大衆から「死」へ

むとーくんとの対話
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@edouard_edouard

@anarchist_kon 「大衆」とは一体なにをさすのか、またあるとして対義語はなにか。その語の、語感、こういってよければ政治的な含意をどう理解するのか。その理解に基づいて、その語を使用することは目的合理性行為なのか。答えてほしい、というわけではなく、よくそう思います。

2010-06-17 00:43:43
@anarchist_kon

@edouard_edouard さすが,ピンポイントの食いつきです! 「大衆」とは何なのか.今日一緒に行った(頭の良い)連れも全く同じところで気になっていました.

2010-06-17 01:37:14
@edouard_edouard

@anarchist_kon この前僕が「歴史」という言葉を使った時に、こんさんが反応されたのは印象的でした。同世代にも、おそらくは少ないながらも大きな歴史に傷を受けたものがいるでしょう。(誰しも小さな歴史、私的な歴史に傷を受けている、とは思いますが)cont.

2010-06-17 01:41:04
@edouard_edouard

@anarchist_kon が、僕はひとは大きな歴史に傷を受けて生きるべきではないと思います。「べきではない」とは難しい言い方ですが、しかし飛躍を覚悟で断言しましょう。そのように人は生きるべきではないと思います。cont.

2010-06-17 01:43:50
@edouard_edouard

@anarchist_kon さらに大胆な言い方(僕自身これを完全に是とはしませんが)をすれば、歴史のパロディ、ある種の「茶番」に人身御供として死ぬ人を出すべきではない、と。それが避けられない場面があるとして、それは常に自らのことであるべきです。

2010-06-17 01:44:39
@edouard_edouard

@anarchist_kon すでにこんさんへの言葉、という形を借りての独白なのですが、怒りの内に自らの歴史性を忘れて、村上春樹の言葉を借りれば、The System 、とでもいうものを破壊しようという営み(「革命!」)は、自己破壊的行為なのだろうと思います。cont.

2010-06-17 01:51:21
@anarchist_kon

@edouard_edouard 僕はそう思いません.ガタリ研究者兼小児精神科医のステファン・ナドー曰く,ノスタルジーとメランコリーという2つの考え方があります.人は皆,ある種の時間性を生きているわけですが,過去に囚われてしまうのがノスタルジー.cont.

2010-06-17 01:51:38
@anarchist_kon

@edouard_edouard 一方で,過去を<自己>としつつも,乗り越えて生きていくのがメランコリー,と僕は解釈しています.大きな歴史をメランコリーとして生きていこうとするのは,悪くない気がします.cont.

2010-06-17 01:52:55
@anarchist_kon

@edouard_edouard ただ,もちろん,大きな歴史は,資本主義などの作用がすぐ過去をノスタルジー化させ,人を捕えます.ステファン・ナドーの本に三島由紀夫の例が載っていました.

2010-06-17 01:54:08
@anarchist_kon

@edouard_edouard うん,そうですね,「革命」とは自己破壊的.うん,僕も「自己破壊」するために,そろそろ勉強することにします……

2010-06-17 01:59:03
@edouard_edouard

@anarchist_kon 自己破壊というのは端的に死ぬ、ということです。この言葉のリアリティはむしろこんさんの方が実際に目の前にそれを生きる人(あるいは死にゆく人)を目の前にしてきたはずだろうと思います。強い言い方をすればそれは軽々しい言葉ではありません。

2010-06-17 01:59:40
@anarchist_kon

@edouard_edouard うーん,僕はそのうち自殺してしまうのでしょうか?

2010-06-17 02:02:30
@edouard_edouard

@anarchist_kon それはひどい質問です、としたいところですが、違った応答を試みます。自殺は不可能です。あるいはすべて人の生は自殺です。不必要に早すぎる(社会的あるいは生物的)死はあるでしょう。人は犬死にすることが可能でしょう。

2010-06-17 02:05:58
@edouard_edouard

@anarchist_kon しかしヴェイユは死にましたね。そして読者にそっと死ねと告げているようでもあります。それはしかし逆説的に生きよ、ということなのですが、ただそのように死ぬ、生きることは困難でしょう。不必要なまでに困難です。

2010-06-17 02:07:44
@edouard_edouard

@anarchist_kon あまり失礼なことを言うべきではありませんね、すみません。妙な弁明をすれば、こんさんに僕は僕の「自殺への衝動」の存在を嗅ぐようでもあります、というと少し表現が仰々しいですが。

2010-06-17 02:10:55
@edouard_edouard

The System の訳語はなんだと思う?

2010-06-17 02:11:56
@anarchist_kon

@edouard_edouard うーん,思考が止まってしまった...

2010-06-17 02:15:32
@edouard_edouard

@jun_tmay 村上春樹の年を考えると、僕は実は「体制」じゃないか、と思っている。同じくらい違うかな、とも思ってるけど。

2010-06-17 02:17:00
@edouard_edouard

@anarchist_kon いや、まあ、今回は(も?)僕の絡み方が悪かった。反省してます。

2010-06-17 02:17:52
@anarchist_kon

@edouard_edouard そうなんですね.だから,敢えて聞いてみたのです.ちょっと思考が止まって分からないですが.ありがとう.>「自殺の衝動」

2010-06-17 02:18:05
@anarchist_kon

「体制」は当たり前すぎる答えなので,別の答えを期待.Sが大文字になっている.<The Systemの訳語 @edouard_edouard

2010-06-17 02:19:17
@edouard_edouard

お前が語るなとの声が飛んできそうで怖いが、村上春樹の年を考えるとあれは実は「体制」じゃないかと思っている。

2010-06-17 02:20:12
@edouard_edouard

「」をつけた含意を読みとった上でのコメントだろうと思うが、でも僕はなお「体制」だと思うな。RT @anarchist_kon: 「体制」は当たり前すぎる答えなので,別の答えを期待.Sが大文字になっている.<The Systemの訳語 @edouard_edouard

2010-06-17 02:21:25
@edouard_edouard

@jun_tmay 反発、とあるが、だからこそじゃないかな。

2010-06-17 02:21:53
@anarchist_kon

訳語を敢えて春樹本人が言わないところがミソ? @edouard_edouard

2010-06-17 02:21:56