正しくTogetter / min.tにログインできない不具合が発生中です。X側の修正をお待ちください(詳細はこちら)

第15回 明日の教室東京分校 #askt15 安部博志先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)『授業改善から学校力の向上へ~教材教具から見えてくる支援のポイント10~』

第15回 明日の教室東京分校 http://asunokyosi.exblog.jp/ 安部博志(あんべ ひろし)先生 筑波大学附属大塚特別支援学校 地域支援部長 主幹教諭  続きを読む
4
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 7 次へ
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援者自身のチェックリストも作成。「保護者や担任の苦労に対して、まずねぎらいの言葉をかける」、「専門家面しない(専門用語を決して使わない)」、「保護者が気づいていない担任や学校の努力している点を具体的に伝える」など。 #askt15

2012-03-03 15:04:49
藤川大祐 @daisukef

安部:さらに「自身のチェックリスト」を作り、自身についてもアセスメント。「誰も責めない、誰も批判しない」「保護者や担任の苦労に対して、まずねぎらいの言葉をかける」「専門用語を使わない」「子どものよいところや担任の協力しているところなどを保護者に伝える」等。 #askt15

2012-03-03 15:05:07
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:こうしたアセスメントは妥当性が確認できているが、場数が必要。 #askt15

2012-03-03 15:06:34
藤川大祐 @daisukef

安部:支援のポイント。重要なことは、「ちょっとした工夫」と「クラス全体にメリット」。大変なことは続かない。全員にメリットがあるものでないと続かない。 #askt15

2012-03-03 15:06:50
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント10。ちょっとした工夫で、クラス全体にメリットが。 #askt15

2012-03-03 15:06:57
杉本 直樹 @bewith12

これは卓見。RT @daisukef: 安部:親の育て方の問題ではない、本人の努力不足ではない、教師の指導力の問題ではないという認識が必要。「困った子」でなく「困っている子」である。 #askt15

2012-03-03 15:07:40
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント①「物理的な環境と言語環境を整える」。ちくちく言葉とふわふわ言葉。不注意や視覚過敏の子への配慮のために、教材置場にカーテンをかける。傘立てを出席番号ごとに穴をつける工夫。翌年の先生のためにプリントの原本を残す、など。 #askt15

2012-03-03 15:09:23
藤川大祐 @daisukef

安部:支援のポイント10。物理的環境と言語環境を整える、見えないものを可視化、課題達成の手がかりを示す、授業への参加率を上げる、教材教具の工夫で成功体験、先手を打つ、感動・行動のコントロールの方法を学ばせる、互いの多様性の善さ、社会性と自尊感情を高める。 #askt15

2012-03-03 15:09:38
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント②「見えないものを視覚化する」。体育館の種目が今どこなのかを矢印で示す。文字がわからない人には絵をつける。話を聞くだけでなく見てわかるように。講話で流したスライドをプリントアウトして玄関の掲示板に貼る。授業で何をするかのねらいを簡潔に書く。 #askt15

2012-03-03 15:13:39
藤川大祐 @daisukef

安部:授業内容の視覚化。授業内容を必ず1行か2行で、移動黒板に書くようにした。たったこれだけのことだが、授業が大きく変わる。 #askt15

2012-03-03 15:13:51
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:ポイント②続き。授業のねらいを縦黒板に1,2行でバンと書く、1時間の中でどのようなスケジュール・時間配分かを書く、板書の工夫、区切って消さない(視覚的な情報を残しておく) #askt15

2012-03-03 15:15:27
藤川大祐 @daisukef

安部:黒板は区切る。消さない。発達障害の子どもには視覚的な情報が重要。板書をどんどん消してしまうと困る。黒板をいくつかに区切り、授業中極力板書を消さないようにする。 #askt15

2012-03-03 15:15:31
竹内和雄 @takekaz0205

勇気が湧きます! RT @koike_s: これは…!! RT @fuji_labo: 安部:「多動でポジティブな人が日本を変える」と考える。面白い結果が起きる。 #askt15

2012-03-03 15:15:44
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント③「課題達成のための手掛かりを分かりやすく示す」。数字の位置と色のマッチング(時計の長針と短針を色分け)、跳び箱での「フワッと着地!」というキーワードでの指示、など。 #askt15

2012-03-03 15:17:07
藤川大祐 @daisukef

安部:「フワッと着地」という言葉で子どもが一瞬でわかってしまうこともある。 #askt15

2012-03-03 15:17:29
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント④「学習機会を増やし授業への参加率を上げる」。ただ待つ・説明を聞く・モデルを見る、ではない。道具を準備する。実際に自分でやってみる。分からない事は尋ねる。修正する。またやってみる(反復)。「できた」という体験。友達に教える。もっといい方法を学ぶ #askt15

2012-03-03 15:18:21
藤川大祐 @daisukef

安部:多くの授業では子どもが待つ時間が多すぎる。待つ時間を減らすことで、子どもの学習機会を増やし、授業への参加率を上げることができる。 #askt15

2012-03-03 15:18:34
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント⑤「教材教具を工夫して成功体験に結び付ける」。縄跳びを切って、持ち手から少しの縄の部分に100円ショップのゴム球をつけて、縄跳びを回すイメージをつかませる、など。 #askt15

2012-03-03 15:20:33
藤川大祐 @daisukef

安部:縄跳びのできない子どもは手首で縄を回せないことがある。この状態でひたすら練習させても、「できない自分」を確認させるだけで、自尊感情が下がってしまう。縄跳びの手に100円ショップで買った玉をつけた教具を作り、手首でまわす練習をさせる。 #askt15

2012-03-03 15:20:58
藤川大祐 @daisukef

安部:後手の指導では悪循環。あらかじめ見通しや手がかりを提示したり教具を用意したりして成功体験をさせ、賞賛を受けられるように好循環を作る先手の指導をする。こうした指導のためには、子どもについての記録を重ねることが重要。 #askt15

2012-03-03 15:22:38
藤川大祐 @daisukef

安部:記録では、解釈(主観)を交えず、事実のみを記載する。どういう状況で、どういう行動が出現し、どういう対応がなされたか。こうした記録を1週間でも重ねれば、状況についての特徴が見えてくる。状況を変えることで成功体験に導ける。 #askt15

2012-03-03 15:23:47
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:⑥続き。A(見通しや手掛かりの提示など)→B(成功体験)→C(賞賛=自尊感情の高まり)。こうしたABC分析の記録方法を、解釈を交えず、事実のみを記載する。そして、想定される原因(機能)から、望ましい対応を考える。原因に応じた支援策を。 #askt15

2012-03-03 15:24:30
藤川大祐 @daisukef

安部:たとえば、注意を向けてほしくて子どもが動くのであれば、不適切な行動には注意を向けず、適切な行動にのみ注意を向けてやる。 #askt15

2012-03-03 15:24:47
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:支援のポイント⑦「感情や行動をコントロールする方法を学ばせる」。レベル1(へいき・OK!)からレベル5(ブチッ、キレた!わけがわかんない)に行くまでに、段階があるはず。しかし、レベル1からレベル5まで一気に感情がエスカレートしてしまう。 #askt15

2012-03-03 15:26:21
藤川大祐 @daisukef

安部:衝動性の高い子どもの場合、合法的に教室から出してあげることが重要なことも。感情が爆発しそうなときには、担任から目印をもらって校長室に行ってよいことにしておく。校長室で体操したり水を飲んだりすると感情をコントロールできることも。 #askt15

2012-03-03 15:27:13
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 7 次へ