福島事故から1年:-森・田・畑から家庭菜園まで-
- junjiasakura
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①シンポジウム 10ページ「放射能除染の土壌科学―森・田・畑から家庭菜園までー」 9ページ:Cs濃度・スギ林は葉>幹で地表に少ない、広葉樹林では葉<幹、 かつ地表に多い。 http://t.co/yk7GdMHr
2012-05-10 11:53:08②シンポジウム 10ページ 林地のp堆積有機物除去で6~7割低減。 しかし、今は土壌に移行しているか?との考察。
2012-05-10 11:53:21③シンポジウム 12ページ 昨年の福島県の米作の分析:高汚染米が収穫 された小浜地区水田は排水が悪い。水耕実験では1Bq/lの低濃度でも600Bq/kg になる。カリウムも少ない。500Bq/kgのコメが穫れた水田の実験でカリウム施用 で1/10に低減する。
2012-05-10 11:53:35④シンポジウム 13ページ Csの土壌への固定化は数ヶ月かかる。高汚染米が 穫れた水田はフォールアウト時に雑草が覆っていた。 雑草の有機物に付着したCsは土壌への固定化が遅れた可能性がある。
2012-05-10 11:53:49⑤シンポジウム 14ページ 3事故時にCs は可溶性イオンとして雑草、稲ワラ、 落ち葉起源の腐植など)に吸収され、水田を覆っていいる。 水田が耕起され、土壌中にすき込まれた後も有機物の中に存在。 有機物は土壌中で徐々に分解、夏に急速に分解、可溶性 Cs がコメの根に吸収。
2012-05-10 11:54:02⑥シンポジウム 15ページ 原子炉の制御棒由来の放射性銀 (110mAg)は図のようにCs137,134より生物濃縮速度が速い。 ジョロウグモは900倍。ミミズも90倍。
2012-05-10 11:54:13⑦シンポジウム 16ページ 雲母は層間の負電荷の大部分で K+ を強く固定し「非膨潤層」 2:1 型層状ケイ酸塩で、 六員環とよばれる空洞部分があるが、Cs+ を固定しない。土壌溶液と接触し風化、膨潤層 となり、K+より1000倍、NH4+より200倍Csが付着する。
2012-05-10 11:54:27⑧シンポジウム 26ページ 飯舘村の凍土剥ぎ取りによる除染効果が 大きい。(1.28μSv/h→0.16μSv/h) 凍土が溶けた状態なら地表面の泥を掃き集める。
2012-05-10 11:54:41⑨シンポジウム 32ページ 福島県の土壌は粒子径2μm以下の粘土は18%、 粒子径2~20μmのシルトが25%。放射性物質の殆どはは粘土に付着、 シルトに少し付着、他の粒子径が大きい土壌には付着しない。
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