フィン日辞書さんのフィンランド語講座「二重母音」

フィンランド語とシリアラインの小部屋 @S_J_sanakirja

フィンランド語において、母音は8つあります。それらはa, e, i, o, u, y, ä, öです。母音は単語内のどの位置でも出現します。

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単語の中で1音で母音が出現する場合、それは短母音(lyhyt vokaali)となります。

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フィンランド語において長母音とは、語中において2音の同じ母音が連続して並んでいる音の集まりです。 　例　aatto, tulee, hiiri, ehtoo, uusi, pyy, säätää, eläköön フィンランド語において最も頻度の多い長母音は「aa」です。

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フィンランド語において二重母音とは、同じ音節(tavu)内にある2音の異なる母音のつながりである。 例　mai-to, seu-ra, an-tau-tu-a, yö

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フィンランド語では8音の母音がありますが、全ての母音の組み合わせが二重母音となりません。

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フィンランド語では次の18組の二重母音があります。 uo, ie, yö, au, ou, eu, äy, öy, ai, oi, ei, äi, öi, iu, ui, yi, ey, iy

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これらの18組の二重母音の特徴として、まずuo, ie, yö は発音すると口が開いてきますが、残りの15組はi, u またはyで終わり、口が狭まってきます。次にoi が最も頻度の多い組み合わせで、次に多い組み合わせがaiです。一方、頻度の少ない組み合わせはey とiyです。

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連母音とは2音の連続した母音で、かつ2音の間に音節の区切りが入るものです。フィンランド語では18組の二重母音以外の母音の組み合わせが連母音となります。

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　例として「ae→ha-e」、「ao→sa-os」、「ea→se-assa」、「eo→se-os」、「ai→vi-an」、「io→hi-on」、「iä→i-än」、「oa→sa-no-a」、「oe→ko-e」、「ua→su-an」。

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最も頻度の多い連母音は、e-a, e-ä, i-oそしてi-öです。

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3音以上連続して母音がするときもありますが、その場合、短母音と長母音、短母音と二重母音など2つ以上のものがくっついたものになっています。

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例　ruo-an ：二重母音と短母音がくっついたもの。auke-aa：短母音の長母音がくっついたもの。tau-oissa：2つの二重母音がくっついたもの。