無限公理を否定したとき,選択公理は証明可能か?
[1]定義の確認:順序数αが自然数⇔α以下の任意の順序数βは0か後続順序数。 xが有限⇔xからある自然数nへの単射が存在。
2012-02-08 08:10:08[2]まず次の(1)-(4)が証明できる:(1)ZF-Inf|-有限選択公理。(2)ZF-Inf|-任意の自然数nに対してV_nは有限(特に推移性よりV_nの要素は有限)。(3)ZF-Inf|-任意のxはある順序数αにおいてx∈V_α。
2012-02-08 08:11:32[4] (3)と(4)より、ZF-Inf+¬Inf|-任意のxはある自然数nにおいてx∈V_n。∴(2)より、ZF-Inf+¬Inf|-任意のxは有限。∴(1)より、ZF-Inf+¬Inf|-AC (証明終)
2012-02-08 08:16:50@evinlatie これって基礎の公理なしでも言えると思うんですがどうでしょう?(有限でない集合Xに対し{type(A,R)|(A,R):整列順序,A⊆X,R⊆A×A}は自然数すべてを含みωの存在が言える.つまりZF^{-1}-Inf⊢¬Inf⇒"すべての集合が有限")
2012-02-08 08:26:45@kagami_hr @tadamago すでに @evinlatie と @hymathlogic が書いてくれていますが、整列不可能な集合 X があれば X の部分集合の整列順序づけの順序型のクラスも集合になり、無限順序数の存在が証明される、という筋でよいのでは?
2012-02-08 10:21:41なるほど,ありがとうございます. RT @tenapi: つまり ZF - Inf ⊢[ (¬WOT)→Inf ] っちゅうことで ZF - Inf + (¬Inf) ⊢ AC です。
2012-02-08 12:35:49@tenapi エレファントw 僕の証明から別の情報を汲み取るとすれば、ZF-Inf+¬Inf|-"V=∪_(nは自然数)V_n" となることですかね。 そうすると、鏡さんがV_ωに言及してたことと関連性が出てきます。
2012-02-08 10:35:42