ゴールデンレトリバー等大型犬の胃捻転(GDV)について

ゴールデンレトリバーが胃捻転!初期の対応から手術成功までのお話し。大型犬を飼っている人は要チェック!初投稿なので不備があったらゴメンナサイ
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Yutaka matoi @urd

そうして、すぐにれおんを連れて行けるようにして弟を待つ、弟も高速を使って帰ってきてくれて、すぐに病院へ…途中で、コンビニで5万円引きだす。これ、凄く重要。必ず保証金である程度置いてけ。と言われるのは常識なので、急いではいるが、とにかく実弾補給をする。…ソファ代が…

2012-03-20 02:04:02
Yutaka matoi @urd

そしてついて、すぐにレントゲンを撮って説明を受ける「おっしゃる通り胃捻転です」本当に http://t.co/ift3pom4 ここの写真とまったく同じレントゲン写真を見せられる…その説明を受けながら、奥で胃のガス抜きで針を刺す処置を並行でしていると…

2012-03-20 02:06:52
Yutaka matoi @urd

更に説明を受ける。その軽い説明をして先生は処置に戻る。待合室でぼーっと待っていると再度呼ばれ「ガス抜きは成功しました。これから整復(胃を元の位置に戻す処置)と胃壁固定(再発防止)の手術をしてみますが生死は50%50%だと思ってください。また時間がかかるので一旦帰宅を」と言われる…

2012-03-20 02:10:27
Yutaka matoi @urd

この時点では、先生も胃捻転を起こしてからどれぐらい経過しているのかもわからないので、50%という表現になったようだ。そして23時頃から手術が始まり、一旦弟と帰宅して、弟は自宅へ…僕は連絡待ちのため寝ないようにまんじりともせず待った…とはいえど、ぼーっとはしてられないので調べる

2012-03-20 02:13:19
Yutaka matoi @urd

胃捻転の手術自体の成功率は100%に近いと言われている。しかしその後の術後4日間の死亡率は非常に高い事を知る…。かなり暗澹たる気持ちだった…そりゃ寝ないよな…ていうか寝られる訳ないよな…。そして、1時を15分ほど過ぎたあたりで、電話がかかってくる。

2012-03-20 02:15:37
Yutaka matoi @urd

とにかく手術は成功しました。所見は、かなり早く連れて来てくれたので、切除部分等もなく整復して、胃壁を腹膜に固定して戻しておしまいでした。と…詳しくは、明日か明後日にでも…と言われて、やっと寝る。

2012-03-20 02:17:42
Yutaka matoi @urd

翌月曜日は仕事などで行けなかったのだが、電話をして容体を聞く。予後は良いようです。今晩からご飯食ってます。食欲も旺盛ですし…………・え!?

2012-03-20 02:19:31
あーたん(𝕌𝔻𝕆ℕ𝕂𝕆) @udonkoein

なんか、ぽかんと目が覚めた。ので、 @urd さんとれおんさんの、胃捻転の際の様子を読んでる。

2012-03-20 02:23:45
Yutaka matoi @urd

すぐに対応できる状態で24時間監視なので、ショック症状を引き起こすDVT(深部小脈血栓症)なども血液検査である程度予測して対応しているので、たぶん大丈夫だろうと言われる。この時に、色々GDVについて聞いてみた。

2012-03-20 02:25:38
Yutaka matoi @urd

まず、GDVは、とにかく早期発見、早期搬入する事で生存率が大幅に上がる。胃や食道、腸などが壊死を起こし始めると切除等の処置をを行っても、術後4日間の生存率が劇的に下がる。なので、とにかく早く気が付いて、早く連れてくる。明日の朝まで…なんていうことは絶対にやっちゃダメ。

2012-03-20 02:28:32
Yutaka matoi @urd

ちなみに、その時言われたのが、某TV番組に良く出ていた犬が胃捻転で亡くなっているのだが、これも術後にDVT症状が出て亡くなっている事から、たぶん気付くか搬入が遅れたかで、かなり壊死を起こしていたと予想されるので、れおんとその子はその違いが一番大きいです。ということだった。

2012-03-20 02:31:12
Yutaka matoi @urd

では、どうやって早く気が付くのか?って話だけれども、最大の特徴として、吐き戻しの動作を何度もするがなにも出てこない。お腹が急激に短時間(30分ぐらいで)上から見て解るほど膨れ上がる。痛みに耐えるようなフセをしているかと思うと、

