(X, ≦), (Y, ≦') を整列集合とすると、次のどれかひとつだけが成立。(1)互いに同型 (2)∃x ∈ X, {a ∈X | a < x} ~= (Y, ≦') (3)∃y ∈ Y, (X, ≦) ~= {b ∈ Y | b < y} #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:00:09これから何わかるか?順序数α, βについて、 α<β ⇔ α ∈ β ⇔ (α ⊂ β ∧ α ≠ β)、α ~= β ⇔ α = β が云える! #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:02:09A ≠ ∅ を順序数の集まりとする(範囲によってはこれは集合にならない)と、A は最小元を持つ。適当に取ったα∈Aが最小元ならOK。そうでないとすると、{β ∈ A | β < α} ⊂ α を考えてやれば、α:整列より最小元を持ちこいつがAの最小元。 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:05:44系として、「ON全体の集まり」には整列順序が入る。(集合と思うと(ブラリ=フォルティから)矛盾が出るので集合ではない) #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:06:35順序数をちゃんと定義してやってるけど、わたしが都数の原稿で順序数書いた時は素朴な定義で最後までいった #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:07:07超限帰納法:P(α):命題について、(∀α [ (∀β<α, P(β)) ⇒ P(α)]) ⇒ ∀α P(α) #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:09:36例えば、ω = 𝐍 とすると、ω = {0, 1, 2...} は順序数になる。自然数ちゃんと定義してなかったのでする。 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:10:34【定義】順序数αが後続型⇔∃β s.t. α = S(β) / α が極限順序数 ⇔ α ≠ 0 かつαは後続型ではない #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:12:41「αが自然数 ⇔ ∀β ≦ α, β = 0 ∨ β = 後続型」「この定義使うの?」「あんま使わないです。順序数の雰囲気を掴んで貰えれば」 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:13:33自然数の和は{ n + 0 := n、 n + S(m) := S (n + m) } だった。順序数の和を考えたい。極限順序数の場合を考えなくてはいけない。 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:15:25順序数の和。{ α + 0 := α, α + S(β) := S(α + β), β:極限のとき α + β := ∪_{γ<β}(α + γ)} がその定義。最後のはどういう意味か? #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:16:48例1。0 + ω =∪{n < ω}(0 + n) = ∪_{n < ω}(n) = ∪_{n < ω} {0, 1, ..., n-1} = ω。 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:17:59こうして定義された和は非可換。ω + 1 = S(ω + 0) = S(ω) = ω∪{ω} ={0,1,...,ω}だが 1 + ω=cup_{n<ω} (1 + n) = ω。1が最初にあるかωが最初にあるかの違い。 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:19:54整列可能定理(WOT)「任意の集合は整列順序を入れることができる」と選択公理(AC)は同値。まず (WOT ⇒ AC) を示す。 #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:22:55Π_{λ∈Λ} X_λ ≠ ∅を示したい。族の各集合を整列させて最小元を取ってくればいいようにみえるけど、じつはこれACを既に使ってしまっている! #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:23:51W_λ := {≦ | (X_λ, ≦) が整列} ≠ ∅。この族から整列方法を取ってこなくてはいけないので、先の証明は使えない!! #選択公理ちゃんマジ公理
2012-03-03 14:25:01