2012年3月29日の死刑執行を巡る玉井克哉東大教授と小倉秀夫弁護士とのやりとり。

江川紹子さんのツイートは玉井教授により公式リツイートされたものです。
1
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

形式的な正統性を全面に押し出せばへへえと跪くほど、日弁連の死刑反対論者はバカぞろいに見えているのかなあ。

2012-03-30 15:13:20
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

日本の弁護士にもいろいろおられるということは、今回、改めてよーく理解できました。 RT @Hideo_Ogura: では、日本の弁護士と異なる論理で日本の弁護士を非難んしないでいただけると幸いです。RT @じゃあ、私の論理とは違うので、別の方を相手になさってください。

2012-03-30 14:42:47
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

では、日本の弁護士と異なる論理で日本の弁護士を非難んしないでいただけると幸いです。RT @tamai1961: じゃあ、私の論理とは違うので、別の方を相手になさってください。

2012-03-30 14:34:23
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

その通りですね。 RT @Yquem1973: 法適用の問題と法制度の問題は別。政治犯処罰は法適用の問題、死刑の是非は法制度の問題。 RT @ 政治犯処罰がいけないのは、政治犯だからで、死刑にするからじゃないでしょう。 RT@Hideo_Ogura

2012-03-30 14:17:07
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

じゃあ、私の論理とは違うので、別の方を相手になさってください。 RT @Hideo_Ogura: 私は、処分に形式的な正統性があればその執行に反対してはならないとする論理を問題としています。RT @tamai1961: 私は、今回の死刑執行の話をしています。

2012-03-30 14:11:25
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

(続き)いうことは、許されない。なので、執行命令に署名した法務大臣を非難するのは、まったく筋違いです。死刑制度に反対ならば、運動の相手は国会、それから裁判所であるべきで、行政機関に持って行くのはおかしい。それこそ、法治国の破壊です。(終わり) RT @novaeangliae_s

2012-03-30 14:10:58
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

(続き)問題は、そのあとの執行行為です。裁判所の刑事判決は、行政機関によって執行される。行政機関には、判決や、その基礎となった法律が憲法に適合するか否かを判断する権限はない。即ち、「死刑制度は憲法違反である。だから執行しない」などと(続く) RT @novaeangliae_s

2012-03-30 14:09:07
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

(続き)裁判官が勝手に汲み取って法律の適用を拒むことは、許されません。裁判官が法律の適用を拒んでよいのは、それが憲法に違反するときのみです。その点、お説は正しいと思います。(続く) RT @novaeangliae_s

2012-03-30 13:57:18
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

(続き)別の言い方をしますと、裁判官が国会の判断を無視してよいのは法律が憲法に反するときのみであり、国民の代表であり国権の最高機関である国会の定めた法律を尊重せねばならない、ということです。即ち、未だ法律になっていない国民の意思を(続く) RT @novaeangliae_s

2012-03-30 13:53:23
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

一般論として申しますと、裁判所は、立法者が死刑制度を設けた趣旨に則った裁判をするのが、職責ということになります。ただし、立法者の判断結果たる法律が憲法に反する場合は、それを具体的な事案で適用すべきではない、ということになります。(続く) RT @novaeangliae_s

2012-03-30 13:51:31
S.Fukazawa @acutorostrata

@tamai1961 すなわち、立法者も当然死刑を適用すべきと考えるケースだと思うのです。それにもかかわらず、反対運動により裁判所が死刑を適用しなかったら、立法者の意思を軽視していて、それはそれで問題ということにはならないのでしょうか。(以上)

2012-03-30 13:01:35
S.Fukazawa @acutorostrata

@tamai1961 いきなり質問をぶつけるのは大変失礼で恐縮なのですが、どうしても疑問に思うことがあり、リプライさせて頂きました。昨日死刑を執行された上部死刑囚は、5人も殺害しており、「この人に死刑を適用しなかったら、いつ適用するのか」というケースであるように思います。(続)

