ワークショップ「研究者と論文とを結びつけるために~研究者IDサミット2~」 #nayosews #名寄せ
因みにNDLだと鈴木博、田中実、伊藤博、小林茂、鈴木一郎。TRCだと鈴木博、田中実、小林茂、高橋徹、鈴木実。 安定の鈴木博:-) RT @takechan2000 日本の書籍の著者同姓同名トップ5(NACSIS) 高橋徹、鈴木博、佐藤進、田中実、 伊藤博。 #nayosews
2012-02-14 13:58:32#nayosews 蔵川:知識探索には2つのモードがあり、基本的なキーワード検索だけでなく、著者での検索という形をとることがあると考えている。著者IDによる専用の検索結果が欲しいというニーズ。JAIROの場合、著者名で検索すると著者ID付きでサジェストしてくるようなUIを想定。
2012-02-14 14:00:12#nayosews 蔵川:著者ID付きのサジェストを選ぶと、正確な検索結果が得られるという形。研究者リゾルバーがその典拠となる。研究者リゾルバーの識別子のスキームは13桁の番号を使っている。8桁の科研費研究番号を包含する形でベースにしている。
2012-02-14 14:02:32人手の名寄せは楽しいんだけど、途中で飽きの波が来るからある意味自分との闘い。 あと、ずっとやってるとだんだん今何をやっているのか分からなくなってきたり。
2012-02-14 14:04:25#nayosews 蔵川:呼び水としてまずはKAKEN DBの研究者分を登録。研究者リゾルバーは既存の研究者ID群をつなぐ(リゾルブする)システムとして動作させることを狙っている。例えばResearcherID、PubMed、VIVO、etc.
2012-02-14 14:05:17#nayosews 蔵川:JAIRO著者名検索を実現するためにリポジトリ側で実現してほしいことは、著者IDを付与してほしい。著者IDとしては、研究者リゾルバーのURIをIDとして付与、独自IDをURIとして付与し科研費番号との対応表を研究者リゾルバーにアップロードする。
2012-02-14 14:08:34#nayosews 蔵川:一方で、研究者の個人情報、プライバシーの扱いについても実務のフェーズにあわせて検討を勧めている。著者検索の例としてはグラスゴー大、オランダNARCIS等がある。
2012-02-14 14:10:17#nayosews 守本:構想としては、機関リポジトリのほうに著者識別子を入れて、JAIROに収集してもらい、学内の業績DBとあわせて、教員が学外に移ってもそのまま著者IDを引き継げる環境を作れる。金沢大の場合、学内研究者が全員科研費番号を持っているという環境があったのも大きい。
2012-02-14 14:16:42#nayosews 守本:昨年度までに金沢大から研究者リゾルバーへのアップデートや、学内でのリンク付けまで実施した。今年度はさらに実証実験を進める。著者典拠機能を持つDSpace1.7を前提として、既登録分のアイテムに識別子付与を遡及、junii2クロスウォークで著者IDを提供。
2012-02-14 14:21:10#nayosews 守本:金沢大以外には、関西学院大、奈良女子大、長崎大、北海道大、大阪市立大が実証実験に参加している。これまでに検討した識別子は、科研費番号、職員番号、リゾルバーIDの3つ。
2012-02-14 14:23:11#nayosews 守本:金沢大と関西学院大は科研費番号を、それ以外の大学ではリゾルバーIDを採用。各大学の業績DBのデータを研究者リゾルバーにつなげリッチにしていければと考えているきたい。
2012-02-14 14:25:32#nayosews 続いては、長崎大の澤村さんからの事例報告。DSpaceでの実験。DSpace上の著者識別子を入力してjunii2を通じたハーベスト収集に対応させることが目的。
2012-02-14 14:27:44#nayosews 澤村:まずDSpace1.7.2にアップデート。入力識別子には研究者リゾルバーIDを採用。リゾルバーIDを採用したのは対応範囲の広さと新規番号への対応可能性の高さを見込んだ。また、クロスウォーク対応が容易だったのもあり。
2012-02-14 14:29:45#nayosews 澤村:識別子入力の際に、一括登録・名寄せ用ツールを利用。自機関分のRNR-IDリストと機関リポジトリコンテンツを氏名マッチングして名寄せした。うまく付与できるとJAIRO上でも表示に変化が。著者IDリンク例: http://t.co/FT3e9usS
2012-02-14 14:39:03#nayosews 澤村:結果、約48000件中、16000件に著者識別子付与。あわせて、NAOSITE上でも著者識別子による検索機能が追加し、著者名検索だけでなく、別表記分をまとめて検索できるようになった。
2012-02-14 14:42:16#nayosews 次に大阪市立大の中村さんからInfoLIBでの事例から報告。元々、著者情報欄を設けていたので、それを活用したいという動機。InfoLIB-DBRはインフォコムの製品で、比較的簡便に適用できたり複数DBへ活用できる利点がある。
2012-02-14 14:47:29#nayosews 中村:研究者DBの重要性は、貴重な先行研究を見つけても、連絡先がまったく分からなくて困った(著者に面会するまで9ヶ月かかった!)、自分の個人的な経験からも。機関リポジトリは若手研究者のための救世主になるのでは。
2012-02-14 14:50:19#nayosews 中村:InfoLIB-DBRのフィールドとして、著者識別子(RNR-ID)を追加。クロスウォーク対応項目としての標準装備も検討中と聞いている。一応の対応は完了。現在、複数著者への対応方法を検討中。各社、各システムも興味があるようだ。
2012-02-14 14:56:25RT @tmasao: #nayosews 次に大阪市立大の中村さんからInfoLIBでの事例から報告。元々、著者情報欄を設けていたので、それを活用したいという動機。InfoLIB-DBRはインフォコムの製品で、比較的簡便に適用できたり複数DBへ活用できる利点がある。
2012-02-14 15:00:58#nayosews 「NIMSの事例-SAMURAIとの連携による著者識別子の取り扱い」 高久雅生(NIMS) / 高久:研究者総覧からみるので、リポジトリとちょっと視点が違うかも。
2012-02-14 15:12:22#nayosews 高久:研究者の活動を如何に集めてこれるかがポイント。NIMSでは職員コアDBと研究発表許可願システムからデータをもらってきて、公開へもっていく。
2012-02-14 15:14:49