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<ニュースここ一番「火山国日本 地熱をどう生かす」>
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知りたい、聞きたい、言いたい、ニュースここ一番。きょうのテーマは「火山国日本 地熱をどう生かす」です。
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太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーの中で、注目を集めているものの一つが「地熱」です。世界の活火山の1割、100以上の火山がある日本は、地熱の埋蔵量が豊富で、その潜在的な資源量はアメリカ、インドネシアに次いで世界第3位。
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しかし、この地熱を使った地熱発電の、日本全体の電力に占める割合は1%にも達していません。
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地熱の利用が進まない原因の一つが、地熱が埋蔵されている地域の大部分が自然豊かな国立公園など中にあり、環境保護や生態系維持の観点から、地熱調査や発電量の建設などに際して、規制がかかっていることがあります。
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しかし、24時間安定的に電力を供給できる資源として地熱に対する期待が高まっていて、環境省では去年6月から、地熱研究の専門家など有識者からなる検討会において話し合いを続け、あす、国立公園などでの地熱発電の開発に今後の方針が示される見通しとなりました。
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規制が緩和されることになれば、開発にも広がりが生まれると期待されています。
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スタジオゲストは、独立行政法人産業技術総合研究所地熱資源研究グループ主任研究員の柳澤教雄さんと富士通総研主任研究員の濱崎博さんのお二人です。
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柳澤「地熱発電、国内に18か所、約54万kw。規模にはいろいろある。八丁原では10万kw、温泉ではそれぞれ独自に小規模で発電しているところも」
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濱崎「潜在的資源量、今ある、原子力発電所くらいの可能性がある。稼動するまでに10年以上かかることもあり、コスト以外のところがネックになっている」
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柳澤「景気の後退や、政府のサポートの打ち切りもあって、ポテンシャルはあっても、企業がなかなか手が出せない状況に」「松川発電所が1966年に運転開始。ほぼ50年ほどの歴史がある。アメリカやニュージーランドでも50年ほどの歴史」
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柳澤「地下から蒸気を取り出してタービンをまわす、基本的には火力発電と同じ」「日本の地熱発電所だと浅いところで1km、深いところで2~3km掘る」
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柳澤「探査にお金がかかる。掘ってみなければわからない、最近はかなりわかるようになってきたが。また、掘るのにもお金がかかる」「蒸気がたまっているところとそうでないところが地層によって違う」「北海道、東北、九州に集中しています」
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柳澤「八丈島では島の相当の電力をまかなっている」
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柳澤「地熱発電に使える地熱の8割は国立公園に重なっている」 濱崎「国立公園については、基本的には“触れるな”。規模の経済。国立公園以外のところでどれだけ有効に地熱を使えるか」
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柳澤「探査は生態系を維持する方法で。掘削はなるべくコンパクトな方法で」「国立公園の外から斜めから掘削する方法も」
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濱崎「条件の良いところを利用できるということで可能性はある。ただし、火力発電に比べるとまだコストは高い。再生可能エネルギーの買い取りなどで、経済的なサポートは必要」
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柳澤「(地熱発電によって温泉に)特段の影響が出た、という話は今のところ聞いていない」
@EternieLabs
単一ユニットとしては日本最大の地熱発電所、柳津西山地熱発電所(東北電力、福島県河沼郡柳津町) http://t.co/IlHiNRV1 なお、この発電所は温泉に影響は与えていないとされているほか、副産物として硫化水素も出荷している。
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濱崎「(景観)国立公園の一番風景の良いところに地熱発電を設置すれば、違和感があると思う。フィリピンには実際にそういった発電所があるが」 柳澤「公園の色や景観を損なわない、パイプラインの色にも配慮するといったことはどこでもやっている」
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柳澤「探査や掘削などの初期費用はかかる。また、建設までの期間が、諸外国にかけて2倍以上かかっている。その分もコストとしてかかっている」「長く使っているとだんだんコストが安くなる。ある試算では10年15年たつと火力発電所のコストを逆転するとも」
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濱崎「地熱発電はLNG火力や水力と比べて特段高いわけではなく、風力や太陽光と比べると安い」 柳澤「海外の試算では安いという結果も」
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柳澤「地熱発電量のうち、70%は日本製のタービンによる。日本の地熱発電の技術は世界でもトップクラス」
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柳澤「高温蒸気でなく、沸点の低い媒体を気化させてタービンを回す、バイナリー発電は海外では広く実用化」「地中で熱をもつ岩石に水を注入して、蒸気を人工的に発生させる、高温岩体発電は、オーストラリアなどで実用に向けた開発」
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濱崎「純国産のエネルギーであること。設備利用率が風力や太陽光にくらべて極めて高いこと。石油や石炭といった化石燃料を使わないこと。メリットは大きい」
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