2012-03-30 13:01:24
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

私は、処分に形式的な正統性があればその執行に反対してはならないとする論理を問題としています。RT @tamai1961: 私は、今回の死刑執行の話をしています。

2012-03-30 11:34:35
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

私は、今回の死刑執行の話をしています。で、それは政治犯ではない。合憲性・合法性の枠内で議論していけない理由がわかりません。 RT @Hideo_Ogura いいえ。論理の話をしています。

2012-03-30 11:32:44
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

その国の法律に基づいて政治犯が死刑に処せられる分には、まわりはギャーギャーさわいで執行の妨げとなる行為はすべきではないですね。RT @tamai1961: 「政治犯を死刑にするのはいけないが、懲役ならよい」とおっしゃる?

2012-03-30 11:31:34
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

一定の政治犯を処罰する立法に基づいて処罰する分には形式的な正統性はありますね。RT @tamai1961: 政治犯処罰がいけないのは、政治犯だからで、死刑にするからじゃないでしょう。

2012-03-30 11:30:20
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

「政治犯を死刑にするのはいけないが、懲役ならよい」とおっしゃる? それなら一貫しますね。 RT @Hideo_Ogura そうではありません。先生がおっしゃるような、形式的正統性を掲げて死刑反対論を糾弾する場合、政治犯に対する死刑に反対する議論をも糾弾しなければならなくなる

2012-03-30 11:30:05
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

あるいは、イスラム原理主義が広く支持されている国々で、民主的な政府が樹立されると、たとえば、レイプされたのにレイプ犯と結婚しなかった女性は、手続的な正統性の下に、死刑にされる可能性があるのだなあ。

2012-03-30 11:29:00
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

政治犯処罰がいけないのは、政治犯だからで、死刑にするからじゃないでしょう。 RT @Hideo_Ogura そうではありません。先生がおっしゃるような、形式的正統性を掲げて死刑反対論を糾弾する場合、政治犯に対する死刑に反対する議論をも糾弾しなければならなくなるという話です。

2012-03-30 11:27:54
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

いいえ。論理の話をしています。RT @tamai1961: それとも、今回の死刑執行の文脈でこういうことを仰せになるということは、既にわが国の死刑囚には多数の政治犯が含まれるというご見解でしょうか。賛成しかねます。

2012-03-30 11:26:18
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

それとも、今回の死刑執行の文脈でこういうことを仰せになるということは、既にわが国の死刑囚には多数の政治犯が含まれるというご見解でしょうか。賛成しかねます。 RT @Hideo_Ogura 政治犯の処刑も、たいていはその程度の形式的な正統性は具備しているので、目をつぶるべきですね。

2012-03-30 11:25:53
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

そうではありません。先生がおっしゃるような、形式的正統性を掲げて死刑反対論を糾弾する場合、政治犯に対する死刑に反対する議論をも糾弾しなければならなくなるという話です。RT @tamai1961: つまり先生は、「いつの日にかわが国が政治犯をどんどん死刑にする日が来るかもしれないか

2012-03-30 11:25:04
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

つまり先生は、「いつの日にかわが国が政治犯をどんどん死刑にする日が来るかもしれないから、その日に備えて死刑の執行を停止すべきだ」と仰せになるわけですね。失礼ながら、数ある死刑反対論の中で、最も説得力に欠けるものの一つだと思います。 RT @Hideo_Ogura

2012-03-30 11:23:29
小倉秀夫 @Hideo_Ogura

黒く描かれてもぐっとこらえなければいけないのは弁護士だけ!

2012-03-30 11:21:18
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

金科玉条? 相手を黒く描く実例を、何度もお見せいただく必要はないのですが。 RT @Hideo_Ogura 形式的正統性を金科玉条に掲げると、しばしば黒くなることに目を背けた方がよいですね。RT @tamai1961: 相手を黒く描いて、その黒さを非難する論法ですね。

2012-03-30 11:19:42