「銀河3号」と「光明星3号」の秘密を探る
4:第1段の制御方式はジェットベーンで、駆動用アクチュエータは尾翼の下のでっぱりの搭載されている。でっぱりの形がノドン等のジェットベーン駆動機構部とそっくり。
2012-04-09 23:36:25@LH2NHI 適当な固体ロケットを積んで3段目にして、それを衛星ごとフェアリングで覆っているのだと思っていました。ただ今になって思えば、"適当な固体ロケット"なんて日本ならまだしも、北朝鮮が簡単に持てる訳がなく、第1段、第2段同様に液体を使っていると考えたほうが自然ですね。
2012-04-09 23:38:19@Kosmograd_JP そうですね。私も上段はKN-02みたいな固体ミサイルのモーターを流用したのかと想像していたんですが、戦術ロケットのモーターは質量比が低すぎて上段にはどうも不向きです。
2012-04-09 23:43:13@Kosmograd_JP 液体ならタンクの大きさを変えて各段の最適化も図れますしね。固体だとそんな簡単にはできないでしょう。特に北朝鮮の技術レベルを考えれば…。
2012-04-09 23:43:52朝鮮中央通信社による動画。10秒辺りから西海衛星発射場の地図が映っている。どうやらロケットエンジンのテストスタンドがあるようだ。あとパッド付近には、やはり発射台から伸びる線路があるが、その行先には何もない。 http://t.co/QMWx8Spz
2012-04-10 00:10:22@Kosmograd_JP 今見ている途中ですが、0:40過ぎの衛星の英語での解説部分で“3 axis control”と言っていますね。
2012-04-10 00:17:03それにしても時事通信以外の国内報道で、衛星を張りぼて扱いなのは何なんだろう。3軸制御はハードル高いとは思うけど、ああいう衛星が実現不可能かと言えばあり得る形態だと思うけどなあ…。
2012-04-10 06:33:51率直に言って、韓国のKITSAT-3やSTSAT-1の技術が丸々流れたとは信じがたい。地球観測目的であのサイズに収めようとするなら大体あの姿に近くはなるので、せいぜい外観の参考程度(何枚かの資料が渡った可能性も0ではないだろうが)、各機器は独自開発か、別の国の手による物だと思う。
2012-04-10 17:41:27光明星3号の上部に付いている部品は、上を向いたMLIに覆われた(金色の)筒がスタートラッカー、横置きの筒が地平線センサーだと思うのだけれど、どうだろう。銀色の筒は分からない。拡大すると何か銘板のような物が貼り付けてあるように見える。
2012-04-10 18:23:26と言うか、差し棒を持った技術者が傍らに映っているわけだから、絶対コレが何でアレが何かという説明があったはずなのだが、どこもやれハリボテっぽいだの、やれ実用衛星にしては小さすぎるだのと言った、見た目の感想ばかりなのはどういうわけか。
2012-04-10 18:43:34銀色の円筒は、走査可能な高分解能のカメラ(の一部)ではないか?東大PRISMで言えばNACのような。で、横向きの金色の円筒がWAC。
2012-04-10 22:17:14銀色の円筒の先の太い部分には反射鏡とレンズがあり、細い部分を通って本体内部の受光素子に光を導く。銀色の円筒は、視野を変えるために回転可能。だから回転を阻害しないようにMLIも貼らない。電子機器が入っていなければさほど温度制約もきつくないはず。
2012-04-10 22:20:23この仮説の弱点は、高分解能(といっても程度はあるだろうが)のカメラにしては口径が小さくしか取れなさそうなところ。
2012-04-10 22:22:22北朝鮮の軍事パレード等を見ればわかるけれど、どんなことでも、「派手にしたい」ようだから、「本物の衛星を見せる」ってことも、「二度手間でもフェアリングをつけておく」ことも、別におかしいことじゃない。 なのに、それっぽく作って、「これはミサイルだ」って暗示したいように感じる。
2012-04-11 00:30:08そうか、銀河3号の第3段が液体ロケットという事はほぼ確定して、全長が伸びて推進剤搭載量が増えている(これはあまり自信がない)となると、第3段点火後に進路を変えて、太陽同期軌道に入れるというのはあり得るかも知れない。
2012-04-11 00:42:47公式には3機目の衛星投入らしいので、対内宣伝的に新要素を盛り込む必要はありそう。一方で、「西側の基準で判断するのは有用でないし、真空管を使おうがミグは速く飛べればいーんだYO!」みたいな話を思い出す。
2012-04-11 09:58:17コントロールルームに関しても、車載の弾道弾にくらべればよほど充実しているので、かなりのことができそう。
2012-04-11 10:24:59なんとなく、前回や前々回に比べて、宇宙開発への本気度を感じる。こう、例えば、宇宙開発の重要性を理解している人が相当位の高い地位に立ち、10年20年後も国を維持するために国土について詳細に把握する必要性を感じ、本気で地球観測衛星を持とうとし、足掻いた結果、と言うか。
2012-04-11 18:52:10これは推測と言うか妄想だが、もし単に国民や他国に対して力を見せ付けたいだけなら、わざわざ地球観測衛星だとか、太陽同期軌道に打ち上げるとか、嘘にしてはボロが出そうな細かい事まで公表するのは妙な気がするし、他国のメディアに衛星やロケットを見せたりするだろうか。
2012-04-11 18:49:18