みちのく総合診療医学センター レジデントデイ 第5回 まとめ
健診や初診で来院したリスクファクター持つ症例に対して,行動変容の型に合わせてアプローチしていく経験は大切.全国的に行動変容に関して弱いレジデントが多いとのこと. #MCPCGM
2012-05-14 16:51:19複数の医師が交代で関わる訪問診療では,新鮮な目で現在病名が本当に正しいのか,機能評価(CGA)を改めて行うのが結構重要.症例ごとに,何を求められているのか意識することが大切. #MCPCGM
2012-05-14 17:07:53慢性期の安定している訪問診療では,内服状況・必要性(不要なものがないか)の確認,介護者のケア,五快(快食・快眠・快便・快重・快動),緩和ケア(身体・心理・社会・霊的苦痛の緩和)を行うのがよい. #MCPCGM
2012-05-14 17:11:29またDressing(靴下履けるか,ボタンがかけられるか),Eating(箸・スプーン・先割れスプーン何を使用しているか,ムセはあるか),Ambulating(移動機能評価:トイレに行ってもらう),Toiletting(トイレに間に合うか,下着の上げ下げは可能か) #MCPCGM
2012-05-14 17:14:49Hygiene(湯船に入るか,背中を洗えるか)⇒湯船と背中が洗える人は,統計上DEATが自立している.背中が洗えないひとは転倒リスクあり. #MCPCGM
2012-05-14 17:16:13ADLが自立している場合は,,, S-Shopping(買い物) H-Housekeeping(そうじ) A-Accounting(お金の管理) F-Food preparation(調理) T-Transport (乗り物を使う) も確認を. #MCPCGM
2012-05-14 17:17:41以上を小分けにして確認していると,落ち着いている訪問診療の人であっても診るべき項目は沢山ある.顔確認の往診だけにとどまらないように... #MCPCGM
2012-05-14 17:20:19高齢であっても元気な方は少なくない.そのような方が比較的急激に衰弱し,その原因がいわゆる「衰弱」だったとしても「高齢だから不可逆的で対応が難しい」というニュアンスを伝えても,家族は受け入れがたい. #MCPCGM
2012-05-14 17:31:13ALSなどの神経難病の訪問診療では,独特のQOLなどを考慮する必要がある.「神経難病 緩和」で検索してみるといいかも.またALS協会などの自助組織も大切. #MCPCGM
2012-05-14 17:38:21高齢で予後が芳しくない方について,キーパーソンにAdvanced directiveを確認する場合は,本人とキーパーソンの間で紡がれたストーリーを把握していないと難しいケースがある. #MCPCGM
2012-05-14 18:02:11肺炎症例では喀痰グラム染色が重要.起炎菌推定や治療反応に役立つ.基本的・簡便な検査だがしっかり身につけるべきスキル. #MCPCGM
2012-05-14 18:26:28総合病院では症状・所見について診断と治療が求められる.一方,診療所ベースでは診断がつかないことも多いので,緊急性・重症度が高くないことを確認して経過観察するケースが現実として多い.どちらも科学的対応であり,優劣ではないことを理解する必要がある. #MCPCGM
2012-05-14 18:39:08そのため診療所セッティングでは,Red Flag(重症・緊急疾患が疑われ高次医療機関への紹介を必要とする徴候・所見)を把握しておく必要がある. #MCPCGM
2012-05-14 18:40:42思春期の便秘症は,一般成人の単純便秘症としてアプローチして改善しない場合,「思春期の便秘症」としてアプローチする必要性がある.市販の「◯ー◯ッ◯」の長期使用は安全性に懸念あるため介入必要. #MCPCGM
2012-05-14 19:03:59思春期に関わる医学的アプローチについては,「adolescence」で検索すると多様な情報を得ることができる. #MCPCGM
2012-05-14 19:11:40外来診療ではFIFEを自然に実施できるように日頃からリフレインしておくと良い.自己意思で受診しているケースでは,必ずFIFEを把握したほうが良い. #MCPCGM
2012-05-14 20:02:17Feeling(どのように感じているのか) Ideas (どのように考えているのか) effect on Function(患者の日常生活にどのような影響が及んでいるのか) Expectations for treatment(どうしてほしいか) #MCPCGM
2012-05-14 20:03:11