鎌仲ひとみ監督作品「ヒバクシャ 世界の終りに」を鑑賞して~沖縄より

先日ずっと見たかった「ヒバクシャ」を鑑賞したので、「内部被曝の脅威」を読みながら自分用にまとめました。
映画
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mai @jrmmnisi
「ヒバクシャ~世界の終りに」鎌仲ひとみ監督作品 http://t.co/CpV7NvBo
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自由時間を得たので、これから鎌仲ひとみ監督の「ヒバクシャ 世界の終りに」についてツイートしたいと思います。鎌仲監督は本当にすばらしい着眼点で映画を作っておられると、作品を見るたびに感じます。「ミツバチの羽音と地球の回転」を見た時は、泣けました。自分は今まで何も知らず生きてきたと…
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祝島では、80を超えるおばあちゃんたちが、もう1000回を超える反原発デモを杖をつきながら歩いて行っている。そして、中電の工事を体を張って止めようとする祝島の人たち。彼らの姿を見ていたら、この一年だけでくじけてしまう反原発運動なんて、本当の運動じゃないと、思い知らされる。
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どこで聞いたか忘れたけど、原発事故が起こった時、鎌仲監督は「ああ間に合わなかった」と思われたのだそう。本当は、映画で伝えて、大勢の人が知り、運動を大きくしていけば変わるんじゃないかと思っておられたはず…彼女の映画ほど、いま見るべきものは他にないんじゃないかと、いつも思わされる。
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「ヒバクシャ 世界のおわりに」も、そういう映画です。前置きが長くなりましたが。そして今確認したら、正確な映画のタイトルは「ヒバクシャ HIBAKUSHA 世界のおわりに」です。すみません。
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(手元にあるチラシの作品解説より)「ヒバクシャ HIBAKUSHA 世界のおわりに」鎌仲ひとみ監督 2003年|世界を覆い尽くそうとしている国境のない核汚染。核兵器開発、原爆、原発、劣化ウラン弾、核再処理工場・・・放射能汚染の環境に生きる日本、イラク、アメリカのヒバクシャの声。
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※正確な映画タイトル「ヒバクシャ HIBAKUSHA~世界の終りに」(チラシが一部ひらがな表記になっていたので訂正)なぜ、わざわざアルファベット表記されているか。被ばくは今や被ばく国のみの問題ではなく、全世界中の人たちがその脅威にさらされているという現実。タイトルから訴えている。
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ヒバクシャ①イラクを訪れた鎌仲監督が、戦車に空いた穴、そして地面に転がる劣化ウラン弾の線量を計る姿。弾を計ると、3μSV/hを超えている。そして、屈託のない笑顔の、イラクの子どもたち。地面を掘った穴から、水を汲んでいるシーン。浄水されていない水が、生活用水に使われている。
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ヒバクシャ②若い学生たち?の前で、広島の原爆について語る肥田舜太郎氏。「青空に赤い火の輪、リング。とにかくいやらしい赤。その真ん中に白い雲。それが火にくっついて、すごいでっかい火の雲に。いわゆる、火のきのこ雲。」
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ヒバクシャ③肥田氏、被ばくについて「熱が出て、血が出て、最後に毛が抜けて…当時はうつると言われた。伝染病だと」。アメリカの医師、ドンネル・ボードマンは、大気圏核実験により被曝した多数の被ばく米兵を診断し、「診断困難というたった一つの特徴が、低線量被曝」だとした。
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ヒバクシャ④イラク。子どもの白血病、ガンが、戦場以外の地域でも増えた。しかし、経済制裁のせいで、治療に必要な薬が買えないという親の姿。ウランの放射能は半減するのに45億年かかる。バスラでは、大人のガンも確実に増えている。ガンで亡くなった人、湾岸戦争前の18倍になっている。
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ヒバクシャ⑤鎌仲監督にメモのメッセージを残して亡くなった、ラシャという少女の姿。これが、イラクでの子どもたちの姿…。2003年3月、英米軍のイラク侵攻。イラクの劣化ウラン弾は、アメリカで作られた。ハンフォード核施設で。ここから、アメリカでの話に。鎌仲監督と肥田氏がハンフォードへ。
