clown氏の「作品の整合性」という言葉にhasubamiが噛み付いてみた
理由付けって本質じゃない気がするな。ストーリィの中で、如何に世界観を見せるかってのは大事だと思うんだけれど、世界観の表現に力を入れすぎるのは本末転倒に思える。
2012-03-05 13:33:49SFはわりと世界を楽しむことそのものが目的という趣もあって、そういう点では本質であるかもしれない。が、ファンタジーは世界を楽しむ、という要素より、やはりストーリィとエンターテインメントという要素が強い印象が強い。そういう、楽しみ方の違いが根本にある気がするな。
2012-03-05 13:38:25エドモルさんから借りたハリウッド脚本術を読んでるけど面白いな。エンターテインメントを描く手法がふんだんに盛り込まれている。小説とはちょっと違う点もあるし、私の今まで書いてきたみたいなものとそぐわないものも多いんだけれど、参照できるものが多い。
2012-03-05 13:44:35あと、行動でキャラクターの心情を表現するとか、言葉をひねくり回すことによる表現ではなく、ストーリーと行動でしっかりと示すということの勉強にもなる。逆に、言葉をうまく使って表現する、台詞回し、といった点では勉強になることは少ないかも。まだ最後まで読み終えていないけれど。
2012-03-05 13:48:38あと恋空とかリアル鬼ごっことか、いくらアレだとしても売れるということは、クソに見えても学ぶべき事はあるという点で視野が狭いと少し感じるな。読んでないけどな!
2012-03-05 14:02:10まぁ根本的な小説に対する構え方は同じような感じでも、実際取り組むとなればそりゃ差異があるものだからね。こういう考え方なんだなぁ、と参考になるわけです。
2012-03-05 16:08:57@fluidown 整合性とか見せ方については先日から夜中にダラダラツイートしてる気配。私は整合性あってありきなんだなぁって自分の過去の作品を読んで思ったので。
2012-03-05 16:10:37多分世界観の説明を省いたエンタメ作品は私の頭じゃ無理です、という話。映画論の授業もとってたけど、見るだに私のは日本の映画なんだよね。冗長で序盤が淡々としてる。
2012-03-05 16:12:15@Hasubami ああなるほど。整合性の話か。私は案外、整合性のとれてないものの方がリアルかなと思うところがある。というのも、実際人が見えてる現実も、思い込みや偏見により、実のところ検証してみると矛盾していることが多いと思うんだよね。
2012-03-05 16:14:00まぁ良くも悪くもBLラノベの世界に閉じ籠りたいです。文体がまず違うと言われたらそうだけど、表現の幅はその付近がちょうどいいかな、と、言うことがさっき頭の中でまとまったらTLが面白くなってた。
2012-03-05 16:14:27@fluidown あーいや、なんつーの、見えてるものを見えると捉えるのはそれとして、見えないものに言及するのは、視点が片寄ったタイプの作品でやったら変だなって方向の整合性ね。見え方についてはキャラクター性に依存するわけだし。
2012-03-05 16:16:21@Hasubami なるほど。いやまあ、多分書き方については、私もかなり整合性にこだわるタイプで、その整合性に則ってそれをさりげなく匂わせたりはするよ、私も。ただ、整合性がとれてなく、変だな、って思わせるところがあっても、良い作品は良いし、整合性ってのは本質ではないのかなと。
2012-03-05 16:19:13@fluidown 整合性の追及は技術とか技巧の方面だから、本質になりえるとは思ってないなぁ。それを抜きに納得出来たら楽しい作品、矛盾が目についたらそうでない可能性がある作品でしょう。
2012-03-05 19:00:13そもそも私の言う整合性とかなんとかって、作中の出来事を以下に読み手に納得させるか、どれくらい矛盾を消して信じさせられるかということです。リンゴが赤いと書いただけではリンゴが赤いと実感してもらえないから。
2012-03-05 19:11:23例えば絵本。女の子が「私顔を洗うのが苦手!そうだ、猫になればいいんだ!」と猫に変身する。整合性はゼロでも納得するよ。それは子供の空想から起こる現実と受け止める。実際がどうでもいい事例。
2012-03-05 19:15:58例えば推理小説と銘打った小説があるとしよう。本格ミステリー、密室殺人、犯人はこの中の誰かだ!…それで、犯人の犯行動機や密室殺人の手法の説明に整合性が無かったら、私は評価したくない。例え面白かったとしてもね。
2012-03-05 19:18:59