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冒頭のVTR

とし @toshihiro36
<ナレーション> 戦後、アメリカによる統治が続き、日本の急速な発展から取り残された沖縄。復帰すれば基地や経済格差のない、豊かな暮らしが手に入ると多くの県民は期待を寄せました。復帰後、国が沖縄に投じた復興予算は総額10兆円。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 沖縄の経済の自立的発展が目的とされましたが、次第に基地負担の見返りという性格も強まっていきました。40年経っても失業率や県民所得は全国最低レベル。国からもたらされる金への依存が深まり、自立に向けた確かな展望は開けていません。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 基地と金の構図はどのように生まれ、広がっていったのか。そこからどう抜け出していくのか考えます。

VTR終わり

とし @toshihiro36
国谷:復帰から40年を迎えた沖縄です。いまも沖縄本島の面積のおよそ18%を基地が占めています。騒音や事故の危険といった生活面での悪影響に加え、すくなかわず人々は基地があるため、企業の誘致や産業の発展が阻害されてきたと感じています。
とし @toshihiro36
国谷:ご覧のように住宅街の真ん中に大きく横たわる基地。基地は沖縄経済に何をもたらしたのか。復帰後、国から沖縄に注がれてきた振興予算は10兆円。立ち遅れてきた道路や学校などのインフラの整備が進められ、インフラは復帰20年後に本土の平均水準に達しました。
とし @toshihiro36
国谷:その後、国からのお金は、基地負担への見返りという側面が次第に強まっていったんです。10兆円。ものお金が注がれてきたのにもかかわらず、県民の平均所得は全国平均の7割にとどまっていますし、また失業率も全国平均を大きく上回る7.1%に上っています。
とし @toshihiro36
国谷:今日は基地周辺の市町村に、長年巨額の交付金や補助金といった振興策が投じられてきたにもかかわらず、なぜそれが経済の自立につながらず、むしろ振興策に依存するゆがんだ不健全な構図が生まれてきたのかをご覧いただき、そこから自立に向けて何が求められているかを見つめます。
とし @toshihiro36
国谷:基地の返還を強く求める声。その一方で経済面で基地に依存する体質。基地と金に翻弄され、自立が結果として阻まれてきた構図がどのように生まれてきたのかを、まずご覧ください。

VTRが流れます

とし @toshihiro36
<ナレーション> 沖縄本島中部のうるま市、県が今年度から新たに立ち上げる事業の予定地の視察が行われました。7万平米の空き地を造成し、IT産業の拠点施設を整備することにしています。
とし @toshihiro36
県職員:(整備費は)だいたい全体で40億円になるかなというところです。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 前の年度より600億円あまり増額され、2900億円を超えた沖縄の振興予算。どう使うのか、4月に入ってからも会議が続けられていました。実はまだ123億円の使い道が決まっていないのです。予算を無駄遣いせず、県の将来につながる事業を考えるのに苦心していました。
とし @toshihiro36
平良部長:(国の振興予算が)2900億までいくとは全く思っていなかった。まあ、国にはいろんな思惑があるでしょう。でも、国は国の思い、沖縄は沖縄の思いでやればいいと思うんで。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 過重な基地負担を背負う沖縄に対して、政府が投じる多額の振興予算。いわゆる“基地と金”の構図が鮮明になったのは、アメリカ兵による少女暴行事件がきっかけでした。沖縄県民の反基地感情は頂点に達しました。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 沖縄の基地が維持できなくなるのではないか。政府は対応を迫られました。事件の翌年に就任した橋本総理大臣は、一人の元官僚を沖縄との交渉役に選びました。下河辺淳・元国土事務次官です。今回NHKは下河辺さんが当時作った、手書きのメモを発見しました。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 沖縄が要望する具体的な振興策を、国を挙げて行うことが基地問題の解決につながると書かれています。橋本総理との間では、振興策の額についても話し合われました。
とし @toshihiro36
下河辺「総理、みんながびっくりするような額でないと意味がありません。」 橋本総理「それはいくらなんだ?」  下河辺「50億です」
とし @toshihiro36
<ナレーション> このやり取りの5日後、橋本総理は当時の太田知事と会談。提示された50億円の振興策を、太田知事は受け入れました。さらに政府は、普天間基地の移設問題でも振興策を全面に打ち出します。内閣官房長官を務めた、野中広務さんです。沖縄の振興策に深くかかわった一人です。
とし @toshihiro36
野中:沖縄で軍事的に残されている問題を、少しでも片付けていく。それには必要な公共事業もやらなくちゃならない。それが振興策に変わっていくようになってきたわけですね。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 振興策を条件に基地の県内移設を受け入れるべきか。平成19年に行われた県知事選挙では、この問題が最大の争点となりました。県内移設にあくまで反対の立場を明確にした大田知事。一方、対立候補の稲嶺氏は経済発展から取り残されている沖縄には振興策が必要だと訴えました。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 選挙は稲嶺氏が勝利。県民は政府の振興策に沖縄の未来を託したのです。
とし @toshihiro36
大田・元知事:お金は怖いですよ、すごく。人の魂を簡単に買い取ることが可能ですからね。
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コメント

cinefuk 🌀 @cinefuk 2012年5月20日
仲井真沖縄県知事「地政学は時代遅れのオカルト」 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-25_30273/ 何故沖縄に基地があるのか、今の知事ですら理解してないのか。
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