#sociene 今夜はエコ・リーグ元事務局長の福島さんがトーク中!エコ・リーグは、環境問題に取り組む若者の横のネットワーク。「学生の環境サークルは3年でつぶれる」。活動が次に続かないとか、思いが引き継がれないという問題が、この業界にはあったのだそう。
2012-04-26 20:17:16#sociene 「人材育成」も柱の一つ。活動するひとのスキルを上げることに加えて、キャリアに「環境」という要素をどう入れるかというサポートも。「社会発信」も柱。若者が何を考え、どういう問題意識を持っているのかを社会に出します。
2012-04-26 20:19:59#sociene キャンパスから温暖化を考える「キャンパス・クライメイト・チャレンジ」をしたり、金属資源と環境・社会問題についてのプロジェクトを作ったり。700を超える大学・短大にアンケートをとって、「エコ大学ランキング」も作りました。
2012-04-26 20:21:18#sociene 「弱いものいじめが嫌いなら、なんで環境やってんだろ?」って考えた。授業でよく習う、TVで見る…それも影響していたと思います。レスター・ブラウンが立ち上げたUSのNGOを中高の時に見つけて、世界の食料・貧困問題等を見て、様々な問題を意識し始めました。
2012-04-26 20:27:13#sociene ジャイアンがきらい。ドラえもんのジャイアンは嫌いじゃありませんが、ジャイアン的なものが嫌いです。自分の力を大きくするために他の人を顧みないひとが好きじゃありません。これは色々なレベルであると思う。国…例えば少し前の、ブッシュ政権のUSとか。
2012-04-26 20:29:21#sociene 不平等も嫌いです。生まれついての大きな差が、国や地域にある。それをしょうがないと受け入れるひともいると思いますが、できるだけ減らしたい。無意識の差別も、できる限り減らしたい。僕らにありがちなのは、「大学生向けに○○しましょう」ってよく言うこと。でも、…
2012-04-26 20:30:23#sociene 大学に行くひとは、世の中の半分。だから、何となく「若者=大学生」として話を進めるのも、一つの無意識上の差別。僕自身が気付いていない差別もあるのでしょう。なるべく注意して生きたいです。結果の平等ではなく、与えられる機会で平等を創りたい。
2012-04-26 20:31:24#sociene 排ガスの出ない車を創りたい、と中学校の頃思っていました。この思い込み(?)が大学に繋がって、理工系の大学に入りました。
2012-04-26 20:32:11#sociene マクロなことがやりたいな、国連ていいなと思っていました。大きなことができそうだ、と思って、国連を研究しました。でも国の様子を見るにつけ、そのうち国を良くすることが社会を良くすることなのか分からなくなり、また企業の重要さも感じるようになりました。
2012-04-26 20:33:57#sociene でも国連を知れば知るほど、「国益を調整する機関」であるにすぎないことも分かってきました。全てを託せる場所ではない、と。そうやって考える中で、利益をベースにしないで動く人たちのチカラがまだ大切にすべきところじゃないかと思いました。
2012-04-26 20:34:58#sociene 国や企業も大事だけど、バランスを取る場所として、市民社会は重要。僕がこの世界でやっていきたいと思うのは、この分野に十分なチカラがまだないから。僕より優秀なひとがたくさんいるから、国や企業は彼らに任せればいいんです。
2012-04-26 20:36:03#sociene 協力したいけど、その余裕もないんですよね。また、全体戦略がない。最終的に到達したいゴールが被っているのに、皆で協力できないから、個別の団体が個別に活動して、それぞれ少しずつ成果を上げるんだけど、なかなかゴールに到達できていません。
2012-04-26 20:38:42#sociene 例えば環境税の話。欧州だと20年以上前から導入されていて、日本でもずっと議論されてきました。政府でもずっと議題に上がってはいるものの、次期尚早と15年間言われていました。そういうものについて、もっと政治的な力を集めて実現を目指したら、結果は違っていたはずです。
2012-04-26 20:40:09#sociene 原発だってずっと反対運動していた人たちがいました。最大公約数の目標を見せることが大事なのかなと、そう思っています。
2012-04-26 20:40:43#sociene そして僕らは矛盾を抱えています。企業ならサービスを継続するために組織の継続が重要ですが、NGOはミッションベースなので、問題解決がされたら組織がなくなることが、自分たちの存在意義であるべきですよね?一方で活動する人は食べなくてはなりません。
2012-04-26 20:41:54#sociene 逆に言えば、来年も再来年も活動を続けるということは、まだ成功していないということです。自分たちの状況にしがみつかず、早く「こんなことしなくてもいい世の中」が実現するようにすること。これが大事だと思います。
2012-04-26 20:42:47#sociene どうして若者なのか?という質問。僕自身は30、自分が若者と言えるか不明ですが…若者は社会の中心になれるのに、大きなことは上の世代が決めている。自分たちから声を上げることが重要だと思っています。
2012-04-26 20:44:26#sociene 声をかけて団体をつなぐのも、重鎮に声をかけるのは難しい。だから同じような世代の人たちが手をつなぐことで、将来にわたるネットワークを創りたいです。それから、世代交代も重要だと思っています。
2012-04-26 20:45:23#sociene 海外だと、若者が議会に対して提案できる仕組みもあります。日本から海外に、若者が問題に取り組んでいることを示せるネットワークを創りたいです。今は「United Youth」という活動も始め、リサーチやイベントをしています。田中絢也くんとかと。笑
2012-04-26 20:46:56#sociene 今まで片手間でやっていたこの活動を、これから本格的に動かしたいと。Beyond、調査研究(感覚でものを言いたくない)、発信の3本柱で、United Youthで活動していきます。今ようやく始まったところ。
2012-04-26 20:48:42#sociene 松村さん「環境問題は実はどうでもいい、僕が赦せないのは弱いものいじめ、そして環境の中にその要素がいっぱいある」というのがとても響きました。環境問題が大事だと思ってる人は、実は案外いないんです。
2012-04-26 20:51:24#sociene COP10でハリソン・フォードが言ったのは「人類は自然を必要としているが、自然は人類を必要としていない」ってこと。人間がいなくても、地球は問題ないんです。核で汚染されても、温度が上がっても、氷が溶けても、地球はどうでもいいんです。
2012-04-26 20:52:35#sociene 自業自得の自爆でしょ?自分で反省して「やばいやばい」って言ってるだけの話だから、「地球に優しい」っていうのがどれだけアホかって思ったんだけど。そうじゃなくて、環境問題は国境を越えるんです。これを使って人生を豊かにしようとする人がいたりする、それが問題。
2012-04-26 20:53:46#sociene 自分に都合が悪いから、悩んでるんでしょ?環境のこと。環境問題を悩んでるんじゃないんですよ、人間は。
2012-04-26 20:54:31