NACAカウリング関連の話(仮)

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ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

というわけで、こういう話がいっぱい乗っている空気力学の歴史、皆さん楽しめるんじゃないでしょうか?かなり高い本ですが((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

2012-02-01 23:25:41
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

ただ、こういう話を見ていると日本機のカウリングの下にあるオイルクーラーのずてーんっぷりは問題にならなかったのかすごく気になります。

2012-02-01 23:28:47
松田未来 コミティア146 C50b 「翼駆人アラン 第Ⅵ章」 @macchiMC72

@futaba_AFB いやー自分も面白そうだったので買ってしまいました。ご紹介ありがとうございます。これはお礼の“レアベア”のカウリング内部。ピンぼけで申し訳ないですが。

2012-02-01 23:28:52
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

F4Uやシーフュリーとかでは、翼に埋め込んだりしてますしね

2012-02-01 23:29:33
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 私も今日届いたばっかりでほとんど読んでないのですがラングレーのエアロドーム前の空気力学実験やらP-51で有名なNACA翼型なんかの話が載っていてすごく興味深いです。理解するのが凄く難しいですが、、、

2012-02-01 23:32:32
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 ありがとうございます!ありがとうございます!レアベアのカウリングこんな風になっていたんですね、開口部前面は翼断面みたいな形状になっているのですね初めて知りました・・・

2012-02-01 23:33:49
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

空冷機でカウリング周りが凄く面白いな~と思ったのはやっぱりFw190ですかね~環状オイルクーラーにエンジンマウントがオイルタンクになっていたり、強制冷却用のファンとか、パワーパックみたいになっているエンジンとか

2012-02-01 23:35:54
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

シュトルヒのエンジンが空冷V6だったような、その手の飛行機だとあとはヨーロッパの空冷V型軽量戦闘機シリーズもさり気なく面白いのです。 @Goliath789 空冷V6とかもありましたよね。

2012-02-01 23:37:44
松田未来 コミティア146 C50b 「翼駆人アラン 第Ⅵ章」 @macchiMC72

@futaba_AFB 用語は知っていても基本はわからないことって多いですよね。こちらは初期のNACAカウリング。 http://t.co/kym5e4ib

2012-02-01 23:38:53
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ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

あと、空気力学の歴史をパラパラよんで面白いな~と思ったのはバッファローとかの頃に行われた抗力クリーンアップという実験なんです。

2012-02-01 23:41:38
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

やっとこそ本格的な風洞が完成されて、実物大の風洞なんかが動き始めた頃なので、実践の結果を理論に置き換えていく時代だったからこそのアプローチなのかもですが

2012-02-01 23:42:35
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 間違って覚えていたり、乱暴な解釈だったりで昔を思い出すと冷や汗ばかりですw ベガとかを調べていて思ったのですが初期のNACAカウリングはカウリング後ろの絞り込みが凄く大きいですよね、冷却が不安だったということなのでしょうけれど

2012-02-01 23:43:50
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

フィンランドでの活躍が有名なバッファローですが、最初の実験用の試作機が400km/h超を達成できないことから、海軍が憂慮してNACAのラングレーの実物大の風洞に試作機を放り込んで抗力削減の実験をするのですが、そのプロセスが面白いのです。

2012-02-01 23:45:41
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

まず、飛行機の形状を理想的な流線型に近い形に飛行機を整形し、開口部を全部塞ぎその状態で抗力を計測します。(見た目は少しずんぐりした液冷機みたいな見た目になるくらい整形したみたいです。)

2012-02-01 23:47:02
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

その状態からオイルクーラーの取り付け、カウリングをもとに戻す、アンテナ取り付けなど、少しずつ実機の状態に戻して行って、各々の状態ごとに抗力の数値を計測します。

2012-02-01 23:48:30
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

これによって、飛行機のどの部分がどれくらい抵抗を生み出し、全体でどれだけ理想的な状態から抵抗が増えたのかを調べ、それを元に気体の洗練を行ったみたいで、これによりバッファローはなんと52km/hもの速度アップを果たしたようです。

2012-02-01 23:50:13
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

こういったアプローチはバッファロー以外にもXP-41なんかでも行われていたみたいで、これらの試験の結果は、後に全形式の航空機設計に適用できる教訓と大規模な空気力学データベースの基礎となったようです。

2012-02-01 23:53:13
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

元がJAXAの大気圏突入の時の説明と、空気力学の本での超音速飛行の時での記述の違いで、JAXAのほうは分かりやすさ重視で圧縮で説明していて、空気力学の本は物理現象の衝撃波に注目して書いてる程度の意味だったのに

2012-02-01 23:59:05
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 な、なんだか僕には検討もつかないです、ウィングレットとかでは無いですし、エアレーサーでF4Uのスポイラーみたいなのをつけるとも考えにくいですし、、、皆目わからないです

2012-02-02 00:03:02
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 NACA所属のP-51が現存してたのですか、それもびっくりですが、あういうのがついたままになってるんですね

2012-02-02 00:09:01
松田未来 コミティア146 C50b 「翼駆人アラン 第Ⅵ章」 @macchiMC72

@futaba_AFB 元NACA所属のP-51です。そして主翼上に立っているのは亜音速・超音速機の翼型を模したもの。これでパワーダイブして、引き起こすとその瞬間翼面上の気流が音速に近くなるので、その様子をカメラに記録します。

2012-02-02 00:10:48
松田未来 コミティア146 C50b 「翼駆人アラン 第Ⅵ章」 @macchiMC72

@futaba_AFB 自分の知る限りでは、X-1やカットラスの翼型がこの機体で試験されています。マッハバスターの生みの親ですね。当時使っていた機体をレストアして、テスト時の仕様を再現したそうです。

2012-02-02 00:13:56
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 ご丁寧にありがとうございます、こんなふうに翼型を決めていたのは初めて知りました、NACAがマッハ2.5まで出せる風洞を作れたのが42年で230mmX230mm程度の大きさの測定部しかなかったそうなので、こういう方法でも実用的だったのでしょうがびっくりです。

2012-02-02 21:49:21
松田未来 コミティア146 C50b 「翼駆人アラン 第Ⅵ章」 @macchiMC72

@futaba_AFB こういうのがさりげに展示してあるのが、アメリカのエアショーの恐ろしい所で(笑)地味なんであんまり人は集まってなかったです。おかげで色々話を聞けましたが。

2012-02-02 21:59:00
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 そうなのですか、分かる人が見ればおぉ!となりそうですが、こういうのはどこの国も変わらずなのですね、リノではマーリンのピストンが売店で並んでたりと聞くので、アメリカが凄く羨ましくなります。

2012-02-02 22:06:51