これは、バーナード(Chester,I.Barnard, 1886-1961)が『経営者の役割』(1938年)で述べている。参考までに。
2012-05-08 16:05:361人では達成できない目標を複数の人々が協同して達成するための意図的に調整されたシステム ・組織は目標によって駆動する(使命、ミッション) ・組織は社会である ・システムー誰かが設計、デザインしなければ形をなさない
2012-05-08 16:06:50(1)「分業関係と専門化」 まずは役割分担を決めろ。役割が決まると専門化する。個々の専門化の程度・度合いがその組織のカラーとなる。
2012-05-08 16:11:13飲食店:「フロント、バックヤード、ホール」メーカー:「携帯部門、家電部門」というアウトプットごと、「京都支部、東京支部、北海道支部」という地域ごと。
2012-05-08 16:14:28(3)「権限関係と階層化」 部門化を行ったら権限関係を決定しなければいけない。これは【組織管理の原則】にもある「統制の範囲の原則」が大きく関係する。
2012-05-08 16:16:57もちろん、メンバーの自立性、ポテンシャルが高ければ管理人数が多くてもよい。 逆に、複雑な仕事、密な連絡が必要な場合は少人数。仕事内容とメンバーのスペックにより権限の範囲は変動する。これをスパンオブコントロールという。
2012-05-08 16:19:49命令の発令所は1人につき1人のみ。命令する人が2人以上に命令するのはよい(赤矢印)。しかし、命令を受ける側が2人以上から受けてはいけない(Cさん、青矢印)。 http://t.co/v97fWlAy
2012-05-08 16:25:50というわけで、「統制の範囲の原則」と「命令一元化の原則」により、【権限関係と階層化】が行われる。意思決定のレベルに応じて垂直方向に伝えられる。
2012-05-08 16:30:00人数が増えれば「階層」が生まれる。 例:30人になった場合 ◯ヘッドを決める(1人) ◯サブリーダーを決める(3人) ◯その下に付ける(残りを3分割)
2012-05-08 16:31:16もちろん先ほどの写真を参考に。3分割された人はサブリーダーから、サブリーダーはヘッドからの指示によって動く。1人に対して1人のみ!
2012-05-08 16:32:29【組織管理の原則】1命令一元化の原則 2統制の範囲の原則 3権限と責任の一致の原則 4専門化の原則 5階層化の原則 6権限委任の原則(例外の原則)
2012-05-08 16:36:42