噂の冠詞論文騒動についてトゥギャリました。

僕のTLの周辺で盛り上がったMaster(1997). The English Article system: Acquisition, Function, and Pedagogyという論文とそれを引用した発言について盛り上がっていたので、つぶやきをまとめてみました。 構成としては、最初に元ネタ・そしてそれに対する援護射撃ツイート、補足ツイートをまとめて、そのあとにある程度時系列に沿った流れで皆様のツイートをまとめてあります。 なにかご要望等ありましたらお知らせください。
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まずは一番最初の元ネタがこのあたり。

日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

コミュニケーションにはコンテンツ本位の情報伝達と聞き手本位の主観的評価の側面がありますが、冠詞なんか間違ってもコミュニケーションに影響しないと強弁する人は後者の側面を忘れています。クレディビリティーに影響します。

2012-02-06 08:37:22
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

アカデミック・ライティングの場合、冠詞の誤用は、冠詞すらマスターできない人に正確な専門知識を期待できるだろうかと、クレディビリティーの問題になってしまいます。Peter MasterがThe English article systemという論文で指摘していることです。

2012-02-06 08:47:08
援護射撃
米原幸大 @shin_eikai

冠詞などが、話し書く時にガタガタであり続けるのは、冠詞に“ついて”習うやり方だから。また、留学したら今度は、「習うより慣れよ」式になり、ペーパーはライティングセンターに頼りっ放しになる。結局、冠詞の細かいポイントを「習って」「慣れよ」のペアでやらないと、問題は克服できないのです。

2012-02-06 11:10:08
米原幸大 @shin_eikai

日向先生ご指摘の、冠詞がきちんと使われていない場合はその人の専門知識も疑われてしまう、というのは有りうることだと思います。コミュニケーションで、「通じれば良い」パターンだと、ミスコミュニケーションがどうしても多くなりますね。実際に、英語圏の多くの日系の会社が経験していることです。

2012-02-06 11:26:58
米原幸大 @shin_eikai

僕が米国の日系の会社で働いて感じたのは、日本から出向する人達への英語教育があまり上手く行っていないことです。派遣前に、せいぜいネイティブとの英会話レッスンを受けるだけでは?ポイントは職場・生活での日英の言語文化の違いです。これをやらないと、ミスコミュニケーションだらけになります。

2012-02-06 11:41:39
米原幸大 @shin_eikai

企業英語プログラムも、余りにも残念な感じですね。ビジネス英語のテキストは英語で書かれたものが中心で、日本と英語圏の職場文化、言語文化の違いなどは全くカバーしてありません。ネイティブの先生もその違いを知りません。ポイントが外れているんです。 RT @struggling_man

2012-02-06 12:09:05
米原幸大 @shin_eikai

英語圏の日系会社の現場で働いても、言語文化の違いの多くは分からずじまいです。言語文化は無意識に習得されるので、なかなか意識できません。でミスコミュニケーションは日常茶飯事で、現地社員の英語母語者も、それに疲れてすぐに辞める傾向が高くなっています。 RT @mt_tortoise

2012-02-06 14:05:28
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

言語の専門家には冠詞をすごい課題かのように言うひともいますが、英語ネイティブは大体4歳前後で基本をマスターします。難しく思わせるのは網羅的につぶす形で説明する人がいるから。theはidentifyし、不定冠詞と冠詞なしはcategorizeするものと系統立てて説明できます。

2012-02-06 14:53:06
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

冠詞の誤用はimperfect control of the languageの証とみなされ、さらにはimperfect knowledgeではないかとの疑念を呼び、教員の採点に影響しかねないとするPeter Masterの論文のサワリ。http://t.co/zVGM3tw3

2012-02-06 15:12:46
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

1/2 不定冠詞とゼロ冠詞(冠詞ナシ)は classifyするもので、普通は、What is this? に対する答えがその典型:It's a book. It's salt.

2012-02-06 15:57:32
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

2/2 定冠詞はidentifyするもので、Which X is this?は通例、identifyする答えを引き出す。例えば、It's the one I bought yesterday. Peter MasterのSystems in English Grammarより

2012-02-06 15:58:40
米原幸大 @shin_eikai

TOEFLのエッセイで、多くの学生は冠詞(無冠詞も含みます)がらみの間違いが、2桁くらい出ますね。文法書で冠詞の章が有ったりしますが、冠詞は限定詞の一つで、他にもたくさん限定詞がありますよね。冠詞を他の限定詞と較べて、その中での相対的な立ち位置を把握する方が良いような気もします。

2012-02-06 16:17:26
米原幸大 @shin_eikai

我々にとっての英文法のポイントは、日本語と英語のズレですが(超異言語相応に多い)、英語で書かれた文法書は、日本語母語者が英語の習得を試みる場合の重要ポイントがゴッソリ落ちざるを得ないです。日本人の書いた日本語文法書が、英語母語者の日本語学習者にとってポイントが外れるのと同じです。

2012-02-06 16:37:50
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

冠詞は難しいかも知れませんが、そこであきらめず、せっかく研究者たちが「ここまで説明がつく」と体系立てて解明しているのですから、ひとまずそれに則って自分なりのスキーマ(脳内回路)を組み立てておき、以後、新情報に接する都度修正するという手もあるのではないでしょうか。

2012-02-06 16:48:46
そして元ネタ発言に違和感を覚える方々
山口智美 @yamtom

ひえええ。冠詞よく間違えますわ私w すみませんというかなんというかw

2012-02-06 11:13:17
@shirayuki1030

えー、だって冠詞を間違えないコツを訊いたら「考えるな感じろ」的なことを言われたんだものー。

2012-02-06 11:17:33
ksas @ksasahar

冠詞はノンネイティブにはマスターできないとおもう… 特に冠詞のない言語の母語話者なら。努力次第(と感じ方しだい)でいい線までは行くと思うが。

2012-02-06 11:20:55
ラクロス田舎通信 @voicefromlse

冠詞、日本語、テニオハ、同じ。無くても意味通じます。心配無い。@yamtom: ひえええ。冠詞よく間違えますわ私w すみませんというかなんというかw

2012-02-06 11:20:56
山口智美 @yamtom

おおなかまがぞくぞくとw RT @tummygrrl: なか〜まw RT @yamtom: お互いに専門知識が期待できない人たちというレッテルが貼られたということのようですw RT @yearman: 冠詞はあきらめて書く私はどうすれば!w RT yamtom: 冠詞よく間違え

2012-02-06 11:22:02
@hirogerrard

てか、ネイティヴには書けないような、文法的に完璧な英語を書く人ですら、冠詞だけはネイティヴに見てもらう、というほうが普通じゃないかしら。

2012-02-06 11:25:23
koda_TO(造反有理) @koda_TO

冠詞ひとつで崩れさるクレディビリティーなんてもとから無えんじゃねえの?と思う。ああいう言い方/態度はともすると、ただでさえ若干ニート気味な日本のアカデミック産業をよりニート化させちゃうんじゃないの?

2012-02-06 11:37:03
koda_TO(造反有理) @koda_TO

まあ、冠詞なんてあてずっぽうな俺がいくら言っても僻みにしか聞こえないんだろうけど。

2012-02-06 11:38:31
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コメント

Tam @tam07pb915 2012年2月7日
時系列に沿って並べただけだったんですが、もう少しわかりやすくストーリーにしました(やや悪意ある編集)
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