苫野一徳氏による講演「教育の根本原理と哲学的思考」(関東教育カレッジ)
- kamuya_kurai
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「自由の相互承認」みんな自由だよ、と例えば基本的人権など「法」によって保証しても、実際にその力がなかったら実質化しない。そこで、そういう力をつけるのが教育。 #教育カレッジ
2012-04-21 19:36:02公教育の本質は、「各人の<自由>および社会における<自由の相互承認>の<教養=力能>を通した実質化 #教育カレッジ
2012-04-21 19:36:57個人にとっては、「生きたいように生ける力を育むこと」。社会にとっては、「自由の相互承認の基盤となること」。この二つが支え合う形。 #教育カレッジ
2012-04-21 19:40:27「お互いに自由に生きたい」という欲望を相互に承認し合わなければ、人類は滅亡するのでは。 #教育カレッジ
2012-04-21 19:46:20「生きたいように生きたいのであれば」「戦争をしたくないのであれば」というように、検証できる形で開く。 #教育カレッジ
2012-04-21 19:50:02事実学に対する<本質学(欲望論)>の優位。すべては脳が決めている、すべては遺伝子が決めている、というのを思考の出発点に置くのは出来ない。自由に生きたいと「思っちゃってる」っていう欲求をもっている、というところから思考を始めませんか、という問い。 #教育カレッジ
2012-04-21 19:52:32信念(直観)補強型思考と<信念(直観)検証型思考>。哲学的思考の重要な態度は、後者。常に、検証に検証を重ね、耐えうるものを構想する必要がある。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:04:15公教育が自由の相互承認の土台になる必要があるのであれば、社会政策(教育政策)は、ある一部の人にとってのみの利益になるのではなく、すべての人にとって利益にならなければならない、というのが一般福祉の原理。この当たり前のことが失われていた。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:06:25「原理」と「実践理論」の区別。「原理論」さえあれば、みんなで一緒に「どうすればいいか」という「実践」について考えることができる。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:07:38なんというアホな講師を呼んでいるんだ(笑) RT @symphonicity: 「原理」と「実践理論」の区別。「原理論」さえあれば、みんなで一緒に「どうすればいいか」という「実践」について考えることができる。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:09:56「興味・経験から?」「教え込みから?」これは対立するべきもの?状況に応じて使い分けること。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:16:35競争主義は、「どの程度であれば、正当か。どの程度であれば効果的か」という問いの立て方。(それでも競争主義は義務教育段階ではほとんどいらない、義務教育以降は多様化の方向と構想するのがいいんじゃないかと考えている) #教育カレッジ
2012-04-21 20:20:10競争主義、個人プレーは、上位にしかインセンティブにならない。結果、一部は上がるが、全体は下がる。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:22:21子どもの関心・意欲・態度は、「子どもの評価」にしてはいけない。あれは「教師がチェックする教師の評価」にする必要がある。 #教育カレッジ
2012-04-21 20:50:23