文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(第3回2010/05/31)実況ツイート
河村委員:クリエーターについて、映像現場の疲弊は承知しているが、対価を出してもそこに行くのか?著作権法上の問題ではないように思う。
2010-05-31 14:41:44野原委員:フリーの動向を見ても変化は大きい。デジタルネットワーク社会にあわせず、法制度や利用の仕方、既得権保護をしても改善しない。変化の方向性を見据えて、変化の先に合わせた制度とすべき。
2010-05-31 14:49:48野原委員:1分、2分で言えるようなものならいいが。たとえばコピー、複製の話にしても、書き写し、印刷製本の時代から、あらゆる工程でデジタル化、ネットワーク化が進んでいる。
2010-05-31 14:50:09野原委員:道路事情が変われば道路交通法だって改正する。今ある法律がすべて正しい、ニーズをそれにあわせようではなく、制度をあわせるべき。
2010-05-31 14:51:31苗村主査代理:当方の意見は3頁にあるが・・・。デジタルネットワーク社会がこなければ良かったと考える向きもあるのではないか?
2010-05-31 14:55:26苗村主査代理:具体例として、たとえば、ネット選挙も賛成反対は別としてそれを真剣に検討すべき時期にきたということ。著作権制度も同じ。
2010-05-31 14:56:33三田委員:出版に対しては対価が必要、二次利用については対価を戴かないものもあり得ると思う。対価が必要な人はあらかじめ登録してもらえば解決できる。許諾を出す公的な機関が無いことが問題。
2010-05-31 15:02:09三田委員:我々権利者側が保護期間延長を主張すると、保護期間の切れた物を利用している層からのご意見がある。しかし、簡易な登録制度があれば、許諾OK、対価不要という形での流通も増えるのではないか?おじいさんの著書が復刻となれば多くの人はその道を選ぶのではないか?
2010-05-31 15:03:57里中委員:(**最初聞き取れず)。三田委員のおじいさんの著書の例はみんなそうなるとは限らない。システムを使いやすくあまり例外的なことがなくて小学生でもわかりやすい制度でなければならない。
2010-05-31 15:06:07里中委員:時代は変わるというが「命は大事」と同様に守らなければならないものはシンプルにあるべき。デジタルネットワーク社会は、刀を振り回していた時代から核のボタン一つの時代になった、のと同じくらいの差がある。
2010-05-31 15:07:49里中委員:放送、映像現場の話があったが、みんな苦しい。世間が言う上層部が楽をしているかといえばそうでもない。報われている報われていないを言い出すときりがないように思う。
2010-05-31 15:08:31瀬尾委員:野原委員のいう時代の変化は多くの認識。普及させるための利用が全面に出てしまって、権利者の利益との対立が生まれている面もある。創造サイクル、畑を枯らさないために著作権法以外も含めた総合的な施策が必要。消費と創作が一体となって次のステージに行くべき。
2010-05-31 15:13:16瀬尾委員:一般も作る、プロも作るという次のステージにどう行くべきか?どう流通するべきか、どう守るべきか、の一方ではダメ。この基本問題小委員会では素晴らしい議論が出ているがトータルな視点で議論しなければならない。
2010-05-31 15:13:24黒木委員:教育利用、学術利用についても限定的ではあるが試行している。全国でできないのかという要望も戴いている。中村委員も参画のデジタル教科書対応も含めて制度の在り方を検討できないかと考えている。
2010-05-31 15:19:51里中委員:集中権利処理機関について、JASRACが引き合いに出されるが公的な機関で行うべき。JASRACはおおむね機能していると思うが、そこに加入していないプロ音楽家に利益が配分されていない。
2010-05-31 15:21:48