文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(第3回2010/05/31)実況ツイート
里中委員:漫画家の中には、権利者団体に入っていない人も多い。そういう層に対応することが必要。国の納税情報はこういうことには使っても良いのではないか?(*国が関与せよ、というご意見か)
2010-05-31 15:22:52いで委員:当方もJASRAC会員だが、今の里中委員の意見には誤解がある。JASRACの会員でなくとも利益は分配される。音楽家と音楽出版社が契約していればそこを経由して分配される。
2010-05-31 15:23:01瀬尾委員:権利者不明の点。契約がきちんとしてない等の理由がある。権利者不明を集中して処理できる機関が必要、それがあればかなりの部分が解消されるのではないか?「裁定」ではなく抜本的な処理な手当をすべき。
2010-05-31 15:25:27河村委員:さきほどのいで委員の発言で、JASRACは音楽出版社を経由して個人音楽家にも利益を配分しているとの説明があったが、自分でマネジメントもするという個人クリエーター層も出現している。そこに利益を分配する仕組みが必要。
2010-05-31 15:28:03いで委員:世の中は契約社会、対価を望むのであれば、なんらかの形での契約をすることが前提。契約無しで対価をくれ、という構造はあり得ない。集中管理機構を作ってもそこにきちんと手続きすることが必要。
2010-05-31 15:28:12三田委員:すべての著作者を対象とした権利処理機関が必要。遺族等で対価が不要というケースもあると思うが、後年別の遺族が出てくることもあり得る。フレーム処理費(?)、調査費で、利用頻度の高いものから調査をするべき。
2010-05-31 15:32:12三田委員:この小委員会について、なぜ今ごろになって基本問題について考えなければならないのか?、いろいろな層から要望が出ているのだと思う。利用者側と権利者側の不毛な押し問答にしてはいけない。
2010-05-31 15:33:35瀬尾委員:やってはいけない、ルールだから、というだけではなく、創造サイクルを壊すことになるという意識を持たせることが重要。ネット上でタダで使うことがヒーロー視される風潮をとどめなければならない。それを小学校の段階から教える、教える側の意識も大切。
2010-05-31 15:40:56三田委員:登録機関がきちんとできれば、保護期間が延長されると利用しづらくなる点は解消され、期間の延長は問題ないだろう。パロディの点は残るが。
2010-05-31 15:43:46大寺委員:どのようなシステムが経済合理性の点でよいか、あまりきつくてもビジネス的に扱いづらく、ゆるいと実効がない。
2010-05-31 15:44:57野原委員:私的録音録画のための補償金制度だけではなく、複製するたびに著作権料が発生するという概念をやめるべき。あるときは紙で読みたい、あるときはデジタルで読みたい、という場合、メディアの変換手数料はともかく、著作権料を発生させるべきではない。
2010-05-31 15:48:45いで委員:私的録音録画補償金について。そもそも、複製すればそのたびに著作権料が発生するというのは当然。現状は著作権法30条があるから・・・・
2010-05-31 15:56:19野原委員:素晴らしい著作物を楽しむというのは多くの環境で楽しむということがあっていいのではないか?
2010-05-31 15:56:53いで委員:車でも聴きたい、台所でも聴きたい、しかし、そこで数十枚もコピーするようなことがいいののか、そこまで戻っての基本から検討してはどうかということ。
2010-05-31 15:57:02