- mikimomo_as
- 4023
- 0
- 0
- 0
僕等がいたは作品を大切にしすぎて(売り上げ的に)失敗した印象。(本当に失敗したかどうかは知らない) 「見よう」と思わせるような事前情報があまりないとは思う。「作品」としてはよかったけど、「商品」としては間違いになっちゃうとなるとちょっと悔しい。
2012-02-11 16:56:18大地丙太郎作品の声の人は、他作品で同系統の演技をなかなかしてくれない感。というかささきのぞみとゆりんをメイン起用する作品がなかなか…。
2012-02-21 07:30:15「僕等がいた」ほど「少女漫画のアニメ化」をちゃんとしている作品はないのではないかと思う。だが残念なことにこういうのが売れまくる世界ではないのだここは。 #僕らがいた
2012-02-22 22:21:41「ママレード・ボーイ」にしろ「こどものおもちゃ」にしろ「会長はメイド様!」にしろ「イタズラなKISS」にしろ、「少女漫画を原作にしたアニメ」はいっぱいあるけど、少女漫画をアニメにした作品、しようとした作品といわれるとなかなかない気がする。
2012-02-22 22:26:40と書いたところで「フルーツバスケット」を思い出したりする。赤ずきんチャチャ→りりかSOS→こどものおもちゃ→フルーツバスケット→僕等がいた という進化ルートのひとつとも思うけど…。
2012-02-22 22:29:28このルートではまた「余分なものをそぎ落とす」というのも見えたりする。(アニメ向きの)奇抜な設定を捨て、(少女漫画的な)内面をほじる内容を深め、色を減らしていき、「僕等がいた」では(一部)描くのをやめ、声優的な演技(をする人)まで捨ててしまった。 #僕等がいた
2012-02-22 22:34:40そうして、「少女漫画のアニメ」というか「動く少女漫画」になってしまうことにより、それまでのアニメ論法でひっかかるフックがなくなってしまった。つまりアニメファンでは「僕等がいた」という作品をうまく掴めない、うまく計れない。そしてうまく語れない(今も)。 #僕等がいた
2012-02-22 22:40:45内容としても他者と共感したり語り合ったり解釈を講じたりするものではなかったので(少女漫画的にはよくある)、広まることもさほどなく、見た人(の一部)に深く刺さるだけに留まった印象。 #僕等がいた
2012-02-22 22:43:29スキがなく完璧なキャラは人気が出ないというが、それは作品自体でもそうで、「作品+自分」で完成に見える作品こそが作品として完璧といえるのではないだろうか(今考えた)。完成された美しい世界は愛でることしかできない。「僕らがいた」に自分が入るすきまはない。ただ、美しく、愛おしい。
2012-02-22 22:49:51true tearsとかアマガミとかキミキスとかToLOVEるとかBOYS BE...とか(恋愛をメインに置いた)少女漫画風少年漫画アニメや、さっき上げたような少女漫画原作のアニメは結局「事象」で「説明」することで成立しているようなところもある。説明しないとわかんないからね。
2012-02-22 23:01:53何かしらの明確な理由、そのための事象、そういったことで、「なんで」が解決してないともやもやしてしまうというのは、少年的であり、(いわゆる)アニメ的であると思う。理詰めした上での1ルート。それがテレビに流れる「アニメ」というものにおおむね共通することかと。
2012-02-22 23:07:35そういう理詰めが(後にも先にも)薄く、突然「矢野のこと好きかも」とか言っちゃう僕等がいたは、アニメというものがもつ概念・イメージを崩すようなものではないかと思う。そしてこのもやもやした感じが少女漫画的なんだと思う。
2012-02-22 23:10:54そうなっているという結果だけがそこに置かれる。「そうなっているんだから仕方がない」「考えてもしょうがない」…というのを「描写が薄い」という印象を与えずにやる。アニメ的には怖い方法だと思う。ちなみに「描写が薄い」という印象を与えてやると、AGEやダンボール戦機になる。(ぇ
2012-02-22 23:14:37そして、そういうもやもやしたところなどで「受け付けない」「気持ち悪い」「苦手」と感じる人も一定数いるんじゃないかとも思う。少女漫画に受けるそれと同じように。 #僕等がいた
2012-02-22 23:19:31だから「僕等がいた」をすすめられるのは、あくまで「少女漫画耐性がある人」までなんだよね…。true tearsが好きな人に見て欲しいようなそうでもないような…。
2012-02-22 23:22:38