音楽誌にまつわるオトナの事情

五味兄の発言から波及したエトセトラを少しまとめさせていただきました。個人的に興味深い話題。
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吉田光雄 @WORLDJAPAN

「広告が入ったって、俺たちは言いたいことを言うぜ! これがジャーナリズムだぜ!」って、電事連の広告とかならともかく、CDの広告でもその調子でやってたら、不況下でそのやり方が成立するわけもないんですよね。

2012-03-20 04:21:23
吉田光雄 @WORLDJAPAN

『バンドライフ』という本を作ったとき、「インタビューで初めてギャラを貰った」と語るバンドマンがあまりに多いことに驚いたけど、いろんな雑誌で原稿を書いている側としては、音楽誌の原稿料がいちばん安いという事実も含めて、何か構造的な問題がある気がします。

2012-03-20 06:38:16
有泉智子 @tomoko_ary

予算がないから記事が載せられない、ということは現実としてあります。が、「載せない」というジャッジに至るまでには様々なことがあります。そして予算がなくても記事が載ることもある。なんでもそうだけど、そんなに0か100か、黒か白か、なんてことでモノがなされてるわけじゃない

2012-03-20 08:16:29
ぴっち @pitti2210

音楽雑誌に書いているライターさんの気合いの入った文章よりも、twitterやブログのラフな文章の方がずっと共感しやすいんだよね。

2012-03-20 09:58:55
ぴっち @pitti2210

さっきの話。「金払ってインタビューしてもらうのとかはもう嫌」という想いに対し「雑誌の人だって熱い気持ち持ってる」とかとか反論する人は、論点をすり替えていると思う。「インタビューさせてください」と言う雑誌側がインタビュー相手からお金を取るのは不条理という話なんだから。

2012-03-20 11:45:40
ぴっち @pitti2210

別に逆ならいいと思う。プロモをしたくて、お金を払って、お互いが納得した上で記事を載せてもらうのはいいと思う。でも雑誌側がオファーを出して、お金も出せよ!って本当に凄い話。例えば漫画誌とかだったら、漫画家が雑誌に書けと言われて書いて、さらに掲載料を払わされているようなもの。

2012-03-20 11:48:50
アボかど @cplyosuke

TLに音楽誌とお金にまつわるあれこれみたいなトウゲッター流れてたから読んでみたらつまらなすぎてびっくりした

2012-03-20 10:59:34
たにみやん @tanimiyan

五味さんの嫌儲っぷりにちょっとピュアすぎるよなあとか思うけど、レーベルや事務所等に首根っこ掴まれてる構造である今の音楽雑誌の大半は少なくとも評論は名乗れないよなあとか思ったり。 / “音楽誌にまつわるオトナの事情 - Togetter” http://t.co/HRFtXtAC

2012-03-20 11:02:30
にこ  @sunday_nico

今、商業とともに音楽をやると音楽誌に限らずTVの露出、CD販売の店舗やネット窓口へ広告費、もっと前にCMやドラマのタイアップつけるかみたいなところから、音楽の出来以上に金が絡んだ大人の事情がありすぎるんだよね。音楽誌だけじゃなくてレコード会社が一旦全部潰れたらいい、くらいの

2012-03-20 11:13:56
Gotch / Masafumi Gotoh @gotch_akg

雑誌うんぬんの論争なぁ。紙媒体って作ってみて分かったけど、7万部で20数ページのTFTですら、取材費含め結構な費用がかかってる。人件費だけは皆さん有志ってことでナシ。ライターさんたちも協力したい!って感じで、安いギャラでやってくれている。それであれだけかかるからなぁ。

2012-03-20 11:14:27
Gotch / Masafumi Gotoh @gotch_akg

で、雑誌の良いところは、自分の興味のない記事も載っているところ。ラーメンの特集に惹かれて買った雑誌で読むべき本を見つけたり。ハブの役割をしているのね。ネットとはちょっと機能が違う。雑誌は、いろんなクラスタがタコつぼ化していかないようにする役割を無意識に持ってると思う。

2012-03-20 11:19:36
Gotch / Masafumi Gotoh @gotch_akg

何にせよ、マネタイズ(どうやってお金に変えるか)をバンド側が考えないといけない環境は、俺には無理だ。だからメジャーでやる。あるいは事務所に所属する。それゆえの縛りもある。でも、良いスタジオや機材を借りられたり、コンサート運営など、有益なことがある。要は個人の選択だよなぁ。