2012-03-20 02:34:51
あーたん(𝕌𝔻𝕆ℕ𝕂𝕆) @udonkoein

@urd やっぱり時間勝負なんだなぁ。お友達のジャックが吐き気を催してるけどなんかおかしい…と夜間救急運び込んだら、腸捻転疑いだとかで…。様子見しなくてよかったよ!と言ってたとこなのだが…。

2012-03-20 02:36:17
Yutaka matoi @urd

突然立ち上がりウロウロしてはまた伏せる、ゲッコゲッコ言いながら吐こうとする動作を繰り返すがなにも出ない、またチアノーゼ症状(歯茎が白くなる)低血圧、呼吸困難、涎を垂らすなどが出るらしい。このうちれおんはお腹が極端に膨らむ、空吐き、ウロウロ、そして粘度の高い涎が出てる。であった。

2012-03-20 02:39:31
Yutaka matoi @urd

この時点で、病院に連れて行き、ガスを抜き、整復と胃壁固定をしてやると、かなりの生存率の高さにまであがると言っていた。また、胃捻転の捻じれの状態によっては、胃にくっついてる脾臓が千切れてしまって損傷したり、血液供給が断たれて胃と共に壊死を起こしてしまうこともあるらしい。

2012-03-20 02:42:42
Yutaka matoi @urd

そして、ちらっとさっき書いたが、ガスモチンを与えて様子見…というのは胃捻転になってからは絶対にしないでくれ!まず飲ませても、食道が捻転して閉鎖されてるので、胃に入らないので意味がない。との事。普段飲ませたりするのは予防的な意味合いでは良いけども、腎臓・肝臓の処理能力次第

2012-03-20 02:45:57
Yutaka matoi @urd

なので、延々飲ませて副作用が出ても知らんよー。ということだった。

2012-03-20 02:46:18
Yutaka matoi @urd

また、自然治癒は一切望めず、基本的に開腹して整復して、壊死部分を切除して、ショック症状緩和の薬剤(血栓症予防の溶血剤など)を投与して集中治療を行っていくしかないのだそうだ。また、一度胃捻転を起こした子はほぼ間違いなく再発するので、その予防には胃壁を腹腔内で固定しておくのが望ましい

2012-03-20 02:49:57
Yutaka matoi @urd

ということで、胃捻転を起こしやすいと言われる犬種は、子供の頃の避妊去勢手術を粉う時に、一緒に胃壁を固定してしまう手法が一般化しつつあるということだった。

2012-03-20 02:51:09
Yutaka matoi @urd

@udonkoein みたいです。とにかく壊死を起こしてしまう前に連れて行くのが正解のようですね。

2012-03-20 02:51:54
Yutaka matoi @urd

また、海外ですと、ゴムチューブとサージカルグローブと…と数点セットになったGDV応急処置キットが出ていて、初期のガスが溜まった状態を開放してやるための挿管キットも頒布されているようですが、きちんとした手順等を知らないまま行うと、食道や胃を傷つける事もあるので、

2012-03-20 02:55:25
Yutaka matoi @urd

きちんと、訓練講習を受ける事が必須になっているようです。

2012-03-20 02:55:56
Yutaka matoi @urd

そして、原因は、とにかく複数ありすぎるのだが、れおんの場合は、一番の理由は、年齢であろう。と。なんかのGDVの統計では、1歳歳を取るごとに20%リスク上昇するという話もあって、やはり胃や食道を支えている筋肉が衰えてきたのと、胃腸が弱っていてフード量が合っていなかったり

2012-03-20 02:59:31
Yutaka matoi @urd

いろんな要因の中でも大きいのはそれぐらいじゃないかなー。との事。ただ、本当に原因は様々な複合要素なので、コレ。といった決定的な物が無いので、再発予防のためにああすればいい、こうすればいいとは言えない。と。なので、一番確実な胃壁固定という外科手術でもって、胃が動かないよう固定して

2012-03-20 03:01:34
Yutaka matoi @urd

しまうのが、一番だということだった。また、胃壁固定の方法もいくつかあるのだが、一番有名なベルトループ法(胃壁の外側を何ミリかの厚さでベルト状に削いで、そのベルト部分を肋骨に通して、再度胃壁の表面に縫い付け直すという方法と、

2012-03-20 03:04:45