#この書き出しいかがですか まとめその3(2/29,3/1~3)
ぼくのなかには海がある。ちゃぷんちゃぷんと音がする。ぼくの海の空には一羽、ウミネコにゃーにゃー飛んでいる。ぼくの好きな女の子、あの子は猫が大好きで、ぼくに耳をぴたっとつけて、猫がいるわと驚いた。それからぼくらはずっと一緒。ぼくと彼女とウミネコと。今も仲良く暮らしてる。#書き出し
2012-03-03 19:45:36「あの、えっと、好きです、脱いでください。」言うや否や、とりあえず耳を狙った手は空振った。「困ります」苦笑でかわそうとされる。そうはいくか。「脱ぎましょ、ね」わ、尻尾掴んじゃった!ずるり。「いい加減にしろってんだよクソガキ」睨まれた。脱げたんだ。手の中に、猫の被り物。 #書き出し
2012-03-03 18:15:32あの、えっと、好きです、脱いでください。―えっと、なんの間違いですか?「いや、だから…脱いでください」えええええ!?ちょっと!レズかよっ!?…逃げたい。しかし彼女は紅く染めた顔を近付け、私の服を脱がそうとする。その時、私は抵抗をやめた。 #書き出し
2012-03-03 20:18:15少し変更 RT @ktkr012 あの、えっと、好きです、脱いでください。―えっと、なんの間違いですか?「いや、だから…脱いでください」えええええ!?ちょっレズかよっ!?…逃げたいっ。しかし彼女は紅く染めた顔を近付け、私の服を脱がそうとする。その時、私は抵抗をやめた。 #書き出し
2012-03-03 21:13:53人魚姫になりたかったの。人魚姫のように、泡になって消えたかったの。 だから貴方に恋をした。幸せそうな貴方だから振り向かないと思ったの。なのにどうして私と逢うの?私を好きだと囁くの?愛してるなんて言わないで。今すぐ私を手放して。私の望みはただ一つ。貴方のその手で泡にして。#書き出し
2012-03-03 20:12:56君の後ろで、時計の秒針が歩みを止めた。君は笑顔で話を続ける。これからの僕達のことを。時計が動かない。ふと君の顔が曇り、失踪したかつての婚約者の名前を呟いた。そうすると、針は動いた。僕との未来では時計が動かず、あいつを思い出すと動くというのか。何のために、僕は、あいつを。#書き出し
2012-03-03 23:48:32とある作家はこう書いた。世界は革命されるべきだ、と。ならば私は、私はその意思を継ごう。誰にも邪魔なんかさせない、させてたまるもんか。気が狂っていると言われても、なんと言われても、私が尊敬するあの方の意思を継ぐのはこの私なんだから。 #書き出し
2012-03-03 20:52:13吐きそうなほどあまいあまい恋に別れを告げた。絵本の世界で、王子様との幸せな日々を夢見た私はもういない。情報を得る為に、好きでもない相手と体を重ねる存在。「恋なんて必要ない」毎日同じ呟きを残し、アタシは夜の世界へ勇み立つ。 #書き出し @r_seiya
2012-03-03 19:35:13吐きそうなほどあまいあまい恋。甘味は食べ過ぎれば後悔する。僕がしてる片恋はそういう恋。けど、分かってても、貪り食らいたい。その肌・嬌声・香り・体温・吐息の味。もう癖になるね。 #書き出し
2012-03-03 20:07:08吐きそうなほどあまいあまい恋。それは依存し蝕む神経毒。血潮は煮沸し、意識は漂白し、身体は焦がれ。それでも尚、月に願い星に祈り、貴方の傍に寄り添いたいと想いを募らせる。吐きそうなほどあまいあまい恋。そうそれは、私を壊す神経毒。 #書き出し
2012-03-03 20:46:06今日は君のかかとを踏んだ。久々の感触。幼い頃、集団登校のリーダーだった君の後ろを必死に歩いた。歩幅が合わずにぶつかって、転んで、かかとを踏んで。20年経った今、相変わらず君に着いていけない。3日も君の帰ってこない狭い家。玄関に転がった汚いスニーカーのかかとを踏んでやる。#書き出し
2012-03-03 20:30:43