障がい者支援の「連携」について考える

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j_takapy @j_takapy

責任ある連携のために、「連携は最小限で良いです」「ネットワークは消極的ぐらいで良いです」と。【記事紹介】「消極的ネットワーク」論/障害者相談支援 http://t.co/35KnnBEl

2012-03-18 06:58:07
くまでん@精神保健#社会福祉士/保育士/心理師 @hitacchi

「連携は大事」という言葉は福祉、教育、地域支援の学会や勉強会で繰り返し語られる。でも誰も、「連携を阻む壁」の実態と実証的方法を具体的に語るひとはあまりいない。発達障害支援の分野は特に顕著。だからこそ、私は期間が定められていてかつ、連携の核となる組織に身をおいてきた。

2012-03-18 10:19:10
イスーカワ @ishikawakz

「ネットワークが複雑で、当事者にとってわかりにくい状況になってないですか?」 / “「消極的ネットワーク」論/障害者相談支援 - BOUZAN NOTE!!/ 自閉症 ・ 発達障害児者 の教育・支援フレームワーク” http://t.co/LzwAXmNi

2012-03-18 10:43:52
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

発達障害者の支援において、「連携は最小限でよい」との意見。「目的のはっきりしない連携」がよろしくないのは同意できるが、だからといって連携は最小限で良いとまでは言えないのでは?とおもった。http://t.co/g8DHMV6C

2012-03-18 14:49:20
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

要は、「一人一人の支援者がプロとして自分の軸をしっかり持てば、連携は最小限でよい」という主張なんだけど、それができないから連携がいるんだ。

2012-03-18 14:52:53
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

一つの地域で多職種間で連携がしようとするとき、5人いたらだいたい1人くらいは、プロ意識のない者、自分の考えで動けない者がいるものだ。そういう人間が、難しいケースを一人で抱え込まないで済むという機能が、連携にはあるとおもう。

2012-03-18 14:54:52
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

ケース会議のあとの廊下でかわされる、「○○先生のところ、かなり大変そうですね」「先生も、感情的になっちゃうときがありますからねぇ」なんていう何気ない会話で、「○○先生の担当する子どもに注意しよう」というコンセンサスができあがる。このあたりが連携の隠された機能だとおもう。

2012-03-18 14:59:40
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

被支援者の立場からすると、連携に積極的でない支援者は「危険だ」と判断する。自分の支援が充分でないことをわかっている支援者ほど、連携を拒む傾向にあるからだ。

2012-03-18 15:01:50
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

先の論考では、「一貫した軸を作って連携しろ」と主張するが、そういう軸を作れなかったり、無理に一つの軸だけで行くと失敗するの発達障害特有の難しさだ。だからこそ、支援に際して多様な「軸」を共有することが大切で、そのための多職種間連携である。

2012-03-18 15:06:44
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

究極的には、「多職種間連携において、各メンバーが共通のゴールを目指すべきなのか否か」という問に行き着く。これは大変難しい問で、簡単に結論はでない。

2012-03-18 15:09:34
Τακäħjrö Ιŋøüé @inotti_ele

@_citadel @hitacchi 氏が"「連携を阻む壁」の実態と実証的方法の具体化"について発言しておりました。彼曰く、それを語れる人がいないそう。_citadel氏は実態と具体化はどうお考えで?多様な「軸」とするのか?不十分さと自分で処理する事を併せ持つ支援者の対処は?

2012-03-18 16:02:12
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

連携の自己目的化がよろしくないという点では、先の論考に私も同意。問われるべきは「連携を阻む壁は何か」ではなく、「本人のためにどう連携するか」@inotti_ele: @hitacchi 氏が"「連携を阻む壁」の実態と実証的方法の具体化"について発言しておりました。

2012-03-18 16:31:06
Τακäħjrö Ιŋøüé @inotti_ele

@_citadel @hitacchi どうなんだろ、本人としたら最小限でもいいから、一つの支援グループを使うんじゃなくて、多様な支援グループを使う/使えるとかいいのかなーと思ってもみたり。大きな括りだと多様性なんだろうけど。そうすると、分断されない様な情報の繋がりをどうするか。

2012-03-18 16:38:51
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

ただ、先のブログは「連携に際して共通の軸を」というんだけれども僕は、連携に携わる個々人が多様な軸を持っていていいとおもう。@inotti_ele @hitacchi

2012-03-18 16:55:00
Τακäħjrö Ιŋøüé @inotti_ele

@_citadel @hitacchi 知的な遅れのない人限定じゃなくても家族でもいいんじゃない?児童期の通院の様に。ただ、総合医にかかる如く一本で…複数使う事に嫌な人もおられるだろうし。地方だと人が少ないから範囲が広げられないし。なまじ共通の軸で行くと、お互い痛い目もあるかも。

2012-03-18 17:13:38
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

あ、そうですね。連携にはおいてあえて一本の軸を作れるとすれば、本人・または親という軸。発達障害の困難さと支援方法が多様になってきた今、もういちど本人と親の力を高める方策を考えてる時期かもしれない。@inotti_ele:

2012-03-18 17:21:27
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

あと「連携」の内訳を話そうとしても、個々のケースの情報は守秘義務で守られているから、どうしても「連携」という言葉だけが一人歩きしやすいというのはあるとおもう。

2012-03-18 17:25:50
新井隆俊 @arai_takatoshi

@j_takapy 消極的ネットワーク、そうですよね! たくさんの人とつながっておくことは大事ですが、具体的な支援のためには必要最小限のフットワークの軽いチームでなければならないと思います。直面している問題に対して的確で責任のある発言と行動ができる人たちのチームです。(つづく)

2012-03-18 18:25:12
新井隆俊 @arai_takatoshi

(つづき)つまり広いネットワークを基盤に、目的に合わせた動きのいいチームを作ることが重要なのではないかと思います。

2012-03-18 18:27:37
j_takapy @j_takapy

@arai_takatoshi 関係者が増えれば増えるほど、一人一人の責任が曖昧になってしまいがちです。話し合っていること自体に満足してしまうことも。具体的な取り組みを決定していける連携をしていかなければと改めて思いました。

2012-03-18 18:32:46
Τακäħjrö Ιŋøüé @inotti_ele

@_citadel@hitacchi氏とのやり取りの中で@bouzan70氏のblog(「消極的ネットワーク」論/障害者相談支援)に関し同意しきれない面があるのでは?という意見がありました。@arai_takatoshi@j_takapy 氏はどうお考えでしょうか? 

2012-03-18 21:27:57
Τακäħjrö Ιŋøüé @inotti_ele

@_citadel @hitacchi arai_takatoshi氏j_takapy氏のやり取りはどうお考えで?→https://t.co/GnlRkzNu https://t.co/PB4YVDKt https://t.co/bcDXuH9m 満足してしまわないか?という事。

2012-03-18 21:35:34
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

関係者が増えると責任が曖昧になるというお話ですが、発達障害支援の多職種間連携ならば各関係者の役割と責任は明確になので曖昧にならないはずと思いますが、そのへん現場で感覚ではどうなのでしょうか。@inotti_ele @j_takapy: @arai_takatoshi

2012-03-18 22:38:10
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku

「連携」は各専門家が対等の立場であり、上位者が下位者に命令したり逆に下から決裁を得るような構造ではないため、責任が曖昧になったり意思決定が遅くなったりはしないのでは、と考えます。@inotti_ele @j_takapy: @arai_takatoshi @bouzan70

2012-03-18 22:43:03