.@y_mizuno先生による内爆、イオン化現象と、その後の電子の流動

なんだか、辛くなってきた。いったい、あんなことを説明して、いったい、誰の幸せになるんだろう。いや初心にかえって、客観的になろう。誰かの役に立つこともあるだろう。本当は、非常に役立つ。でもそれは専門家だけなんだ。いったい、専門性って何だろうね。それは、それが必要になった時と同値。
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

驚くべき現象ですね。もともと空中には電場勾配があるので、それが、常時供給されたイオン化現象と、その後の電子の流動の結果、打ち消されたため、かと。@hayano 柿岡でこんな論文を思い出した. http://t.co/TaWG7QVN 柿岡が大気電位の変化で捉えた放射性物質の通過.

2012-03-12 21:28:23
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

またですか。分かりにくいのを逆手にとって何かを主張するか、本当にお分かりでないか、どちらかか?@chiakin103 100ミリ以下のICRPのグラフは放射線防御のための指標にすぎず疫学的な確率を示さないですよね。しかし将来にわたるガンの確率を計算して出していました東大の先生が。

2012-03-12 22:01:20
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

それは物理屋や専門家向けかと。一般の方は導出過程を飛ばして結果の数字だけを見るので^^ Sv_effで通じるかどうか?@plasmankado 「実効」を明示するならSv_eff あたりか.プラズマの有効電荷数Zeffという物理量はイオン電荷密度で重みをつけた平均,同じく期待値

2012-03-12 22:13:46
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

正解です。でも一般には知られてない。@chiakin103 100ミリ以上では疫学的な確率がある程度出ていて、だからと言ってICRPのグラフにあわせて、20ミリだと100ミリの5分の1に確率が正比例して減るわけではない…疫学的に使うことは望ましくないと、ICRPの資料で読みました

2012-03-12 22:17:22
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

何のためであろうが、間違いは間違い。@chiakin103 内部被ばくの線量が0.00xxシーベルト出たからと言って、それを生涯にわたるガンの発生比率として、何十万分の一、と計算することは、考え方が違う…一般の人に低線量を安心してもらうために、便宜的にICRPのグラフの比率を利用

2012-03-12 22:18:42
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

残念。同感。彼は修行不足w 一般にどう受け取られるか理解してないのでは? @chiakin103 ICRPの正比例グラフ…本当の意味から外れるならば、その様な使い方はしない方が良いのではと。マスメディアの勉強不足への指摘もあるでしょうけれど、専門家の発表がそれでは。。と言う気持ち

2012-03-12 22:21:30
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@chiakin103 他人のことは全く言えない。それくらい自分の理解を他人に伝えることは難しい。専門家は、一般の人はもっと勉強すべきと思っている?そもそもこんな事態は想定してない。だからチェルノブイリの教訓も、現存被曝状況に生かさてこなかった。今回が初めて。語る言葉も不十分w

2012-03-12 22:28:29
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

Sv_effが現状では最適と思ってます。それで通じてほしいと期待。そもそもSvは示強変数で理解が難しい。その平均でさらに混乱。これが現状。だから何か工夫を。@plasmankado 厳密に考えはじめると…ではやはりシンプルに同じ単位を推奨します(笑).RT Sv_effで通じるか

2012-03-12 23:33:31
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@plasmankado その通り。Svは、実は「温度」の概念に近いんですよね。温度も、重さあたりのエネルギーといえなくもない。問題は、<期待値>は一般生活の中で、何に対応するか、ということ。それに対する命名規則があるのか。

2012-03-12 23:56:06
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@plasmankado そういうことで、先日、考えた(温度との)アナロジーがあるんですが、今の問題は別では?SvとSv_effに関する、よりわかりやすい命名とか単位とかがあるかどうかは、ちょっと別の問題では?

