作るのはあくまで植物であり、環境であり、自然であって、人はその上前をかすめているだけです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:04:12貧困があるからといって、金品が出回るようにすればいいのではありません。還流をよくしなくちゃいけません。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:05:01特定のお金持ちがよりお金持ちになるのは、みんなが「安くてよいもの」を欲しがった結果です。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:28:42お金持ちがずっとお金持ちである保証は、昔に比べてずっと少なくなっています。危機感の中のお金持ちは、決して思い切りよくお金を使うことはできません。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:29:40消費税は脱税できないというメリットがありますが、買わないだけで節税ができてしまう、すなわちとんでもない大人買いをしない限り金持ちほど有利だという逆進性があるのです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:30:52ものを作る段階、お金を作る段階においては貧富の差があったほうがいいのですが、使う場面になると、貧富の差はないほうが、より社会が豊かになるのです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:32:48使う側からすると、個人レベルのお金持ちは、たいしたことがないといえます。ビル・ゲイツでさえ、リニア新幹線一本で終わりですから。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:33:49全員が「より良いものをより安く」と求めていると、自然な流れとしてお金持ちにより有利な世の中になるのです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:34:42この本でも「お金持ち」という言葉をずいぶん使っていますが、我々は、本当はお金を寿命分、レンタルしているにすぎないのです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:35:25今足りないものは「知恵」です。必要なものをどうするか、どこに何を置くかという知恵が足りていません。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:36:53努力が報われるタイプの仕事というのは、ある一定の線を境に安くなってしまうか、超高技術化するかのどちらかです。どちらにしても、みんなが食えるものではなくなってしまいます。しかも面白いことに、努力すればするほど、効率化すればするほどそうなるんです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべから
2012-02-19 21:39:38努力教の人たちというのは、お客の立場に立っていません。「努力が報われない」という人がお客になったとき、「じゃあ、あなたは売っている人の努力の結果で、その人からものを買うの?」って聞いたら、やっぱり「YES」とは答えられないのです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:41:34誰が当たるかわからない世の中になった、ともいいましたが、それも、はじめからあきらめて「わからない」のではなくて、きちんとわかろうとしていろいろやってみた結果、「わからない」というところまで、いま、来たわけです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:42:56使い回すほうが物理的なものの有効性は高まるわけですから、土地でも、広大な敷地にお金持ちの老人をひとり住まわせておくより、使わない分の土地は公園にして子どもたちを遊ばせたほうが社会にとっていいわけです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
2012-02-19 21:44:31公共のものは、道徳を説いてはいけないのです。「こういうやつしか使っちゃいけない」なんていってはダメ。無条件であるべきです。払った人だけ使っていいことになっていることで、高速道路の公共性は著しく損なわれるのです。ー小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」
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