長谷川幸洋氏（5/3～4）～「京都、錦小路ナウ。」

長谷川幸洋 @hasegawa24

なんとか主義とかんとか主義とか。人をそういうどっかの陣営にレッテル貼りしてしか議論できない人は、ものごとをレッテルでしか議論できない、っていうか考えられない単純な人よ。生身の現実はレッテルなんか、とっくに超えてる。それすら理解できない。

長谷川幸洋 @hasegawa24

日本の論壇は、残念ながら、いまだに新自由主義だのマルクス主義だの、なんだのかんだの、わけわからないなんだの主義で議論しようとしてる人が多すぎる。バカだね。話にならない。

長谷川幸洋 @hasegawa24

勝手にやってればいい。マスコミの世界でも、そんななんとか主義がどうたらこうたらとか「お前はなんとか主義だろ」とか。身の回りでもいまだにある。そんな馬鹿馬鹿しい議論につきあってる暇もエネルギーもない。はっきり言って、自分の勉強不足と知性の劣化を暴露してるだけ。

長谷川幸洋 @hasegawa24

だいたい、そういう人に限って、まず日本語の本しか読んでない。それはそうだ。世界の議論でなんとか主義だのかんだの主義だなんて議論はマイナーもいいところ。そんな話で政策論議ができるわけない。50年遅れ。

長谷川幸洋 @hasegawa24

若い人には、とにかく日本語の文献だけで勉強するな！と言いたい。そんな狭い世界で勉強してたら、世界で通用しない。もっとも、なんとか主義の議論が好きな人は、初めから世界で通用したいと思ってるわけじゃないだろうから、次元が違うだろうけど。そういう人に教わってる若い人は、本当に気の毒だ。

妄想が必要だよラカンさん @s33tt

@hasegawa24 訳本ではだめですか？トマス・ペインの訳本が絶版なのは情けない。仕方なく、Barnes & Noble Classicsのをかったがしんどい。7pillars of withdom　は3ページでダウン。

長谷川幸洋 @hasegawa24

@s33tt 訳本ではダメです。理由は原文を読めば分かります。原文を読まない理由はなんですか。読む根気がないというなら、勉強するつもりがないという話です。

長谷川幸洋 @hasegawa24

私の知る限り、ちゃんと中身で議論する人が「私はなんとか主義です」だなんて言うのを聞いたことがない。当たり前です。中身で議論していて、レッテルで議論してるんじゃないから。逆に「あれは、かんとか主義」とか言う人は例外なく、中身で議論できない人。

長谷川幸洋 @hasegawa24

中身で議論できない人が「あれは、かんとか主義」と人をレッテル貼りして、なんかモノを語ったような気持ちになってるだけ。中身で議論する人が「私は、なんとか主義」だなんて、恥ずかしくてばかばかしくて、するわけがない。なんで自分にレッテル貼るの？そんな必然性はどこにもないでしょ。

長谷川幸洋 @hasegawa24

ようするに「なんとか、かんとか主義」がどうたらこうたらっていうのは、自分に中身がない人が勉強不足を隠すために、人にレッテル貼って、ものごとをお手軽に理解しようっていうだけの話。ばかばかしくてお話にならないね。

長谷川幸洋 @hasegawa24

私は議論してる相手が「それは新自由主義」なんて言葉を使った瞬間から、これはバカだと思って、まともに相手にしない。時間のムダ。「それは市場主義」だの「競争主義」だのって言っても同じ。原理で議論せず、主義で議論しようとするのは、原理で物事を考えられない証拠。そういうのはバカです。

長谷川幸洋 @hasegawa24

市場はもともと相互依存、助けあいの融通関係から発生する。北朝鮮で政府の弾圧にもかかわらず、闇市場がなぜ成立するかを考えれば、自明。日本も同じ。敗戦で国が壊れた後、真っ先に立ち上がって希望の光になったのは新橋の闇市場だった。ダワーの「敗北を抱きしめて」が活写している。

長谷川幸洋 @hasegawa24

こういうのが原理。市場は優勝劣敗を助長するというのは、一面的な理解。劣ったものがなぜ淘汰されるか。参加者が選ばないから。なぜ選ばないか。それを選んでいたら、やがて自分が苦しくなるから。淘汰された参加者が別な形で再参入してくれば、全体として生産性と生産力が高まる。これも原理。

長谷川幸洋 @hasegawa24

主義っていうのは、ダイナミックな原理をまったく捨象して、表面的な結論だけを類型化する。私はそんなものに興味はない。人に勝手に類型化もされたくない。

長谷川幸洋 @hasegawa24

国が壊れても、市場は真っ先に成立する。国がバカな規制をしようとしても、市場は無視する。ここをどう考えるか。この点は近く、きちんと書く。

K.Kengo @KKnagomi

@hasegawa24 「バカな規制」を市場が無視する点についても、見解を楽しみにしています。