吹奏楽の指導メモ

@genbasuさんによる、吹奏楽指導関連の一連のつぶやきまとめ。納得です。
2
@genbasu

全国のB編成団体の吹奏楽部さま。決して吹き過ぎないように、拍を身体で取らないように。それは音楽ではなく、どちらかというと騒音の部類なんです。審査員が悶え苦しんでしまいます。

2010-06-19 17:49:44
@genbasu

吹奏楽ネタ。なぜ野球応援のような演奏になるのか? 音を発音するタッチを大切にし、あとは響かすだけという感覚が大切。ただ大きな音を出すことだけを考えると、音が荒く汚くなります。吹奏楽部のほとんどが後者です。しかも、困ったことに音大卒業者のほとんどがこのことを理解していないのが現状。

2010-06-19 22:17:02
@genbasu

吹奏楽ネタ。腹式呼吸が重要なのではありません。音を腹で支えコントロールするために、腹式呼吸が有利なのです。しかも口でブレスすると必要なだけの息が肺に入っていきません。基本は鼻で深く吸います。方法論ばかしが先行していますが、本当に必要な核心が抜けているのが残念です。

2010-06-19 22:21:09
@genbasu

スコアに書いてあっても、音楽的に必要がなければ聞こえなくてもよい音があります。最初に充分に楽譜を読み込んでからCDなどの参考音源を聞いて下さい。そうすれば、おのずと判ってくると思われます。ただし、音の解像度が良いイヤホン(1〜2万円以上)を使用するのが前提です。

2010-06-19 22:26:55
@genbasu

吹奏楽ネタ。身体を動かして拍をとらないこと。音楽のフレージングが全く破壊されています。そんな風に息を合わせるのはただの思考停止状態ですね。実は何にも考えないで惰性で吹いているに等しい行為。

2010-06-19 22:31:30
@genbasu

(アマチュアや学生に対する)指揮者はどんな状況になっても怒らないこと。個人の責任を追及したり、指揮に合わせさすなどは愚の骨頂。笑顔で誠意を尽くし、常に奏者がリラックスした状態で演奏できるよう最大限の注意をすべきです。一番大切なのは、本番でベストな演奏ができること。

2010-06-19 22:36:05
@genbasu

ハーモニーを作るときに、第5音が+2セント、第3音が-13セントなどという亡霊は忘れましょう。主音に対して、5音が少しだけ楽に、3音がそっと入るという感覚で充分。その代わり、トニックへ戻るときの安定感ある響き感覚を理解して欲しいです。重要なのはハーモニー進行の表現力ですね。

2010-06-19 22:42:48
むらりんご / murapple @murapple

…3音13セントとかよく言うけど、人間は機械じゃないから無理だよねー。まぁ当時弦バスだったから関係なかったけれど。

2010-06-19 22:45:13
むらりんご / murapple @murapple

しかし@genbasuさんがつぶやいていたことの多くを、当時のコーチに言われた記憶があります。体で拍を取らない、腹式呼吸がなぜ必要なのか…。そしてもう一つ、弦なのに腹式呼吸のトレーニングを一緒にやった記憶が…あれは意味があったのだろうか

2010-06-19 22:56:48
@genbasu

@murapple 息を吸ったら貯めずにすぐに吹き出す。この発音感覚が弦楽器にも有用なのだと思います。弦に腕の重みでテンションをかけ、そのまま肘(腕全体)を横に動かすだけ。そこに管楽器の発音メカニズム感覚をプラスすると、ビート感を表現する練習になるのではないでしょうか。たぶん…

2010-06-19 23:02:49
@genbasu

音階練習で、3音は少し低めにとるという指示。それって違うからぁぁぁ。なんでそんな風に理解してしまったのでしょう?

2010-06-19 23:11:10
むらりんご / murapple @murapple

@genbasu 当時それぐらい説明されていたらなぁ、という気持ちです(笑) コーチは、この楽器には少々疎かったようなので、そこまで考えていたかは謎ですなー(^^; まぁでも吹奏楽器の方が圧倒的多数ですから、知っておいて損は無いんでしょうね

2010-06-19 23:12:06
@genbasu

どのように音楽を表現するかという思い。音楽を表現するための技術力。今までの音楽的な経験。そして、それら三者を結びつけるのが音楽へのあくなき情熱。これら「三位一体+1」が、熱い音楽パフォーマンスを生み出す要素ではないでしょうか。

2010-06-19 23:25:40