ちょっとメンタルに救いのある小話

マンガ評論家の伊藤剛さんのツイートがとっても素敵だったので個人的にまとめました。
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竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

自分自身も経験があるのだけれど、調子が落ち込んできた時、若い頃は「すぐ回復するさ」と耐え忍んでいるうちに大抵はなんとかなった。しかし40を越えた辺りから、回復してもピーク時の八割とか、実感としてはそんな感じになった。それが年をとるということなのかも知れない。

2012-02-17 09:20:01
伊藤 剛 @GoITO

いまRTした竹熊さんの「実感」なんだけど、正直「そういう感じ方もあるのか」と思った。「調子の落ち込み」はメンタルなものだと思うんだけど、ぼくの場合、歳をとるにつれ、メンタルな落ち込み自体が少なく、軽くなってきていて、やりすごし方、回復のコツなんかも年を追うごとにわかってきている。

2012-02-18 05:28:36
伊藤 剛 @GoITO

加齢による衰えはもちろんあるのだろうけど、それ以上に、若いころに強かったメンタルな不具合というか齟齬というかがだんだん解消されていく度合いのほうが、幸いにも勝ってるという感じ。幸いにも、と言ったが、だから若いころろくに仕事できなかったわけで、ちっとも幸いじゃないかも。

2012-02-18 05:30:13
伊藤 剛 @GoITO

まとめると、個々人で「年をとる」という実感にもいろんなものがあるのだなという、ごく当たり前の話。

2012-02-18 05:30:56
伊藤 剛 @GoITO

若いころ、というか三十過ぎくらいまでわりとしょっちゅうあった、「世界全体が自分に向かって倒れ込んでくるように思えるわけのわからない恐怖」なんかはもう起こらなくなった。あれが始まると本当に布団に潜って耐えるしかなかったもんな。

2012-02-18 05:34:01
伊藤 剛 @GoITO

だからね、スミスの"I know it's over"の冒頭の歌詞、Oh Mother, I can feel the soil falling over my head はひどくリアルなものとしてあったのですよ。かつては。 http://t.co/YadWnXae

2012-02-18 05:36:49
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伊藤 剛 @GoITO

むしろ、40歳をすぎたあたりから、メンタルな調子の落ち込みがあっても、それから回復すると、102%くらいになって、なんだかちょびっとずつ向上してるぞ、という感じのほうが強かったりする。まー以前がダメダメだったから、というだけのことだと思うけれど。

2012-02-18 05:41:53
伊藤 剛 @GoITO

102%くらい、は大げさだな。そんなに高い比率であるわけがない。100.05%くらい、いや100.005%というのが実情でしょう。

2012-02-18 05:42:59