http://t.co/YjzLR2A『ネメシスの虐笑』のページ更新しました。8日目までの体験版がダウンロードできます。
2011-08-03 23:21:18はたまた、幸徳秋水は陰陽師の末裔の薬屋の出身ということから、本草学に通じた魔法使いではないかと妄想したり…そういう出身だから、神智学に傾倒したり…社会主義の無神論・唯物論との相克に苦悩したり(嗚呼、青春の恋と革命だぜ)…両者の止揚としての国民全体=神に行きついたのではないかとか。
2011-08-03 02:55:18うーん、私の妄想は暴走しがちだから。日本近代文学館に保存された『英国国会選挙訴願判決例全』に「日本革命党首領 幸徳秋水之蔵書 亜細亜共和国大統領」と書き込みがあることから、共和国民を全員神レベルに引き上げようとして、天皇を唯一神として奉ずる人に睨まれたんじゃないかと考えたり……。
2011-08-03 02:48:12中森明夫著『アナーキー・イン・ザ・JP』は、大杉栄の精神が、現代の少年の頭の中に復活する話だったが、小森健太朗著『ネメシスの虐笑S』の最終話は、理詰めの推理によって新しい幸徳秋水像が浮かび上がり、歴史が違って見えてくる話。アプローチが違うが、大杉、幸徳と言うと何か奇縁を感じる。
2011-08-03 02:34:07小森健太朗『ネメシスの虐笑S』は、最終章(第十話)において、西川隆範のルドルフ・シュタイナー研究や、安藤礼二(@reiji1967)の『新佛教』研究などを参照しながら、神智学をキーワードに、鈴木大拙と幸徳秋水を結びつける。その結果もたらされる真実は、従来の歴史観を覆すに至る。
2011-08-03 02:10:09『ネメシスの虐笑S』第十話。唯物史観の学者が軽視した観点(幸徳秋水『基督抹殺論』は、アニー・ベサントの神智学の主張に拠っている)から導き出される異貌の大逆事件。今までの近代思想史を相対化する衝撃力を持った新学説。歴史学者はこの学説を知るために、このラノベを読むことが必須になる。
2011-08-03 01:58:21ついに来たか。メールマガジン「ファンタスティック講談社BOX」vol.129に、小森健太朗作『ネメシスの虐笑【小説×ゲーム】』(講談社BOX)の案内が載っており、文中に幸徳秋水、神智学、大逆事件の真相の文字が……。
2011-08-01 22:13:54再度の告知。「『新佛教』研究会 夏の勉強会――清水の近代と宗教」。日時:8月27日(土)午前10時より。場所:龍津寺(静岡市清水区小島)。演者と題目。吉永進一「明治の清水と大本教」、高橋原「清見潟の一夏 樗牛・嘲風物語」、大谷栄一「大正時代の国柱会と三保最勝閣」。
2011-07-30 06:47:24