文芸あねもねトークイベント・レポ

Yuko @y_tea

昨日の「文芸あねもねトークイベント」のメモ、思っていたより分量があった。ちと長くなりますがレポの垂れ流しをします。これでも記憶からもれたことが多いんだけどなー。

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【文芸あねもねトークイベント1】宮木さんが「文芸あねもね」を作ろうと思ったいきさつを説明した後、5人(奥から柚木さん、蛭田さん、山本さん、彩瀬さん、南さん)が登場。文緒さんをはじめとして皆さんオシャレで可愛らしい！進行は柚木さんでした。

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【文芸あねもねトークイベント2】文緒さんから参加を決めたときの心境のお話。震災後1週間あたりでチャリティの話をいただいたが、そのときは逡巡していて断った。断ったことが気にかかっていて、文芸あねもねの話を聞いたときは即参加したいとメールをした。とのこと。

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【文芸あねもねトークイベント3】文緒さんから各作品のレビュー。「二十三センチの祝福」。主人公の説得力に驚いた。恋愛というより愛情の話。靴修理の仕事の経験でも？と彩瀬さんに質問。彩瀬さん「自分の靴がけずれるから」と。優しくしたいし、優しくされたい、という感情が主人公の男性の造形に。

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【文芸あねもねトークイベント4】「川田伸子の少し特異なやりくち」。斬新な読後感。コスプレ論に感銘した。何かを極めた主人公をよく書かれている。蛭田さん「あこがれなのかも？でも(主人公とは)友達にはなりたくない」痛いと希望の中間。

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【文芸あねもねトークイベント5】「私にふさわしいホテル」。大変な問題小説。文壇のインサイダー。電子書籍でなければできないこと。作品中のペンネーム論を読んで、これは彩瀬まるさんのことか！と思った。続編では、主人公がパーティで文緒さんとすれ違います、とのこと。

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【文芸あねもねトークイベント6】「ばばあのば」。文芸誌には書きにくい話。私小説。55歳の私が出てくる件は、南さんが友達とそういう会話をしたことから。(文緒さんが)合コンの話が面白い、と編集さんに紹介したら、その合コンに参加した人だった。

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【文芸あねもねトークイベント7】ここで、文緒さんが、作家の周囲の人のことは必ず書かれる！と力説。あと、作家はモテない！とも。南さんが「モテません」と同意してました。笑った。

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【文芸あねもねトークイベント8】「アメリカ人とリセエンヌ」。山内さんは映画に詳しくてブログにも書かれているけれど（文緒さん曰く）半分くらいわからない。爽快感。私のことは描写されないけれど私のことがよくわかる。

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【文芸あねもねトークイベント9】「水流と砂金」読み始めてさすがと思い、読み終わってさすがと思った。宮木さんのエキスが凝縮されている。美しい中に激しい怒りがある。弱い者の叫び。

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【文芸あねもねトークイベント10】「真智の火のゆくえ」重量級の作品。火に象徴される自己顕示欲とそれをもて余す様を表現。豊島さん休筆後に書かれたもの。写真美術館の描写が素晴らしい。行ってみたくなる。

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【文芸あねもねトークイベント11】「ボート」とぼけた味がある。静かに追い詰められていく。ラストは読者が試されている。「少女病 近親者・ユキ」。「少女病」は一つの転機となる作品。軽快だけど軽快でない。ユキも少女病(少年病)？

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【文芸あねもねトークイベント12】次に投稿時代の苦労話など。しかし、文緒さんは「私、初めて応募した作品がコバルトノベル大賞の佳作に入ったから特に投稿時代の苦労とかなくて」と。ゼロからのスタートでした。100枚の原稿の全部のページに編集者さんがつけた付箋があったことも。

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【文芸あねもねトークイベント13】他の作家さんも長い下積みとかはなく、賞に応募したらあっさり最終選考に残ったのでこれはイケルと思った、という意見が。彩瀬さんは4回目の応募で受賞。(初回応募時から)上手かったのでもっと書ける人だろうと期待していた、と文緒さん。

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【文芸あねもねトークイベント14】柚木さんもR-18文学賞に応募していた。角田さんから他の賞に応募したら？とアドバイスしていただいた。角田さんのアドバイスが面白い。「受付のしっかりした会社とつきあうこと」「ライターのバイトはしない」「デビュー前から編集者と親しくしない」など。

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【文芸あねもねトークイベント15】南さん。自分は出不精。家の中でできる仕事＝作家だ！と思った。蛭田さん。広告の仕事をしていてコピーなども書いていた。でも短いコピーよりも長い文章のほうが得意だった。

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【文芸あねもねトークイベント16】ライフスタイルは文緒さん以外夜型が多い？基本的には家族に合わせる、という話が。柚木さんが「宅配便との戦い」のお話を。普段は電話や玄関チャイムを切っていて昼間の数時間だけオンにしておくそうだ。その間5分おきに玄関チャイムが鳴る、とか。

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【文芸あねもねトークイベント17】今後の予定について。南さん。潜伏します、とのこと。彩瀬さん。4月上旬に実業之日本社から発売される、女子学生をテーマとしたアンソロジーに執筆。これは柚木さんも執筆しているとか。文緒さんは野性時代に連載中の「なぎさ」。今年中に終わるかな？

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【文芸あねもねトークイベント18】今後の予定の続き。蛭田さん。長編の準備をしています、とのこと。柚木さん、文庫化される作品が一つ。「私にふさわしいホテル」が続編を加えて5月に単行本化。

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以上で文芸あねもねトークイベントのレポは終わりです。ぎゃー！すごい長文になってしまってごめんなさい。これでもザルのような記憶力で覚えていないことも多いのに。あと、聞き違いがあったらすみません。

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【文芸あねもねトークイベントおまけ1】会場でいただいたチラシ。蛭田さんが手掛けたとか。 http://t.co/AV4XXPbP

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【文芸あねもねトークイベントおまけ2】こちらは裏側。手作り感がいい！ http://t.co/1olZQMWZ