twitter公開読書会 第8回「ピクサー流マネジメント術」まとめ
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@ToshioOkada この「インスピレーションにかける」部分が、肝ですよねえ。これは、みなを納得させるだけの熱意やプレゼンテーション能力か、押しも押されぬ実績か、ともかく何か圧倒していないと成り立たないような気がしないでもない。 #otakingex
2010-06-19 10:34:28「トイ・ストーリー2」は最初、ビデオアニメとして企画、後に劇場映画の企画になったけど、スタッフは同じ。ここで問題が生じる。ビデオアニメの監督やプロデューサーが作った絵コンテでは、作画を開始できるクオリティに達しなかった。何度リテイクを繰り返してもダメ。 #otakingex
2010-06-19 10:35:25@ToshioOkada ピクサーのやり方が、一般企業に応用が難しいと思うのは、「才能が才能を認められる」のだから、社内政治的なものにエネルギーを費やすような組織が多く、それが普通であるならば、才能ある人が入ってくる余地がまずないってことなんだよなあ。 #otakingex
2010-06-19 10:36:26ビデオ版のスタッフが作った「ハイ・コンセプト」にはなんの問題もなかった。「カウボーイ人形のウッディが日本のおもちゃ博物館に売られる」というアイデアは完成後も維持。しかし、ウッディの葛藤や選択が描けなかった #otakingex
2010-06-19 10:37:22@ptarou @ToshioOkada そんなことないですよ。人より10倍頭が回る新人の参入とかは、例えばソフトウェア産業ではよくあるのです。大規模開発の場合、たいてい悲劇になります。残念なことに。 #otakingex
2010-06-19 10:38:16@ToshioOkada ここで方針転換できるのがすごい。それは実績と資金調達力などが秀でているからだと思うけど、こんなにうまくいったのかな。結構、内部ではもめて、やめていった人とかいそうだけど。ちょっと美談とはいわんまでも、本の中に葛藤がないんだよなあ。 #otakingex
2010-06-19 10:39:20しかし、一流監督が参加してから「オモチャたちが抱える恐怖」というアイデアが生まれ、それがジェシーというカウガール人形へとキャラ化される。子供はいつかオモチャに飽きて成長する。オモチャは主人と同じ関係を保つことはできない。 #otakingex
2010-06-19 10:39:41「トイ・ストーリー2」の教訓は「アイデアよりも、それを運用する人材のほうが大事」と教えてくれたこと。凡庸なチームに良いアイデアを与えても台無しにされる。しかし優秀なチームは凡庸なアイデアも改善し、素晴らしい作品にできる。 #otakingex
2010-06-19 10:41:41(再提出)だから「管理職の仕事はリスク回避ではなく、危機からの回復力」となっているんですね。RT @ToshioOkada: 「才能があると見込んだら、そいつのインスピレーションに賭ける」という意味でもある。(後略) #otakingex
2010-06-19 10:41:47@ToshioOkada アメリカの家族主義というか、家族のあり方とか、身の回りの人間関係に重ねられる部分が多いんだろうなあ。未知との遭遇も、私には家族物語に見えないこともないしなあ。 #otakingex
2010-06-19 10:41:57「いない前提」じゃなくて、「いるのは稀」だから常に目を光らせて、見つけたら大事にするって事では? RT @hal95000 「そんな人間は一つの現場につき数人しかいないと思え」なのか「そんな人間は現場にはまずいないという前提で動け」なのかどっちでしょう #otakingex
2010-06-19 10:43:51岡田のつぶやき:「凡庸なチーム」「卓越した才能」と言い切ってしまうのはすごいよな。僕は個人の才能差よりも「組み合わせ」「環境」を優位に考えてしまう。でも米国人の考える映画作りって、まるでスーパーチームで競うスポーツみたい。 #otakingex
2010-06-19 10:44:07富野監督の言葉に「若い才能を潰すな。才能ある若者に場を与え、それに従う。それに屈服する老人でありたい。」「そうは言っても、それが正解なのか、わからないことが問題。」とひっくり返していましたが。 #otakingex
2010-06-19 10:44:45「才能が違う」とピクサーの社長なら答えるだろうね #otakingex @Akyllar: @ToshioOkada 横道にそれますが、劇場とビデオのスタッフは技量が違うのでしょうか?求められているものが違うのでしょうか?
2010-06-19 10:45:13同意RT @ptarou: ピクサーのやり方が、一般企業に応用が難しいと思うのは、「才能が才能を認められる」のだから、社内政治的なものにエネルギーを費やすような組織が多く、それが普通であるならば、才能ある人が入ってくる余地がまずないってことなんだよなあ。 #otakingex
2010-06-19 10:46:07IntelのCPU開発もチームごとに競わせてますね。日本なら全員で一緒に考えようになるところを。背景才能が未知だから環境を作る文化 RT @ToshioOkada: 岡田のつぶやき:…でも米国人の考える映画作りって、まるでスーパーチームで競うスポーツみたい。 #otakingex
2010-06-19 10:46:08@ToshioOkada アメリカの合理性を感じます。職人芸はそれぞれあるのだけど、日本的な職人芸とも違うしプライドの持ち方も違いそう。難しい。いいものを作り上げることに参加した喜びなのか、顕名が喜びなのか、社会に貢献することか、名を残すことが是なのか。 #otakingex
2010-06-19 10:46:41ジョブズの独善的思考を端的に表しているような感じ RT @ToshioOkada: 岡田のつぶやき:「凡庸なチーム」「卓越した才能」と言い切ってしまうのはすごいよな。 #otakingex
2010-06-19 10:47:31岡田のつぶやき:「真の才能を持つものは稀である」というのには、半分だけ同意。別に「真の才能」なんかなくても素晴らしい作品は作れる。あと「意外なスタッフや仕事との組み合わせによって、隠れていた真の才能が目覚める」というケースも多い。 #otakingex
2010-06-19 10:47:59@ToshioOkada 「才能が違う」といわれて、日本の組織で部下を納得させるには、やっぱり「徳」を持っている人というように、制作的な才能ではなく、違うものが要求されるような印象があります。 #otakingex
2010-06-19 10:48:49プロジェクトマネジメント的なお立場ですね。PMもまた米国発祥というところが思考の土壌の広さを感じさせます。 RT @ToshioOkada …あと「意外なスタッフや仕事との組み合わせによって、隠れていた真の才能が目覚める」というケースも多い。 #otakingex
2010-06-19 10:51:23僕はそう思うよ #otakingex RT @stay_advanced: @ToshioOkada 「卓越した才能」優位というのは、スーパーマン幻想ってことでしょうか?
2010-06-19 10:48:52でもね、独善的思考というのは指導者に必要な資質でもあるんだ #otakingex T @cobati73: ジョブズの独善的思考を端的に表しているような感じ RT岡田のつぶやき:「凡庸なチーム」「卓越した才能」と言い切ってしまうのはすごい #otakingex
2010-06-19 10:50:07感動はパターン化できる気がしますが。アイデアをチェックしないと結局同じような感動が多いなと。 RT @ToshioOkada 映画の本質はアイデアではなくて感動。感動はフレーズ化できない @minejiro: ワンフレーズで本質を伝える命名力は大事だと・・・ #otakingex
2010-06-19 10:50:54@ToshioOkada 人と人との組み合わせに責任を持って行動できる役員って少ないんだよなあ。社内外に「エクスキューズ」をするように仕事をして、ストレスをためず、その会社内作業をしてすごす非合理さが私の経験する社会ではいまだに根強いからなあ。 #otakingex
2010-06-19 10:51:50