- yamadamuneki
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ときどき、ここまで書いた分のデータをぜんぶ消してしまう衝動に駆られる。こんなものでは本にできないと。昔でいうと原稿用紙をくしゃくしゃにしてポイって感覚。書き直すとして果たしてこれ以上のものを書けるのかと自問し、なんとか思いとどまっているけど、いつか本当にやっちゃいそうで怖い。
2011-09-12 10:45:121064枚。いままで書いたことのないタイプのストーリーなので、これでいいのか確信が持てない。でも、手探りで進んでいく感覚って、嫌いじゃないんだよね。
2011-09-14 10:15:54ストーリーを盛り上げるために構成をあれこれといじる。こういうときって数学的思考を使っているなと感じる。因数分解でもっともシンプルな解を発見する感覚に近い。
2011-09-23 09:27:191127枚。書けないときは絞り出しても出てこないのに、書けるときは流れるように出てくる。人間の脳って機械なんだなと感じる。
2011-09-27 16:01:031141枚。伏線を張るために短いシーンを途中に加筆しなければならなくなり、さてどこに挿入するかと読み返していたら、まさにお誂え向きの場所が用意されていた。まるで最初からそこに加筆されることが決まっていたかのように。作品を書いているというより、作品に書かされている感覚。
2011-09-29 16:34:231147枚。少しずつエンディング・モードに入ってきてる。あと一カ月であげられるかどうかは微妙なところだけど、二カ月あれば、ほぼ確実にあげられる……と思う。
2011-09-30 15:37:541157枚。いまはクライマックス特有の勢いで書いてる。だからちょっと荒くなってるかもしれない。でもいいのだ。直すのは後からいくらでもできる。
2011-10-01 13:23:101172枚。最初の山場は越えた。第三部からの流れを受けたクライマックス。でも、作品全体の真のクライマックスはここから始まる。いよいよ終わりが視界に入ってきた。なんだか足が地に着かない感じw
2011-10-04 08:13:20きょうは熟考の日。ラストに向けてどのように場面を構成していくか。丁寧に書けばいいというものではない。わかりきった展開を読まされても退屈なだけだし、余計なシーンはテンポを崩す。あえて空白を作って読者の想像に委ねる勇気も必要だ。
2011-10-09 08:54:38