第5回九州社協職員合同研究会議『災害と社協』第2部「避難町村社会福祉協議会の現状」

第2部「避難町村社会福祉協議会の現状」 被災地では、現に災害ボランティアセンターの設置さえままならなかった地域や、社協自体が無くなる危機にある状況のところがあります。同じ社協の立場として、被災地社協の“現状”を知る必要があります。実際の被災地社協職員であるお二人と、多くの被災地の状況を見てきた高島市社協の井岡さんから報告をいただきます。 話し手 福島県社会福祉協議会 斉藤 知道 さん(県社協) 福島県浪江町社会福祉協議会 門馬 成郎 さん(現地社協・総務) 続きを読む
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斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

浪江町社協門馬さん:仮設によっては支援過剰なところも。支援疲れの発生。自立の弊害もあるのかなと。自己完結の支援が助かる。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:41:31
jojo @jojohane

門馬さん:(ごあいさつ。緊張されてます。がんばってください~)浪江町の状況について。住民は減少している #5thkyushakyo

2012-02-04 16:07:58
jojo @jojohane

門馬さん:避難先で商売を始めるために融資を受けたい、そのためには住民票が必要ということで住民票を動かす人たちも。自分の知り合いにも行方不明者いるが、1年を契機に特例死亡者にする人もいるだろうと思っている。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:12:04
jojo @jojohane

門馬さん:ほぼ全町民が町外に避難。役場、社協は二本松市に。浪江では約半分が県外に避難している。国外に避難した人もいる。仮設住宅の入居率は福島県内で70%代。80%を超えないと新たな仮設住宅は建てないという方針のため、今建設はストップしている。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:16:28
jojo @jojohane

門馬さん:5月の双葉八町の連絡会議にでたあと局長が肩を落として帰ってきた。ほとんどが休止、ゆくゆくは解散の可能性もということが出てきた。先が見えなかった。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:26:54
jojo @jojohane

門馬さん:今後の課題。社協の運営ではマンパワー不足。社協経験者を雇えればよいがなかなかそうもいかない。職員の育成という意味では生活支援相談員。福祉の仕事をしていた人ではない、これまで農業などまったく別分野の人が多い。その人たちを育てていくこと。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:30:25
jojo @jojohane

門馬さん:町民のためにこういうことをしたい、というプランを立てることはできるがそれを実行するまでのスキルが追いついていない。ボラセン立ち上げ当初はグッズを作って販売しようとかHPをつくろうとかいろいろ企画を立てても半分ぐらいしかできない。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:31:38
jojo @jojohane

門馬さん:応急仮設住宅が広域にあるため移動時間もかかる。生活支援相談員に近くにいてほしいという思いがあっても、これまで経験がない人を拠点にぽんと置いても機能しないのではないかと思い、なかなかできない。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:32:45
jojo @jojohane

門馬さん:先行きの見えない今後の生活。いつ帰れるのか?浪江町は存続するのか?疑問や不安を抱えながら生活をしている。1年近く慢性的なストレスを抱えている。仕事もしていない、今後もわからない、そんな中アルコール中毒になる人も出始めている。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:33:50
jojo @jojohane

門馬さん:なぜ避難先での就労に躊躇するか?浪江町にいつ戻れるかわからない状況で、避難先で定職についていいのか?という思いがある人も多い。生活力が落ちてしまっている人も多いのではないか。ハローワークと協働もしたいがそれもでききれていない。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:35:28
jojo @jojohane

門馬さん:おじいちゃんおばあちゃんだけ仮設に入って、若い人は民間住宅に入るという世帯分離の傾向も見られる。仮設だと周りに浪江の人がいる。町民とふれ合いたいという思い。しかし仮設も良い状況ではないので体調を崩したり認知症が進んだりする人も。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:36:43
jojo @jojohane