2012-03-20 11:56:50
@TWDALLA

私個人としては、音楽誌に広告の価値はほぼないと思ってる。音楽誌に載ったからってCD買ったり、レンタルしたり、ライブ見に行ったりはしないよね!それはハコで配られてるフライヤーもそう。フライヤーに関しては、必要な物とそれでない物があるけどね…。

2012-03-20 11:15:05
吉倉ヤスヒロ @oideyasu38

いまリツイートしたまとめは音楽好きな人ならみてほしいなー。自分は日本の音楽誌に、もっと海外誌みたいな辛辣な批評書いてほしいと思ってるし、それをたたき台にみんなで議論ができるものじゃなきゃならんと思うのよね。

2012-03-20 11:30:34
柴 那典 @shiba710

音楽誌にかかわらず、雑誌やウェブ媒体に広告を出稿するというのは、極端に言うなら駅前に看板を出すのと一緒で、「沢山の人に読まれている(=場としての価値がある)」ということに対してお金を払っているということで。

2012-03-20 11:40:08
柴 那典 @shiba710

ただ、音楽雑誌はその「場としての価値」を「音楽との出会いを提供する」「その音楽をより楽しめる読み物を提供する」という機能によって担保している。そこに価値を見出せるのかどうか?というのが、キーポイントだと思う。

2012-03-20 11:44:41
柴 那典 @shiba710

僕は音楽誌以外の編集にも携わるけれど、プロモーション以外で取材させてもらう場合はインタヴュー相手にメディア側が謝礼を支払うこともある。

2012-03-20 11:46:41
柴 那典 @shiba710

プロモーションの場合はメディア側がその人に語っていただく「場」(=価値)を提供する、たとえば識者や専門家に取材するような場合はその人がメディア側に「知識」(=価値)を提供していただく、そういう違いがインタビューと広告費、インタビューと謝礼という違いになっていると思う。

2012-03-20 11:49:30
柴 那典 @shiba710

で、僕がミュージシャンに取材をさせていただく時は、その音楽に対しての付加価値をきちんとつけること(記事を読むことで、聴いた人の「なんかいい!」を「ここがいい!」に変換すること)を考えています。それが音楽雑誌やメディアの「場」としての価値の源泉になると思っています。

2012-03-20 11:50:07
柴 那典 @shiba710

僕だけではなく、そういう思いを持って書き手や編集者として働いている人はとても多い(というか僕の知っている範囲では殆ど)だと思うのよ。

2012-03-20 11:51:55
柴 那典 @shiba710

ただ、一方でいわゆる「音楽批評」がちゃんと価値を提供できているの?という問いかけは作り手の思いとは別にあるべきだと思うし、もしそれが停滞してると思われてるなら、そこに向き合わなきゃいけないという問題意識もある。そこについて語った対談の再録が今度出るはずなんだけど、いつだったかな。

2012-03-20 11:56:28
ayament @ayament

好きでやってるだけであれば、同人でやっとけばーと思うが、そうもいかない業界ピラミッド性(コミュニティ)に二律背反さを感じる。ちなみに私は商業音楽が好き。>「音楽誌にまつわるオトナの事情」 http://t.co/8s5ygisa

2012-03-20 11:45:53
やや @mewmewl7

音楽誌にまつわるオトナの事情 http://t.co/RdrRMPPU このやり取り本当に難しいね。お互い仕事って割りきれればいいけど、趣味や感覚だけでやるなら、人件費も印刷も流通も雑誌媒体そのものが成り立たないものね。けど、音楽を創る側の気持ちももちろんわかる。魂だもん。

2012-03-20 11:49:31
can you fly disc.Inc @canyouflydisc

「音楽誌にまつわるオトナの事情」 http://t.co/rYNp9Aoh  選択するか、しないかの問題だが、広告で食えるほど甘い時代ではなく消えゆく必然のものは実際消えている。出版社、レコード会社の前に古き芸能界の仕組みがまだ生きている限り、このシステムは無くならないのでは?

2012-03-20 03:19:14
can you fly disc.Inc @canyouflydisc

「音楽誌にまつわるオトナの事情」 http://t.co/DLPx633i金で決着つける世界もあるし、気持ちで動く世界は確実に、ある。芸能の人はまだ続けると思う、このシステムを。でも、そんなシステムを「真似」して現代のバンドは追いかけたり、妬む必要もないのでは?

2012-03-20 03:48:42
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