合理的な他者の信念を根拠とした信念形成:『12人の怒れる男』を例に

議論まとめ
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筒井晴香/Haruka TSUTSUI @8_tsut

@ueda_tomoo そうか、仮に上田さんの仰る線ではなくて、8号があくまでも「Pである」ことの根拠はなお十分である、と信じており、それでも9号が言うから無罪にした、と言うのなら問題にしたい例になるんだけど(そして、映画の中ではたぶんそうだった)、(続

2010-06-16 01:39:31
筒井晴香/Haruka TSUTSUI @8_tsut

@ueda_tomoo  続)そうなると8号の合理性が怪しいかもという流れになるかと思います。途中で投げてしまい失礼しました。

2010-06-16 01:43:14
o @______o_oo

@tsutsuiharuka 8の合理性は失われないと思われますが,それは有罪を証拠立てるために「ナイフが手に入りにくいものである」という命題が必要である限りにおいてです.

2010-06-16 01:47:08
立花 幸司 (Koji Tachibana) @tachibanakoji

@tsutsuiharuka 米国の映画版の印象は忘れてしまいましたが,三谷幸喜版(といっていいのかどうかわからないけど)はむしろ(他人の主張という)間接証拠に基づく意志決定の拙さを強調していたような記憶がある.信頼性主義の有名な例ってなんだったっけ...

2010-06-16 01:30:17
@y_yossarian

眠れないのでtsutsuiharukaさんのつぶやきについて考えていたが、ポイントがなにかよくわからず。「合理的な人の信じていることは真であることが多い」「合理的な人がPでないと信じている」→「Pでないことは真であるかもしれない」というのは、少なくとも非合理的ではないのでは。

2010-06-16 03:54:24
@y_yossarian

うーん、ではなぜ合理的な8号がPでないと主張するのかという根拠が9号には次に問題となるけど、現在示されている根拠は十分説得的に思われない。そこからなんで9号がさらに別の根拠を探すべきだと推論するかというと、もう8号が合理的であることとは関係ないような気がする。

2010-06-16 04:17:26
筒井晴香/Haruka TSUTSUI @8_tsut

数日前の8号9号の話について、島村修平さんよりコメント「『どういう証拠があるか』と『証拠をどう見積もるか』の区別が鍵ではないか」「8号は9号の主張をうけて自分の証拠評価能力に疑いを持つ一方で、『9号の合理性の評価』においては自分の証拠評価能力に依拠しているところがパラドキシカル」

2010-06-18 23:17:58