memo: “低線量被曝に向き合う チェルノブイリからの教訓” 2012/04/21

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島薗進 @Shimazono

2東大弥生講堂での講演会「低線量被曝に向き合う―チェルノブイリからの教訓」4/14。ステパーノヴァ氏の報告は「ウクライナ政府(緊急事態省)報告書」 http://t.co/RydwvZKj の内容と照応し、子供にがんだけではない多様な障害が起こる可能性を示唆するもの。

2012-04-22 16:00:42
島薗進 @Shimazono

3チェルノブイリからの教訓・講演会「低線量被曝に向き合う」@東大弥生講堂4/14。ミハイル・マリコ氏(ベラルーシ放射線防護中央委員会委員)の講演の内、広島・長崎の原爆生存者のデータに対する評価は、『シーダー』6号、2012年3月31日刊(昭和堂)の論考が分かりやすい。

2012-04-22 16:01:41
島薗進 @Shimazono

4ミハイル・マリコ氏「放射生態学的・医学的影響の比較」によると「現時点で明白なことは、線量・線量率係数(DDREF)と同時に原爆生存者で立証された放射線リスクを使用することは、放射能事故で被害を受けた住民に関する放射線の許容被曝レネルを著しく高く見積もることにつながり」

2012-04-22 16:02:20
島薗進 @Shimazono

5ミハイル・マリコ氏「放射生態学的・医学的影響の比較」「その結果として、住民を守ることができないということである。…チェルノブイリ原発事故の後に採用された全身被曝線量の許容レベルは、1年目は100mSv、2年目には35mSv、3年目に25mSvだった。事故後被害住民における」

2012-04-22 16:03:07
島薗進 @Shimazono

6マリコ氏「放射生態学的・医学的影響の比較」「悪性癌細胞発生の顕著な増加は、このような被曝線量の許容レベルを採用したことが間違いであったことを示している。…ベラルーシ住民で得られたデータによれば、被曝線量が1mSv増加するたびに、悪性癌細胞発生が約1%上昇するからである。」

2012-04-22 16:04:01
島薗進 @Shimazono

7東大弥生講堂講演会「低線量被曝に向き合う―チェルノブイリからの教訓」4/14。ステパーノヴァ、マリコ両氏の報告を受け、今中哲二氏は「低線量被曝影響についての“枠組み転換”?―低線量被曝にともなう非ガン影響!」とのコメント。1980年代から有力になってきた低線量では適応応答が

2012-04-22 16:04:53
島薗進 @Shimazono

8今中氏コメント続。低線量では適応応答があるとの考え方に対し、チェルブイリ事故後の健康影響(特に子供)から低線量での悪影響を想定しなくてはならないのかもしれない、健康に寄与するとされる適応応答が負の影響でもあるとの見方が必要なのかもしれないと示唆(難しかった。これであってる?)。

2012-04-22 16:05:24
島薗進 @Shimazono

9東大弥生講堂での講演会「低線量被曝に向き合う」4/14。通訳のティムール氏自身の見事な通訳。市民と科学者の内部被曝研究会、北大スラブ研究所、東大イスラーム地域研究、原発災害支援フォーラムの協力による開催で300人を超える参加者があった。資料は北大家田修教授HPに掲載予定。

2012-04-22 16:06:02
島薗進 @Shimazono

10東大弥生講堂講演会「低線量被曝に向き合う」4/14。質問用紙に記された質問多し。司会の松井英介氏(岐阜環境医学研)と押川正毅氏(東大物性研・TGFhttp://t.co/onB6zfBm )が整理しQ&A。両国の状況について参考になる話が多い。いくら時間があっても足りない。

2012-04-22 16:21:40
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