副会長と書記のはなし続き

いくつめか忘れた
1
前へ 1 ・・ 3 4
内藤めあ @rkmea

@null しっかりとまわされた腕。髪に寄せられた唇から感じる息使い。どうしたらいいのか本当にわからない。「と、とーま!?」声が上ずる。ねぇ、これもあなたの出した答え?こんな問題出した覚え、まったく無い。 @Kanoh_ds

2012-03-01 01:17:56
内藤めあ @rkmea

@null (ど、どうしたら…!?)――1つ、わかっているのは。(どうしよう、力が入らない…!)何故だか前のように突き離せないという事実。 @Kanoh_ds

2012-03-01 01:19:40
内藤めあ @rkmea

@null どうして?彼の腕の力が強いから?違う、だって前は突き飛ばすことだって出来た。彼から逃げる事になるから?違う、だって私が彼から逃げる理由はどこにも無い。そして、気付く。そうか――私、離したくないんだ、この人を。 @Kanoh_ds

2012-03-01 01:20:36
内藤めあ @rkmea

@null どこまでも応えてくれる、彼はそう言った。もう一度言葉を噛み締めて、今度はもう堪え切れなかった。…信じても、良いのかな。…ううん。(―信じたい、だ)「…っ」 http://t.co/HPsNPNMS @Kanoh_ds

2012-03-01 01:22:15
拡大
内藤めあ @rkmea

@null 少し、震える手で腕を回す。それがどういう意味になるかなんて考えたくもなかった。ただ、彼を。『私』が欲しいと言ってくれた彼を、離したくないと思ってしまった。 http://t.co/CMpyyCA7 @Kanoh_ds

2012-03-01 01:23:55
拡大
前へ 1 ・・ 3 4