つぶやき怪談があるのならリレー小説があってもいいかと、Twetter版「怪集」を始めてみました。
#kaisyu 膠着状態を破ったのは人参だった。プチン、プチンという音が金属のザルから響いてくる。ちらりとそちらに視線をやって後悔した。乱切りにされた切り口に、血走りピンクに染まった半球が、ぷちぷちと浮き上がっていた。それが一斉にぐるんと回転したかと思うと、こちらを凝視し始めた。
2010-06-16 21:33:32.@nekoyadou 代筆ありがとうございました。新たに@3petaアカウントを取りましたので、今後はこちらで乗っかって行きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
2010-06-16 21:41:08@nekoyadou えーと、ハッシュタグ#kaishuをクリックしても一致するツイートがないと表示されるのはぼくの問題でしょうか?早くも話を追えなくなって困った…。
2010-06-16 23:31:58@kotatakada 僕も追い掛けられていません。4話で終わると思って3話目を書いてみましたが、誰が4話目を書かれたのかしら。てゆーかまさか終わってない?w #kaishu
2010-06-16 23:37:00@3peta ええ、そのまさかです。そして実は途中から枝分かれしております。三話目で熊と神沼氏に分かれました。 @kotatakata 私の「お気に入り」で追えますよ。登録済みです。
2010-06-16 23:51:19@nekoyadou @kotatakada @kaitenzushi 確認したら、私とらんぐらさんのは半角スペース入ってませんでしたorz
2010-06-16 23:51:36@senbei_neko 今回は実験的なものなので、このまま行くので如何でしょうか。 しかし枝分かれしすぎてどう収拾付けるのか興味深し。 #kaishu
2010-06-16 23:56:12@nekoyadou もう少しバトンタッチの方法を詰めて考えると良いのかもしれませんねー。面白いです。一応4話目で完結しているのかしら?
2010-06-17 08:39:10まだ完結してません。三話で止まったままです。誰か続き書いてー。 ←他力本願 RT @3peta: もう少しバトンタッチの方法を詰めて考えると良いのかもしれませんねー。面白いです。一応4話目で完結しているのかしら?
2010-06-17 13:32:31#kaisyu 「嫌ああっっ!!」 手にした包丁で野菜を切り刻む。徹底的に切り刻み続け、フードプロセッサーでとどめを刺す。ペースト状のそれに眼が産まれる気配はない。ほっと胸を撫で下ろした時、背後に視線を感じた。ベビーベッドの中から小さな眼が覗く。私は包丁を掴み、ベッドへ近づいた。
2010-06-17 13:58:19#kaisyu たぶん @nekoyadou → @kotatakada → @3peta → @senbei_neko の流れは完結したかな。もうひとつの、@nekoyadou → @kotatakada → @t_ranzo → @senbei_neko の流れは未完。
2010-06-17 14:00:35@nekoyadou どちらも更新お疲れ様です。完結したものでも、その途中から分岐させたり、完結のさらに先を書くというのも面白いかも。
2010-06-17 23:12:22「こんにちは」パンの耳を芋に被せて話し掛けた。「パパ」可愛らしい声。細い首に食い込んでいく己の指の感触が蘇る。還ってきたのか愛美。何といじらしい。こうなってもまだ父を求めるか。だが、このままではまた腐ってしまう。今度こそ残さず食べてやろう。私は再び包丁を握った。 #kaishu
2010-06-20 17:04:23【種】 「おーい」「おーい」気付くと草原の真ん中に立っていた。辺りを見回しても誰もいない。風が肌を撫でるばかりだ。心細さに居ても立ってもいられなくなる。「おーい」「おーい」微かに誰かが呼ぶ声がする。声の方へ目を向けると、遥か遠くに手を振る人。そこで目が覚めた。 #kaishu
2010-06-22 23:17:56「おい」小さな古書店で、不意に背後から声を掛けられた。見回すが、奥の机の上に香箱を組んだ茶虎の猫がいる以外、人影はない。気のせいかと再び手の中の本を眺める。「おい」また声がした。振り返ると猫が此方を見ている。「いつまで迷ってんだ。買うのか買わねぇのか、どっちだ」 #kaishu
2010-06-23 18:44:09聡美は時々同じ夢を見る。妙にリアルで気味が悪いと言う。部屋の様子から、時代は西部開拓時代のアメリカらしい。鏡の前でブルネットの髪を整え、口紅を引いていると、いきなりドアが乱暴に開いた。驚いて振り返るとショットガンを持った男が立っている。刹那、胸に熱い衝撃。夫に殺された瞬間だった。
2010-06-28 00:57:14