福嶋亮大×千葉雅也 「現代思想は生き残れるか」 青山ブックセンター
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この箇所以外でズーラ本で、vice-dicitionの言及箇所が見当たらないな。巻末訳語一覧表に載せてるからもっと詳述してるものだとばかり思っていたが、そうでもないのか。
2010-05-30 21:03:15@ttt_ceinture 樫村論文の尿道の話とかガタリの再評価の流れとかですね。あとひふみ君の話はようはアリスとアルトーが共立する平面かつ立体な空間としてのプラトーがあるじゃないか!福嶋さんと千葉さんの対立はAOとMPでは共存してるぜ、この野郎って感じでした。それを卓越した比喩
2010-05-30 21:07:51それを卓越した比喩でプラトーの下には熱いマグマがプラトーの表面には地図のダイアグラムが刻まれているじゃないか!と言っておりました。ぼくはそこからガタリの話をしてほしかったのです。
2010-05-30 21:10:07@ttt_ceinture 僕はそこで『分裂分析的地図作成法』の話がしたかったです。ドゥルーズはアリスとアルトーを別個としてしか記述できなかったけど、実はガタリがそれを両立したのではないかと?だからAOMPという書物が生まれたのではないかと?せっかく草稿が出たのだから。
2010-05-30 21:16:42@tyskmt ですよね。しかも千葉さんその関係者だし、ガタリ再浮上によってそのへんをかなりいじれるでしょう。ナドーとも会ったみたいだし。面白く転がる余地いっぱいありそうなのに。
2010-05-30 21:18:34@ttt_ceinture たぶん完全にパーツはそろっていたんですけどね、東さんもガタリの評価高いみたいだし。けど普通に石岡さんとか、その他もろもろの有名人がいっぱいいて、ビビっていたんですよ。後ろに東さんもいたしw
2010-05-30 21:29:37@tyskmt 「ガタリのこれこれについてはいかがでしょうか。こういうふうにつながると思うのですが」で契機だけ作って、後の進行とさらなる質問へと橋渡しして逃げるとかw
2010-05-30 21:30:42@ttt_ceinture そうですね。なんか横に千葉さんの友達っぽい人とかが騒いでで色々と気遣ってしまいました。まぁあと千葉さんの立場もはっきりしましたね。なんとなくですが、東さんの質問は千葉さんと福嶋さんをふるいかけている感じに僕は思いました。まぁなんともいえないけど。
2010-05-30 21:46:51そうそう。「生成」という言葉は安易に使うと衒学的で薄っぺらい議論になりやすいから気をつけたい。 RT @tokada 千葉:ポスト構造主義は構造の生成に関心を持つ。しかし生成という概念は漠然としたイメージへのロマン主義に回収されてしまう危険性があるので、あえてスタテ #fcabc
2010-05-30 21:18:03#fcabc 今日は福嶋さん千葉さんお疲れ様でした。千葉さんにはちゃんとご挨拶できなくて残念でした…僕の不躾な質問(?)にまともに答えていただいてありがとうございます。
2010-05-30 21:47:25今日質問した直後に気付いたが、僕の質問こそ、エフェメラルな線香花火みたいな内容だったな、などと思った。精進せねば。というかマジで俺の前頭葉大丈夫か。 #fcabc
2010-05-30 21:50:25ちなみに東さんにスルーされた反転した恐竜の足跡の話は、痕跡の変形=可塑性の議論を意識している。可塑変形の分析は表層と深層のハイブリッドであるはずという。 #fcabc
2010-05-30 21:53:54#fcabc 可塑的変形は言語論そのものよりも、言語の発音や意味の視覚化の次元と関わっていると思う。ターンエースガンダムの反転した触覚→髭の「怪」を考察することで単純な霊対怪のアイデアを越えられないだろうか。
2010-05-30 21:59:43#fcabc 尿道の快楽は生殖の快楽と排泄の快楽、すなわち生と死の快楽をひとつの器官で区別なく享受しているという意味で、フロイト―ラカン的な生死と結びついた欲望理論を退け、欲望機械のアレンジメントとしての身体や、ヒューム的に分離されうる連合をなす諸観念とかに繋がりますね。肛門にも
2010-05-30 22:38:55#fcabc 尿道は口―肛門にもカウンターをくらわすし。消化器官―血液―腎臓―膀胱―尿道のセリーと、消化器官―血液―精巣―尿道のセリーが合流する。
2010-05-30 22:41:28#fcabc 霊と怪の対立にしてもそうなのだが、霊と怪って、抑圧されたものの回帰としての「亡霊効果」と、痕跡そのものの恐ろしさによって抑圧のトリガーがひかれることに対応していて、つまりはひとつのサイクルであり対立ではないのでは。問題は、これらが本来関わっていた「恐怖」の行方では。
2010-05-30 22:46:29今日的な幽霊は全く恐れられないし、妖怪もむしろ「かわいい」と呼ばれる(90年代末のコギャルたち)。というかそれは近代が始まった頃からそうなわけだけれど、それでは今日的な「恐怖」とは一体何か。それは霊とか怪との関係をいまだ保持しているのか。そうであるなら、どのように?
2010-05-30 22:48:48#fcabc 今日聞いていて思ったのは、エフェメラリティへの抵抗や否定神学への抵抗は、ファシズムやテロリズム(・・・恐怖主義!)の悪夢的「生成」への抵抗として思考することができたのではないだろうか。時間論の話をしたときそういうことをずっと考えていた。
2010-05-30 22:51:22#fcabc あと、福嶋さんが民主主義2.0について、あれは民主主義の「幻想」を復活させる方法論なのだと言ったのには、東方厨的には反応をせざるを得なかった。月の表面に置き忘れられた幻想を回復する"science fiction"(差異と反復より)
2010-05-30 22:56:40キャロルのナンセンスは、形式上(formal)のナンセンスなので、まさにデータの拡張子や読み取り規則の設定が必要になる。一ページ(限定された量のink)のプログラムソースからナンセンスを生成する事は、形式自体が無限のソースを要求するため不可。アルトーはデータ(無意味)を直接流す。
2010-05-30 23:10:17ただ現在はデータベース=アーキテクチャがあり、創作の環境はこのデータベース=アーキテクチャと接続されているので、inkの問題は解消される。そして逆にジャンクデータは輪郭を失って埋もれてしまう。新しい形式のナンセンスが常に開発可能になり、つまりキャロル的横滑りが主流に。
2010-05-30 23:13:03キャロルとアルトーの差異の説明における比ゆが、資質的な差異の存在を示していたとしても、同じ量で比較せず、そしてアルトーの替わりにキャロルを用いることができないといってあくまでアルトーが機能しキャロルが機能しないことを示したことを念頭に置くと以上のような話ができたりする。
2010-05-30 23:18:48尿道に関する解釈間違ってました・・・まあ、勃起で尿道はつぶれるのではなくて、膀胱からの道が閉じて精液が膀胱に行ったり精液と尿が混じらないようにふたつの道の間の弁が閉じたり開いたりするはずだったと思いますが・・・僕も別に生理学詳しくないからな。
2010-05-30 23:36:21