2012-03-12 23:58:40
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@plasmankado そうですね。重み付き平均。でも分かりにくい。後で、私の発明した説明法を書いてみます。

2012-03-13 00:45:14
ryugo hayano @hayano

そういうことです.後世の検証にたえるのはBqであってSvでない. @h_okumura: モデル依存な預託実効線量でなく生のBqを RT @hayano: (SvではなくてBqで統計を取るべきではないかな.チェルノブイリとの比較や汚染食品摂取状況の把握にはBqのほうが有用)

2012-03-13 20:38:30
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

ゲノム解析は、当初一台の解析装置が1日で数k塩基対であったものが、今では60G塩基対のスピードだそうだ。ヒトゲノムの全断片を完全に再構成するのでも、今では2日。真面目に、パーソナル医療が始まる予感。というか悪寒というか。でも進むだろうね。

2012-03-13 22:50:46
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

(メモ)専門家向けの図。でも一般の方も理解可能。ヨウ素131のβ崩壊とγ崩壊のdecay scheme(崩壊様式)。出典は未確認ですみません。後日、確認します。 http://t.co/baN3gJkf

2012-03-14 00:33:49
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

(メモ)専門家向けの図。でも一般にも意味は分かる。セシウム137のβ崩壊とγ崩壊。(出典は後日確認予定) http://t.co/xfHyYndo

2012-03-14 00:36:02
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

(メモ)セシウム134のβ崩壊とγ崩壊。(出典は後日) http://t.co/vysqxGMV

2012-03-14 00:37:01
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

ありがとうございます。私もそれ持ってますし、図としては同じ内容でしょうが…。CD-ROMから印刷するとああなるとか?(CD-ROMは紛失して分からない^^;) @TakuNaka1977 Table of IsotopesのEighth Editionに同じ図が出ています。

2012-03-14 00:46:49
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

やっぱり無理だわ。一言でも、140文字でも、10ツイートでも、たぶん足りない。原子構造から、量子力学から、説明しないといけない。絶対に、終わりませんね。でも金田先生の一般向け資料にも出てくるんだよね。どうされているんだろう?

2012-03-14 01:10:51
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kittymuu 専門家向けと書くと、バカにするな、教師面するな、とか怒り出す人もいらっしゃって。上から目線だとか。いったい、どうすればいいんだろうと。事実を述べているだけのつもりなのですが。だから、一般の方にも理解可能と書きました。もちろん、必要な説明があれば、という意味。

2012-03-14 01:15:41
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

そうですね。まったく、説明なしだったですから。失礼しました。 @uncorrelated 質問者が、その図のどの情報を知りたいかが重要だと思います。

2012-03-14 01:28:58
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/baN3gJkf - これを原子核の崩壊様式と呼ぶ。上下方向(y軸)にはエネルギー、左右(x軸)には原子番号を取る。水平線は原子核の励起状態の高さ(その状態のエネルギー準位)を意味する。矢印は、状態間の遷移。この時に出る余分のエネルギーが放射線。

2012-03-14 01:31:47
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/baN3gJkf - 原子核にも実は基底状態もあれば、励起した(内部エネルギー状態が高い)不安定な励起状態もある。I-131は原子炉内の核分裂で作られるが、その基底状態が実は不安定。不安定の原因は安定なI-127に比べて中性子が4個も多いため。

2012-03-14 01:37:39
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/baN3gJkf - 不安定I-131は半減期8日で、多すぎる中性子を陽子に変え、より安定な状態に遷移する。この変化は核内で自然に起こる。核内の1個の中性子が核内で1個の陽子に変化。その瞬間に忽然と電子が発生し外に出る。この電子こそ放射線のβ線。

2012-03-14 01:44:28
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/baN3gJkf - だからI-131からはまずβ線が出る。この図の左側は、そのβ線の出方を示す。左上の太線はI-131の基底状態。そこから矢印が複数=行き先が多いから。行き先=Xe-131の励起状態(右側の多数の水平線)、それが多いことが原因。

2012-03-14 01:56:17
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/baN3gJkf - I-131のβ崩壊の行き先(Xe131の励起状態)は6通りで、よく見ると89.9%は特定の状態に落ちてる。この水平線を見ると、左端に5/2+、右端に364.490と書いてある。364.490keVはその状態の励起エネルギー。

2012-03-14 02:09:10
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