自民党・安倍元首相らの最近の動向について(『世論の曲解』著者・菅原琢氏)

東京大学先端科学技術研究センター特任准教授・菅原琢(sugawarataku)氏のツイートまとめ。 『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』(光文社新書) http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334035372
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菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

参院選:安倍元首相らが民主の単独過半数阻止で連携(毎日) http://bit.ly/9JrzV6 「選挙協力」って自民党執行部の許可を得て言っているわけではないですよね。『世界』の拙稿と関連しますが、色合いの違う新党に囲まれた自民党は立ち位置に慎重になる必要があるはずです。

2010-06-12 01:04:09
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の動き http://bit.ly/9JrzV6 続き)しかし票の大きさ(有権者の平均的意向)としては、新党の中でもみんなの党に寄るのが適切でしょう。「保守」路線は、イデオロギーが嫌いもしくは平和主義寄りなターゲットを、わざわざ外す、敬遠する戦略。

2010-06-12 01:08:07
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の動き http://bit.ly/9JrzV6 続き)そういう路線自体は、民主的競争の中で「許される」どころか、あって当然の話。存分にやっていただければいいと思う。問題は、新党の自民党(候補)への選挙協力という形で、個人の連携と政党の連携をごっちゃにさせていること。

2010-06-12 01:13:08
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の動き http://bit.ly/9JrzV6 続き) このニュースに接した、改革を志向しイデオロギーに距離を置いた/平和主義な有権者に、自民党=右寄りというメッセージを強く送ることになる。小さな票を取りにいって、大きな票を逃す戦略。

2010-06-12 01:17:07
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の動き http://bit.ly/9JrzV6 続き)多くの識者が指摘するように、結党時危なかった自民党が社会党に対して優越できた理由のひとつは、自主憲法制定に代表される政治路線を排し、経済重視(保守本流)路線を進んだからであり、自民党への信頼もここに生じている。

2010-06-12 01:24:31
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の動き http://bit.ly/9JrzV6 続き) これを書き始めると長くなるので、感想だけ書くと、やはり安倍晋三さんは、岸後の自民党がお嫌いなのかなあと感じた次第。岸の60年安保だって、経済重視路線の基礎のひとつのはずなのに。

2010-06-12 01:28:00
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の動き http://bit.ly/9JrzV6 続き) と書いたところで、産経新聞が執行部との関係を記事にしていたのを見つけました。http://bit.ly/cNqXND

2010-06-12 01:37:24
菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼 @sugawarataku

(安倍元首相の分派行動に関する産経記事 http://bit.ly/cNqXND 続き)産経的状況描写などを無視しつつ読めば、「みんなでやろうぜ」執行部は安倍氏に離党していただいてお互い楽になったほうがよいというのが感想。そうすれば新自民党的経済重視路線も打ち出しやすくなるはず。

2010-06-12 01:41:06