能勢謙介‏氏の日Iネットセミナー(カーボ&ポンプ)まとめ

能勢謙介‏@nose_kensuke氏の日本IDDMネットワーク主催 「カーボカウント&インスリンポンプセミナー」まとめ。
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能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(4) 超速効型インスリンを用いたカーボカウントの報告の有用性を報告したのは、"DAFNE Study Group (2002)" 。カーボカウントは超速効型インスリンと相性がよく、一方で速効型とはあまり合わないことが多い。 #type1 #iddm

2012-03-11 10:49:54
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(5) カーボカウントには、食事中の炭水化物量を調整する「基礎カーボカウント」(主に2型糖尿病患者向け)と、食事に含まれる炭水化物量でインスリン量を調節する「応用カーボカウント」(主に1型糖尿病患者向け)の2種類がある。 #type1 #iddm

2012-03-11 10:53:17
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(6) 2型糖尿病患者60名に食品交換表を使った指導を行い、次にカーボカウント導入群と食品交換表継続群に分けて24週後に検査結果を比較すると、HDLやBMIはカーボ群が有為に向上。何よりカーボ群では「ヤル気が出た」とQOLが高かった。 #type1 #iddm

2012-03-11 11:00:25
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(7) 「応用カーボカウント」は、食事の炭水化物量でインスリン量を調整する方法。「カロリーでインスリン必要量は『計算できません』」。(←コレ大事) #type1 #iddm

2012-03-11 11:06:22
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(8) 食事前に打つインスリンは、「1.食事の炭水化物量から計算したインスリン量」と「2.今の血糖値から目標血糖値まで下げるために必要なインスリン量」を合計したもの。前者を「糖質インスリン量」、後者を「補正インスリン量」と呼ぶ。 #type1 #iddm

2012-03-11 11:14:33
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(9) 超速効型インスリンに対応する糖質g量を「糖質g(カーボ)/インスリン比」、超速効型インスリン1単位で下がる血糖値を「インスリン効果値」と呼ぶ。糖質インスリンは「カーボ/インスリン比」で、補正インスリンは「インスリン効果値」で計算 #type1 #iddm

2012-03-11 11:20:21
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(10) 川村Dr.「10g=1カーボ」として、「カーボ」を評価単位として使うのは、「10g以下の炭水化物量の誤差は血糖値にほとんど影響を与えない」から。あんまり細かく計算しても意味が無い。 #type1 #iddm

2012-03-11 11:22:41
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(11) カーボ量を見積もるときのコツは、ご飯(主食)のカーボ量を正確に読み取ること。コンビニのおにぎりはだいたい100g(4カーボ)。スーパーの寿司は、一貫約1カーボ(砂糖とみりんによる)。 #type1 #iddm

2012-03-11 11:25:13
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(12) カーボ量を見積もるときのコツ(おかず編)肉、魚、卵は0カーボ。問題や調味料(煮付け、タレ)や揚げ物の衣など。野菜はカウントしない(ただしイモ類は別)。ジュースは果汁30%でも100%でも100mlで1カーボ。 #type1 #iddm

2012-03-11 11:29:09
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(13) マクド(←関西風w)でビックマック、コーラL、ポテトLのセットを頼むと、糖質量は何と13.5カーボ(!!)。 #type1 #iddm

2012-03-11 11:43:48
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(14) さて、これから昼食で「実習」(^_^;) お弁当のごはん200gで7カーボ、おかずは2カーボ。 http://t.co/Uzy7VoXg #type1 #iddm

2012-03-11 12:25:22
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(15) ちなみに朝食のカウントを大失敗していて、ただいま289mg/dl(苦笑)。インスリン効果値は自分の場合約40なので、補正インスリンを4.5単位、昼食分の糖質インスリンを12単位で、合計16.5打ってみます。さて2時間後には…? #type1 #iddm

2012-03-11 12:27:07
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(16) 1日の総インスリン単位数が30以上なら、インスリン/カーボ比:1.0、糖質/インスリン比:10、インスリン効果値を50で、取り敢えず始めてみる。これを日常の生活の中で調整していくのがbetter。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:07:05
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(17) インスリン/カーボ比やインスリン効果値は、同じ人でも時間帯や活動量で変化してくることがあるので、それぞれ調整する必要がある。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:11:45
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(18) 理想の基礎インスリンとは、1.食事を食べなくても下がらない、2.追加インスリンを打たなくても上がらない分量となる。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:14:51
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(19) 続いて、CSII(インスリンポンプ)について。最も基本的なこととして、インスリンポンプは超速効型インスリンのみを試用する。その注入量を変化させることで、基礎インスリン分と糖質インスリン分を構成する。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:45:53
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(20) 米国では約40万人がインスリンポンプを利用。日本では5000人以下。だいたい3000人ぐらいか?大阪市大病院では200人が利用中。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:51:04
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(21) ポンプ導入の場合、ほとんどは外来で導入。だいたい1〜2時間程度。若い子は理解が早く、1時間程度で導入説明を完了することが多い。年齢が上がるにつれ説明に時間が掛かる(汗)。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:56:22
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(22) 導入時、昨日のランタス・レベミルと重なって低血糖になるから…と導入を躊躇する病院・医師が存在する。前日の基礎インスリンをN(中間型)にするか、導入時に一時的基礎インスリン設定をすれば済むだけの話。工夫次第。 #type1 #iddm

2012-03-11 13:58:58
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(23) 外出や運動など、急に活動量が増えるようなとき、基礎分を時効型(ランタス・レベミル)で構築していると、一旦打ってしまったインスリンは「戻せない」。しかし、ポンプは注入量を変えることで簡単に調整できる。 #type1 #iddm

2012-03-11 14:01:12
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(24) 大阪では、1型糖尿病の医師や看護師だけの集まりがあるが、そこに参加している医師・看護師は全てポンプに変わった。勤務体制が不規則で、どんな事態にも柔軟に対応できるため。注射ではムリ。 #type1 #iddm

2012-03-11 14:11:34
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(25) 大阪市大では、ポンプ用のインスリンを注射用カートリッジで処方する。ポンプが使えなくなったとき、すぐに注射に戻れるから。 #type1 #iddm

2012-03-11 14:13:47
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(26) 番外編。本日の会場・両国のKFCセンターからの眺望。完成したばかりのスカイツリーが映える晴天下で、震災からの復興を願いつつ…。 #type1 #iddm http://t.co/SnmVwauv

2012-03-11 14:36:44
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(27) ポンプは「誰」が使うべきか?1.よりよい血糖コントロールが必要な場合、2.生活のリズムの不規則な場合、3.重症低血糖の多い場合、4.ポンプ療法によって楽になる場合、5.社会的・精神的な問題を抱えている場合。 #type1 #iddm

2012-03-11 14:40:30
能勢謙介 @nose_kensuke

川村Dr.セミナー(28) これまでは、ポンプ本体が約49万円、消耗品は、穿刺セットが1300円×10個、注射シリンジ550円×10個で、合計1万8500円かかっていた。 #type1 #iddm

2012-03-11 14:47:56