http://t.co/ytTrWFjR
2012-02-04 08:44:07升本順夫「“シュミレーションの結果から分かること”、福島沖合では、沿岸域の流れの変動、局所的な風の変動によって、放射性物質は岸沿いに広がり、その後沖合に向かってじょじょに拡散。沿岸域から沖合に出ると、混合水域の複雑な流れに乗って流される」
2012-02-04 08:46:14升本順夫「南へと流れた放射性物質は、黒潮に取り込まれて急速に東へと広がる。黒潮を横切って、更に南へと直接広がるものは少ない。時間が経つにつれ、東へと流されたものが回り込んで広がる」
2012-02-04 08:47:23升本順夫「4~5ヶ月で日付変更線付近まで達するが、かなり希釈される。 参考: 飲料水の基準値 = 200Bq/Kg(緊急時・厚生労働省)、10Bq/L(平常時・世界保健機関) 」
2012-02-04 08:49:56“モデルによる分布の違い”(5月1日のCs-137分布) 升本順夫「同じシュミレーションを違うモデルを使った場合、例えばJCOPE-Tと、JCOPE-2、おれは解像度がTの方が高いのだが…」 (Tsumune et al.,2011) http://t.co/q0hoW7e6
2012-02-04 08:53:53升本順夫「“分かること”と、“分からないこと・分かっていないこと”。分かることとしては、①海水中の放射性物質や汚染物質の濃度分布、これまでの状況の再現、これから先の予測(数値モデルの限界に注意)、②汚染物質の広がりに寄与する海洋のプロセス(モデル間の相違点に注意)」
2012-02-04 09:01:04升本順夫「“分からないこと、分かっていないこと”というのは、①いつ、どこで、どのように、どれだけの放射性物質や汚染物質が海洋へ流入したか(特に、河川・地下水)、②海底堆積物にどれだけ溜まっているか、③生態系への影響・安全性」
2012-02-04 09:03:22升本順夫「こういったシュミレーション、政府による海外交渉において果たす役割もある。例えば、アメリカ、あるいはフィジーにいつ到達するのだと訊ねられたときに、情報もっていないと」
2012-02-04 08:57:44cf.
太平洋における放射能濃度分布のシミュレーションについて 平成 23 年 6 月 24 日 独立行政法人日本原子力研究開発機構 http://t.co/gh2ebHh0 http://t.co/nBfOpDAY
2012-02-04 07:24:36その他
本日のTwで、中島映至氏、早野龍五氏の講演興味もたれた方は、コチラも、ご参考まで。 日本未来科学館2011/12/17開催 “未来設計会議: 科学者に言いたいこと、ないですか?” http://t.co/hf0eqZRH
2012-02-03 23:22:00