子どもの性的主体性と『子どもを守ること』をめぐって

http://togetter.com/li/28222からの派生議論です。
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MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 子どもは「性的な側面においてのみ自己決定権を十分保障される」べきである、とはわたしは考えません。ただ、セクシュアリティはそのひとの根幹的な人格を形成する重要な要素の一つであるとは思います。

2010-06-12 10:00:04
@YukaSato6

@papyrus いま外出中なので帰ったらきちんと返信します。が、同じことをわたしは繰り返しているきがするし、佐藤亜紀さんの最近のこの件に関するツイートが言いたいこととほぼ同じなのでご覧になるとわかりやすいかと!

2010-06-12 13:14:56
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

まとめリストざっと見たけどいろいろモニョるわね。赤木さんにも佐藤さんにも。>13歳以上の子供が「性的主体」である http://tinyurl.com/2cfzfeo

2010-06-12 16:26:03
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

「主体」って集団なり個人なりのありようを抽象的に論じるための概念用語よね? だから、論理的には自分以外の(あるいは自分を含めた)「(性的)主体」について論じることが不可能とは言えないはず。

2010-06-12 16:37:21
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

けれども(おそらく佐藤さんが指摘した)問題は、自分以外の「性的主体」について論じてきたのは、歴史的にみて圧倒的に男性であったということ。自分たちが中立客観的な立場であることを疑う余地をもたず、女性の、子どもの「性的主体」について論じることは横暴である、と言いたいのではないかと。

2010-06-12 16:41:35
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

で、赤木さんがもし「そんな歴史は自分と関係ない」と主張したとしても免責(この言葉がふさわしいかどうかわからないがほかに思い当たらないので便宜上使用)はされない。赤木さんが男性である限り、その発言にかかる(自分で自分にかけているものも含めて)バイアスには自覚的でなければならない。

2010-06-12 16:46:50
@uberkazu

@papyrus なんか児童の性関係は、もうヒヨるわよね。子供が性的にあってもいいんだという立場には、子供の自己決定権を考える上では大人と比較すると情報も法的、経済的にも資源が圧倒的に少ないのだから、この格差を無視して性的主体とか語っていいのかってのもあるし。

2010-06-12 16:53:51
@uberkazu

@papyrus 「子どもを守るべきだ」という立場には、それを理由にして性教育を遠ざけるなど子どもから自分の身体に関する知識に触れる機会を阻害する純血系の政治と連動する可能性が生まれてくるし。

2010-06-12 16:56:06
@uberkazu

@papyrus かといって、「子どもを性的に見る文化や大人がいけないんだ」という立場は、エンターテイメントを中心として現実にそんな文化が大々的にあるし、第一、「性的に無垢」というファンタジーが子どもを性的に見る視線に含まれているんだから、その批判自身が性の文化を再生産するし。

2010-06-12 16:58:57
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

@uberkazu じゃあ大人はみんな性的主体として語るにふさわしい資源を等しく持っているのかっていったらやっぱり格差はあるしね。資源がないなりにカリフィアや田中美津は自身の子ども時代の性的主体性について語ってるしね。事例は圧倒的に少ないけどゼロじゃないから捨象すんな! だわ。

2010-06-12 17:09:08
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

あたし的にはここが一番ひっかかるのよ。知識情報に触れる機会をつくることも「子どもを守る」重要な要素のはず。RT @uberkazu 「子どもを守るべきだ」という立場/を理由に/性教育を遠ざけるなど子どもから自分の身体に関する知識に触れる機会を阻害する純血系の政治と連動する可能性

2010-06-12 17:15:43
@YukaSato6

@papyrus 「間違いのない知識と情報を提供し、自分の性について考える機会を保証する必要」はあると思います。ただ子供に性的自己決定権をゆだねた結果、「児童ポルノにまきこまれたり、低年齢による妊娠で子供が死亡したりしたけど、子供の意思のもとにすべては行われたんだから仕方ない」

2010-06-12 17:27:42
@YukaSato6

@papyrus というような事態が考えられうるということです。子供の権利を剥奪・抑圧することより、そっちのほうがよっぽど重要ではないですか。

2010-06-12 17:30:07
@YukaSato6

@papyrus というかわたしは制限が抑圧・剥奪だとは思いませんが。ポジティブに、子供の性的自己決定権をとらえることも大切かもしれませんが日本の社会の現状においては、その権利は有効に作用しないと思います

2010-06-12 17:32:25
@uberkazu

@papyrus 私も一番ひっかかるのが、子どもへの性教育の抑制や子どもが性的であるなという命令に変わりえる部分が一番気になるわ。

2010-06-12 17:34:19
@YukaSato6

@papyrus ちなみにわたしがこの、一連の赤木さん・佐藤さんの論のなかで認識していた「子供に性的自己決定権が与えられる」というのは、社会的に子供が自分の意思如何で性行為等に関わるということが認められる、という意味です。

2010-06-12 17:39:45
@YukaSato6

@papyrus だから決して、「子供を性的なものすべてから遠ざける」というような意味ではありません、あしからず。

2010-06-12 17:40:33
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

でもあなた、「未成年よ性的なものに関わるな」って言ってましたよね? http://tinyurl.com/36qlafj これは撤回するということですか? RT @YukaSato6 「子供を性的なものすべてから遠ざける」というような意味ではありません

2010-06-12 18:50:22
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 子どもの性的自己決定権を「制限する」にせよ「ゆだねる」にせよ、画一的ルールをつくって後は放置、みたいな手抜きの極論に見えるのですよ。0か100ですっぱり切り分ければ解決する問題じゃないでしょう。

2010-06-12 19:10:50
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 「制限する」ことが是とされれば、どこまで制限するかの線引きは恣意的になりかねません。「性的なものに関わるな」といって知識や情報へのアクセス権を取り上げることも「制限」になるわけです。

2010-06-12 19:11:09
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 そのような「制限」によって、子どもが性を「なにか悪いもの」「口にしてはいけないこと」ととらえてしまえば、子どもは性に関することを大人には一切話さなくなります。相談もできなくなる。

2010-06-12 19:11:31
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 知識や情報などの資源に乏しい孤立した状態のまま「自己決定」した結果、性犯罪の被害者になってしまうというのが、現状における問題点なのではないですか?

2010-06-12 19:11:39
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 また、「ゆだねる」というのは、その子の身に起こったことはすべて本人の自己責任に帰して大人は一切関知せずフォローもケアサポートもしない、ということになるんですか?

2010-06-12 19:11:53
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

.@YukaSato6 先述したように、「制限する」ことは子どもを孤立させ、情報ネットワークからの閉め出しにつながります。問題は「制限する」か「ゆだねる」かではなく、性についてフランクに話せ、相談でき、教条的にならないという意味で信頼できる大人がいないということじゃないでしょうか

2010-06-12 19:13:33
MIYAMA akira (へムへ) @papyrus

性の自己決定権(とか性欲)っていうと「(自分以外の他者が介在する)セックス」についてのもの、というのが多くのひとたちの念頭に浮かぶようですが、まずはオナニーだろ、とわたくしは思うのよね。オナニーがすべてに優先するとも、オナニーはセックスへのステップにすぎないとも思わないけれども。

2010-06-12 19:38:50
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