小説の読み方・紹介・理解&翻訳についてちょっとした意見交換まとめ

読書は頭じゃなくて全身で体験するものだと考えているわたしには興味深い話題でした。読み方は自由。解釈も自由。感じ方はいろいろあるほうが楽しい!
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a nanny mouse @anannymouse

@wishgm 多少の誤訳/誤植/ニュアンスの違いは致命的じゃないと思ってます。それより手触りが変わってしまうほうが影響は大きい。翻訳が上手いかどうかも正確さを確認した上で判断されるんじゃなく、日本語として読みやすいかどうかで決まるのでは?実質それで正しいんじゃないかと思います。

2012-03-15 17:19:04
a nanny mouse @anannymouse

@wishgm 誤訳 etc. の影響はたいしてないだろうというのはもちろん小説に限った場合で、交渉事やニュース、マニュアルなどに於いてはたった一つの間違いでも大きな問題になり得ますけどね。文章のレベルと語のレベルの焦点の違いかな。

2012-03-15 17:23:09
伊東麻紀@インボイスは断固反対 @ItohMaki

@anannymouse あの人は翻訳家よりは作家としてやっていく方がご本人のためにも出版界全体のためにもいいんじゃないでしょうか。実際、創作もなさっているし歌人でもあるわけですから。やはり、翻訳家というのは基本的には黒子の役割であるべきだと思います。

2012-03-15 17:30:48
a nanny mouse @anannymouse

ちなみに、訳文を読んだだけでも誤訳を発見できるといわれることがありますが、手練の翻訳家がそんな証拠を残すことは稀ですので、それでわかるのはほんの一部です。ほとんどの誤訳は原文と突き合わせないと発見できません。

2012-03-15 17:36:17
a nanny mouse @anannymouse

多少の誤訳やニュアンスの違いは小説に於いては問題ないよと思いながらも、ひとつだけ酷い例を。ミッシェル・フェイバーの『祈りの階段』には最後の決め台詞にダブル・ミーニングがあり、その一言で作品の意味がガラっと変わるんですが、邦訳ではそこが訳せてません。訳者も気づいてないんでしょうね。

2012-03-15 17:48:50
こひらの「こ」は真打未満の「こ」 @kohiran

@anannymouse @wishgm 翻訳者の手書きの十が千に見えた説で膝を打ったので誤植かと。でもスカイツリーより高い塔が家の庭にあるわけないやん?気づけよ!と。まだ直ってないんですかね?映画は見てないので知りませんが。

2012-03-15 18:18:14
中野善夫 @tolle_et_lege

翻訳小説は読みにくいとか登場人物の名前を覚えられないというような理由で敬遠する人にはよく会うけれど、原作の意味や雰囲気が損なわれているから読まないという人がそんなにいるとは知らなかった。私は会ったことも聞いたこともなかった。

2012-03-15 18:38:10
中野善夫 @tolle_et_lege

原作との比較は原作を読めなければ判らないから、そこまで判る人は原作を読めばいいんであって、読めないのにそんなことを云う人はただ読まないもっともらしい言い訳をしているんじゃないかという気もする。そんなふうに考える人が少なからずいることを知っただけでも、まあよかった。

2012-03-15 18:44:33
taujun🌗 @taujun

@anannymouse 作品のタイプによって、というのは確かにあると思います。極論すると、ビジネス文書なら意味が正確に伝われば問題ないけども、詩は内容だけ伝わってもほとんど意味が無くなってしまう、ということでしょうか。

2012-03-16 11:39:44
a nanny mouse @anannymouse

@taujun あ、いい例えですね。ビジネス文書じゃ誰が訳そうと没個性だけど、詩はやはり共同作業で新しいものができてるってことですね。

2012-03-16 20:33:32
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