勇者よ、宿屋の店主になってしまうとは情けない

そうは言ってもな。やはり限界を感じてしまってさ。魔王の城の近くの街で宿屋をやるのもいいかなって。強いモンスターはうようよいるしさ。その内、違う勇者が来るかもしれないだろ?
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  • 著者:倉田シンジ
  • イラスト:へるるん
  • あらすじ:魔王を倒す旅の途中で、なぜか宿屋の主人を任されてしまった勇者。そして個性的なヒロイン達とのエッチなラブコメ生活が始まり!?

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るーしぇ @lucifer_af

「勇者よ、宿屋の店主になってしまうとは情けない」ファンタジーモノとして書いても面白そうな題材だけどエロかー。

2012-04-16 16:18:12

 

lastline @lastline

@lucifer_af 「そうは言ってもな。やはり限界を感じてしまってさ。魔王の城の近くの街で宿屋をやるのもいいかなって。強いモンスターはうようよいるしさ。その内、違う勇者が来るかもしれないだろ?」

2012-04-16 16:21:50
lastline @lastline

「ほら、あそこで虹の雫について語っている男がいるだろ? 実はあいつも勇者候補生だったのさ。 そもそも不思議に思わなかい? こんな前線の村が魔王に滅ぼされていないことに」

2012-04-16 16:24:05
lastline @lastline

「ま、そういうことだ。 もちろん、かつて勇者だった奴ばかりでもないけどな。 ほら俺のかみさんだって、元々この村の生まれさ。 今じゃ、魔王よりもおっかないけどな(笑)」

2012-04-16 16:28:47
lastline @lastline

「勿論この村だけじゃないさ。 他の村にもたくさんいるよ。 気がづかなかったのかい? もうちょっとだけ他人に目を向けたほうがいいぞ。 まぁ、俺も人のことは言えんがね。 勇者なんてそんなもんさ」

2012-04-16 16:30:05
lastline @lastline

「俺みたいに村にとどまる奴もいるが、やっぱり旅を忘れられない奴もいるな。 やくそうがどこでも8Gなのには理由があるのさ」

2012-04-16 16:31:20
lastline @lastline

「ただ、勇者じゃなくなっちまったら精霊の加護は受けられないからな。 死んでしまうとは情けないじゃあすまないぜ。」

2012-04-16 16:32:12
lastline @lastline

「実際の所、勇者ってのは名乗っちまえばそれでいいんだよ。 魔王を倒せたのが本当の勇者ってやつさ。 別に俺みたいにやめちまってもいいだろ?」

2012-04-16 16:36:12
lastline @lastline

「おっと話が長くなっちまったな。 一人20Gだ。泊まっていくかい?」 「まぁ商売だからな(笑)。 食事くらいはサービスしてやるよ。」 「こんな街に、泊まりに来る奴がいるのかだって? そりゃお前みたいな奴は結構いるぞ」

2012-04-16 16:37:52
lastline @lastline

「それにココら辺は稼ぎがいいからな。意外と宿泊する奴は多いぜ。もちろん、俺の稼ぎも宿屋だけじゃないしな」

2012-04-16 16:38:22
lastline @lastline

「まぁ、ゆっくり休んでいきな。 何か聞きたいことがあったら@とか言うやつで聞いてみれくれ」

2012-04-16 16:38:49