静岡県市町村風水害危機管理演習に参加して考えたこと
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この訓練は、2010年の静岡県小山町での豪雨災害時の実際の記録をもとに訓練筋書きを作ったものです。小山町の残した様々な記録を静岡県危機管理部が整理して構成しました。ここまで詳細な災害対応記録はなかなかありません。
2012-02-03 10:24:12
実際の記録を元にしているので、付与される状況は半端でないです。たとえば、住民等からの通報は数分に一回くらいの割合で、てんでばらばらな情報が飛び込む見込みです。さて、どんな動きになるか、まもなく始まります。
2012-02-03 10:27:18
私の今日の役割は「評価班」 全体的な助言をさせていただいきます。また、最後のえらそうな講評なんかをします。こんな仕事していると、上から目線でいやな人間になるばかりですね。
2012-02-03 10:35:30
今回の訓練の企画には、県のほか、静岡地方気象台が積極的に加わっていただきました。情報発信者の協力は重要です。また、小山町で実際に災害対応にあたられた新井防災監も来られています。新井さんへの聞き取りの結果も訓練構成に含まれています。
2012-02-03 10:40:36
いわゆるRPG型訓練なので、小山町の実例を素材にしてはいますが、同じものを追体験する訓練ではありません。その場の様子を見て、もっと過酷な状況を付与したりします。気象台が加わっているので、各種気象情報は、真に迫ったものになっています。
2012-02-03 10:44:22
まもなく「状況」開始。台風が接近し、すでに積算200mm位降っている段階からの開始。河川ははんらん注意水位目前。開始後すぐに記録的短時間大雨情報がでる。
2012-02-03 11:59:09
訓練「状況」開始。まず気象台による台風説明会を実施。大雨警報、洪水警報はでている。解析雨量、台風いちずなどすべて気象庁webでおなじみのもの。土砂災害警戒情報の補足情報もほんものを土木の方で再現していただいた。
2012-02-03 12:05:35
訓練の部屋はカーテンをしめて外の平和な景色が見えないようにした。氾濫する河川の動画を流して臨場感?を高める。 http://t.co/kfDCoasT
2012-02-03 12:09:00
今日の訓練では雨量、水位情報を見てくれないかんじが。解析雨量も用意したけど、みられていないなあ。集まってくる情報に対処するほうに気が取られているもよう。これはこれで現実的か。
2012-02-03 12:51:56
避難所開設は避難勧告の必須条件ではない。避難所が開設されていないから避難勧告が出せないというのは誤解。危険なときには危険だからともかくともかく退避を呼びかけるいみで避難勧告を出すことはあり。これは別に私の意見ではない。中央防災会議専門調査会のぎろんでもでていること。
2012-02-03 12:59:20
訓練、一部地区に避難勧告を出したようだ。あ、雨量を見てくれている人がいる。避難所の把握ばかりに力点が置かれる訓練に陥らずにすんでいる模様。
2012-02-03 13:03:36
緊急時には、気象情報というものの重要度は相対的に下がる、といていいのかもしれない。他に見るべきもの、すべきことが多くあるということ。いい悪いの話ではなく、そういうものとして考えるべきかなと。
2012-02-03 13:22:55
訓練、河川氾濫の動画は時々見ている人がいる。「あの雨の中を避難できるのか?」といったこえも。動画を流したのはいいやり方立ったかもしれない。ちなみに動画も小山町で実際にさつえいされたものを何種類かながし続けている。
2012-02-03 13:33:42
禿同。だからこそ事前に雨の降り方など気象情報を確認して準備してほしい。RT @disaster_i: 緊急時には、気象情報の重要度は相対的に下がる、といていいのかもしれない。他に見るべきもの、すべきことが多くある。いい悪いの話ではなく、そういうものとして考えるべきかなと。
2012-02-03 13:45:35
昔、三重県の図上訓練でも、津波のCG映像を流したり、疑似ニュースを流したりして、臨場感を出す工夫をしていた。そういうのが、案外大事ということか。
2012-02-03 13:52:36
訓練、情報集約図を机に張ったのはまずかったかな。紙が広がってかかれない、見えない。集約図をつくりたがるんは地図マニアの特性なのかもしれないが。
2012-02-03 13:53:30
訓練、小山町の事例では、河川が洪水予報河川でなかったため、河川関係の状況付与が少ない。水位情報に関心が向きにくい。洪水予報河川であろうとなかろうと、氾濫するのは同じなのだけど、これは訓練教材としてちょっと反省か。
2012-02-03 14:23:19
訓練、ややなれてきたのか、みなさん淡々とこなすようになってきた。与えられている「状況」は結構過酷なはずだけど訓練だと「手配」すれば基本的には解決だから、切迫感を持つのはなかなか難しいか。
2012-02-03 14:31:43
訓練、起こった状況を「止める」行動をとることが最善とは言えないことも要注意。土砂がでかねないところで土嚢積んだりするのはまずい。目先のことへの対処に目を奪われてしまう、ということが実感できるということか。
2012-02-03 14:54:53
訓練、「状況」終了。結局今回は避難勧告が限定的な範囲しかでなかった。土砂災害が結構発生した地区も勧告はなかった。目先の対応に追われ、全体像がつかめなかったものか。安易な広域避難勧告をしなかった、とも言えるか。
2012-02-03 15:53:48