地域づくり研修会「県内の地域間連携で広げよう♪ これからの地域づくり」

わたしりょうた（渡司陵太） @ryotawn

前田「都市の人の《自然の中で暮らしたい》《ノウハウを地域で活かしたい》というニーズを、国の補助制度を使って島に呼び込む取り組みを始めた。募集をかけたところ、予想以上の反響」

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前田「5名の人材が集まった。デザイナー2人、ヤマネコ保護1人、薬草づくり1人、イノシシ専門1人、とおもしろい第一線の人材が集まった。企画力、実行力にあふれる人材」

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前田「東京でも活躍できるようなユニークな若者が、縁もゆかりもない島に集結。島おこし協働隊レンジャー5人として活躍。」

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前田「デザイナーの若者は、消しゴムハンコづくりを市民向けに開催したり、特産品のパッケージデザインや売り方のデザイン指導などを行う」

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前田「その他、対州馬の荷運びイベントを開催したり…」

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前田「デザイナーがきたことで、島の地域資源がおもしろい存在になって、地域の人が自分の地域に注目するようになった。みんなで価値を共有して、地域課題をみんなで見つめられるようになった」

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前田「イノシシ担当の若者は、イノシシやシカのレザークラフトを作成。新たな、特産に。」

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前田「ヤマネコ担当は給料が半分なのに島にきた。地域でできる、持続可能な社会づくりを目指す。企業とのコネクションも強く、先端のノウハウが島にやってきてる」

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前田「薬草担当の若者は、製薬会社でのノウハウを活かして商品開発」

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前田「若者を呼んで良かったのは、既存の概念にとらわれない島おこしができるようになったこと。5人のチームワークが、島のいろんな人とつながり、大きなネットワークになっている」

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前田「たった5人を呼んだだけなのに、島が大きく変わろうとしている。若者の行動力が、島に伝搬し始めている」

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前田「ものづくり力=人材力。地域にないものをねだるのではなく、地域にあるものを活かして、人・モノ・カネを呼び込む。」

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前田「単発のイベントや祭りではだめ。継続が大事。苦しいこともあるが、情熱を持って取り組み続けたい」

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平「対馬にいったことある人？」会場の4分の1ぐらいが挙手

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平「対馬は遠いのに多いですね。やはり、実績のある若者が行くと、地域の人は受け入れる。前田さんの事例は実践例として、非常にいいですね」

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続いて、雲仙の田浦さんの事例紹介。

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田浦「わたしは雲仙生まれの雲仙育ち。昔はお客さんが多かったが、今はさっぱり。雲仙は噴火前は90万人くらいの来客があったが、今は30〜40万人くらい」

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田浦「きょうは商品づくりを中心に話します。らしさ、ならでは、を追求して、商品づくりをしなければならない。」

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田浦「雲仙は国立公園第一号。明治になって、外国人が通うようになって、外国人避暑地として、名前が有名になった」

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田浦「そこで、作ったのが雲仙レモネード。レモネードがなまって、ラムネとなった。外国人がきていたからこその商品。」

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田浦「雲仙に外国人がきた時に、炭酸泉と砂糖を混ぜたのが、レモネードの始まり」

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田浦「温泉レモネードと書いて、うんぜんレモネードと呼ぶ。温泉=雲仙。外国人は雲仙=日本山としてとらえていた」

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田浦「ただの《ならでは》ではなく、雲仙ならでは、自分達ならではなのか区別が必要。」

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田浦「よく活動をすれば、田浦に任せとけば大丈夫という捉えられ方をするが、それではダメ。地域全体で、ひとりひとりがやらないとダメ。」

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田浦「ただの商品づくりではなく、地域貢献できる商品づくりを目指した。ファンド型の商品づくり。みんなで稼いで、みんなで地域に活かしていく。地域の歴史・文化を活かした商品づくり」