門馬さん:仮設はまだそういう状況も見えやすいが、民間住宅の場合はそれすらも見えない。把握できず手がつけられない状況。社協だけではできないのでほかにつないでいくということを今以上にやっていきたい。仮設の中には支援がありすぎて支援疲れのところも。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:39:26
jojo @jojohane

門馬さん:支援を受け続けるとその人の自律的な復興が進まないのかな、弊害になる場合になることもあるのかなという思いもある。中には「支援したいが交通手段、宿泊場所の確保はよろしく」という団体もある。そこまではできない。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:40:36
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

高島市社協井岡さん:社協のリスクマネジメントの重要性。住民の自立、就業、生きがいをどう支えるか。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:46:13
jojo @jojohane

井岡さん:社協のリスクマネジメントの課題があったことが今の話がわかる。マニュアルはあったが参集基準が徹底されていなかったこと、一職員の今後の見通しが職員に伝わり、大量の退職につながったことなど。こうしたことは人事ではない。自分の社協ではどうか? #5thkyushakyo

2012-02-04 16:42:18
jojo @jojohane

会場から;生活支援相談員の人が持ち帰ってきたことをパソコン入力する業務をした。事前にそうしたニーズを把握して行けなかったかなという反省がある。サロンが今後必要という見通しがあったのでサロン事例集をつくろうかなと半分ぐらい作ったが結局やめた。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:46:52
jojo @jojohane

会場から:夕方の振り返りのときに「もっとレクリエーションの種類など知りたい」という声があり、それから夜作って渡した。もっと支援員さんのニーズもつかんでから行けばよかったと思った。もっとたくさん仕事をふってほしいという思いもあったが、逆に1週間では #5thkyushakyo

2012-02-04 16:48:23
jojo @jojohane

会場から:自分たちに何をお願いしていいかもわからなかったのだろうと思う。そのあたり難しいと思った。以前の派遣職員から丁寧な引き継ぎがあったことはよかった。飲み屋さんの情報なども。仮設住宅に同行訪問させてもらえた経験もすごくよかった。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:49:32
jojo @jojohane

会場から:そのときの経験があるから、地元でも「まだまだ支援はおわらないんです」ということを伝えられるようになった。災害時には誰かが方向性を示す必要があると思った。それをスタッフの人はしていた。ぶれない姿勢を学んだ。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:51:11
jojo @jojohane

会場から:相談員の人たちからは同じ町民だからこそのぽろっと出てくる一言や信頼関係を感じる場面があった。外からの人をどう受け入れるかということもよく話しに出るが、地元でのネットワークづくりが重要だということを改めて感じた。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:52:19
jojo @jojohane

知道さん:自分自身はボラセン業務から離れて研修事業をしている。はじめと終わりの時間には顔を出して共有しているが、みなさんの声を聞くのが県社協の役割だと思っている。寄り添う形の支援をこれからも続けていかないとと思っている。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:57:19
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

高島市社協井岡さん:これからの長期の支援をどう支えるか福島県社協斉藤知道さん「みなさんの声を聞くのが県社協の役割。寄り添う支援を」井岡さん「オール福島社協」を。被災地以外は関係ない、ではない。 #5thkyushakyo

2012-02-04 17:00:27
jojo @jojohane

井岡さん:この災害は個別に考えていると解決ができない。All福島社協と考えないと問題の解決にならない。双葉八町、飯舘の人だけが苦しんでいるわけではない。福島市でも家族の中で避難していてバラバラに暮らしている人も多い。そうしたことも考えないといけない。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:58:45
jojo @jojohane

井岡さん:「原発事故さえなかったら、福島は復興に向けて前向きになれただろう」という住民の人が非常に多い。それだけ先の見えない問題が多い中で、地域福祉を推進する社協が災害時に何をやっていかなくてはならないのか。考えさせられる。 #5thkyushakyo

2012-02-04 16:59:52
jojo @jojohane

井岡さん:まだまだ福島のことを忘れないということ、社協だけではやりきれることではない、ということ。 #5thkyushakyo

2012-02-04 17:00:26