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ヒバクシャ⑥オッペンハイマーのタイピストだったローラ、「爆弾にするより、畑に撒いて食べさせた方がいい」というオッペンハイマーの会話について、彼らは内部被ばくの恐ろしさを知っていたに違いないと。ハンフォード核施設の風下に新婚で住んだローラは、初めての子を流産、夫は骨ガンで死亡。
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ヒバクシャ⑦ハンフォード風下地区。ローラの息子トムが「死の1マイル」を案内して説明する。彼の家を起点とする1マイル四方の地域は、ほとんどの女性が甲状腺障害を患い、流産を経験し、障害を持った子供が多くいる。「あの家は夫人がガンで38で死んだ」「あっちは子供がうまれつき片腕なかった」
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ヒバクシャ⑧1984年トムは政府を訴えた。銀行の融資止まり、村八分に。トム「ハンフォード、政府は故意に隠ぺいしている。政府は鉄条網を張り、あっちは危険、こっちは安全という。」肥田氏「日本の2キロと同じ。2キロ内にいた人ガンになれば10何万もらえ、1mでもずれたらダメ。それが政府」
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ヒバクシャ⑨ハンフォード、砂の地。水さえひけば、世界有数の農業地。トムの弟、テリー「このジャガイモはフライドポテト向き。来週には赤小麦を植える。(汚染について)僕の気にすることじゃない。人が何と言おうと気にしない。兄が何を言おうが関係ない。妻は、甲状腺の腫瘍を取ったけど」
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ヒバクシャ⑩テリーがハンフォードで作る牧草の2分の1は日本へ輸出される。ステーキ用の牛はハンバーガー用に。年間1600tのイモはすべて加工され、ファーストフード業界に買われる。マクドナルドのポテトを食べながら「このホクホク感。色、形、ツヤ、素晴らしい」と誇らしげなテリー。
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ヒバクシャ⑪ハンフォード地区の、とあるお店。プルトニウム・ポーターというチョコとコーヒーで作ったドリンクが。メニューを見ると、原子模型図からデザインされたような、まるで近未来の飲み物のような楽しいイメージ。店員は笑顔で「ハンフォード地区に誇りを持っている」。
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ヒバクシャ⑫ハンフォード核施設の元監督官ケイシー・ルード「200地区の地下水は汚染されており、何千万ガロンもの汚染がコロンビア川へ向かっている。汚染の通る川から、市が水道水を取水している。地下水の浄化は不可能。」汚染の進行を止める方法がなにもない。
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ヒバクシャ⑬日本、厚生労働省情報統計部で鎌仲監督と肥田氏。原発のある地域と、そうでない地域に何か違いが見つからないかと、日本地図に原発の位置を書く肥田氏。「原発から160キロの範囲に円を書いたら、ぜんぶの地域が円の中に入ってしまった。」狭すぎる日本。狭い国土に原発の数が多すぎる。
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ヒバクシャ⑭厚生労働省の統計データから、あることがわかったと肥田氏。「乳がんの死亡率が、1966年から急上昇している。東北4県と茨城、新潟で。このような広範な地域に影響するのは大気汚染。恐らくチェルノブイリの影響だろうと思う」
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【グラフと分布図】図6:日本女性の乳がんによる死者数、図7:秋田におけるセシウム137の降下量、図8:県別乳癌死者数分布図 (「内部被曝の脅威」p118~119 肥田) http://t.co/Jox60hgJ
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ヒバクシャ⑮市川定夫氏と肥田氏の対談。肥田氏の乳がん死者数分布図の話について市川氏「セシウムは筋肉にたまる。乳腺にも入る。胎児もやられる。ヨウ素は若者優先、若い者ほど影響する。妊娠中は胎盤から赤ちゃんにいく。生まれたときから先天性甲状腺がんを持って生まれる」
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ヒバクシャ⑯市川氏「原発、やり始めたときは封じ込めを言っていた。しかし、法律上は『環境中に廃棄する』となっている。微量の放射能入ったガスを出している。放射能は晩発性、劣性遺伝。次の次の代で影響が出る」肥田氏「広島、長崎ではひ孫の代で影響の出る率が高くなる」
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ちくま新書「内部被曝の脅威」(肥田舜太郎/鎌仲ひとみ)をぜひお読みください。映画に関する部分、またより詳しい解説や、被曝に関する説明など載っています。
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