第15回 明日の教室東京分校 #askt15 安部博志先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)『授業改善から学校力の向上へ~教材教具から見えてくる支援のポイント10~』

第15回 明日の教室東京分校 http://asunokyosi.exblog.jp/ 安部博志(あんべ ひろし)先生 筑波大学附属大塚特別支援学校 地域支援部長 主幹教諭  続きを読む
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藤川大祐 @daisukef

パソコンが苦手という人が、視覚過敏でまぶしくてつらいということがある。照度を落としてサングラスをつけることで解決することがあった。視覚過敏の子どもの席を工夫することも必要。 #askt15

2012-03-03 14:20:21
学校ボランティアプロジェクト @ROJE_VP

確かにそんな気がする。体が大きい中の人は小学校の低学年の子どもに「いきなり大きな人が立っていてビックリした」とよく言われる。 RT @daisukef: 6歳児の視野は非常に狭い。「チャイルドビジョン」と呼ばれるメガネで疑似体験することができる。 #askt15

2012-03-03 14:20:42
藤川大祐 @daisukef

安部:読字障害(Dislexia)の人は、「ここではきものをぬいでください」を「ここでは/きものを」と読むか「ここで/はきものを」かで葛藤するようなことが日常的にある。文節区切りにスラッシュを入れてあげると読みやすいことも。 #askt15

2012-03-03 14:21:48
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:読字生涯(Dislexia)の疑似体験。「ここではきものをぬいでください」という文章。「ここでは/きものを/ぬいで/ください」、「ここで/はきものを/ぬいで/ください」。発達障害の人は前者で読んでしまう。明朝体などのフォントにも影響。 #askt15

2012-03-03 14:21:56
藤川大祐 @daisukef

地下鉄駅の見えづらい表示の話題。乗換口の案内が適切に区切られていない上に、下の方にまで書かれている。上下で色を変えて、表示を分けてほしいとのこと。デザイナーは発達障害の人の認知について学ぶ必要がありますね。 #askt15

2012-03-03 14:26:22
藤川大祐 @daisukef

安部:情報が曖昧であること、情報が過多であることが問題となる。情報をわかりやすく、少しずつ出してあげれば、わかりやすい。 #askt15

2012-03-03 14:27:03
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:ドイツの速度制限のない「アウトバーン」は、道路標識などがなかった。表示が多すぎること、情報過多によって発達障害の人が混乱してしまう。 #askt15

2012-03-03 14:30:41
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

両手をくんで「ここ動かして」というワークを行い、休憩です。 #askt15

2012-03-03 14:31:25
藤川大祐 @daisukef

両手を交差させてひねり、ペアの人が指さした指を動かすという活動。指さされるときに指が触れていれば動かせるのですが、2センチほど離すと違う指が動いたりして混乱します。発達障害の人はこのような感じで苦労する、とのこと。 #askt15

2012-03-03 14:33:22
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:子どもがどのような性格なのかを、アセスメント・調査する必要がある。障害の概念図(出現率・男女比)を作成。縦軸が知的レベル(IQ)とする。発達障害(AD/HD、LD、知的障害、自閉症スペクトラム)といわれる多くが男の子。 #askt15

2012-03-03 14:47:19
藤川大祐 @daisukef

障害をもつ子どものアセスメント。IQ70以下が知的障害に分類される。自閉症スペクトラム、ADHD、LDといった発達障害は男子が女子の数倍ある。通常学級に6.3%、特別支援学級・学校に1.5%。さらにボーダーライン10%、また被虐待児もいる。 #askt15

2012-03-03 14:47:49
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:7.8%が特別支援を要する子、と言われているが、通常学級と特別支援学級・学校との境界児が10%いる。 #askt15

2012-03-03 14:48:39
藤川大祐 @daisukef

被虐待児がADHDに似た状況になることはある。 #askt15

2012-03-03 14:48:50
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:暴力を受けるだけが虐待ではない。「マルトリートメント」が。 #askt15

2012-03-03 14:49:22
藤川大祐 @daisukef

結局、特別支援が必要な子どもは、20%以上。特別とは言えない。 #askt15

2012-03-03 14:49:25
藤川大祐 @daisukef

安部:親の育て方の問題ではない、本人の努力不足ではない、教師の指導力の問題ではないという認識が必要。「困った子」でなく「困っている子」である。 #askt15

2012-03-03 14:50:20
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:求められる認識は。親の育て方の問題ではない。本人の努力不足ではない。教師の指導力の問題ではない。つまり、「困った子」ではなく「困っている子」である(脳の中枢神経系)。 #askt15

2012-03-03 14:50:51
藤川大祐 @daisukef

安部:本人も保護者も発達障害とは思っていないことが非常に多い。そういう子どものためのアセスメントの方法がなかった。そこで「およその発達段階(Ver.5)」というものを作ってみた。 #askt15

2012-03-03 14:53:12
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:子どもの発達段階をアセスメントするとき。発達の遅れか?偏りか?ねじれか?およその発達段階を項目でチェックしていくものを作成した。各項目を上からチェックをしていくもの。 #askt15

2012-03-03 14:54:16
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:「およその発達段階」によって、「社会性」が低いことがわかれば、それを底上げするトリートメントが必要、と判断ができる。 #askt15

2012-03-03 14:57:41
藤川大祐 @daisukef

安部:さらに、抱えている困難をアセスメントする。まず「社会性、イマジネーション、コミュニケーション、身体の感覚」、「不注意、多動性、衝動性」、「聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する」等を(診断名にこだわらず)見ていく。 #askt15

2012-03-03 14:59:31
藤川大祐 @daisukef

安部:これら以外に、「自尊感情・意欲」と「その他(二次障害など)」を見る。 #askt15

2012-03-03 14:59:55
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:抱えている困難(Ver.5)でも、子どもがどこで困っていることがわかる。『「どんなに努力しても~」と読んでください』としている。 #askt15

2012-03-03 15:00:34
藤川大祐 @daisukef

安部:さらに、学級担任、仮定、園や学校、クラス集団といった支援環境のアセスメントも行う。 #askt15

2012-03-03 15:02:24
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

安部:子どものアセスメントに加え、支援環境のアセスメントにも重要。コンサルテーションをする時に、子どもだけを見ているのはよくない、と経験的に考えた。例えば、学級担任は「仕事の疲労度は?」など。 #askt15

2012-03-03 15:03:29
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